下倉楽器 管楽器売場&リペアセンターの「ココだけのハナシ」

「楽器の街」お茶の水下倉楽器で管楽器に携わる社員によるブログ。
社員個人の主観的な意見をバンバン掲載していきます!

ドリームフェアの選定品。その裏側で・・・・

2012-05-10 | イベント情報

すごい本数のクラリネット達。

なぜこんなに並んでいるのか・・・・。

シモクラ・ドリームフェアでは、毎年、コンサート出演のプレイヤーの方たちに、

楽器の選定をしてもらっています。

4月は進学や入学のお祝いや、部活への入部などで楽器を購入されます。

お祝いの楽器、初めての楽器、大切な楽器。

より良い楽器を、より大きな安心を、価値ある一本を。

そのために、下倉楽器とコンサート出演者は心をこめて、

一本一本を選定します。

今回は、ドリームフェア・選定品の裏側をご紹介しましょう。

あ、この記事、いつもの鈴木が担当していますが、選定品についてのお問い合わせは、

各店舗にてお願いします。

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さて、先程のクラリネットの写真、誰が選定しているかというと、

 

NHK交響楽団首席 伊藤 圭さんです。

この本数をくまなくチェックしたわけですから、結構な体力を使います。

そして、無事伊藤圭さんに選定された楽器は、下倉楽器が店舗に運び、

大切に保管します。 

お次は、

 

トロンボーンです。選定人は・・・

 

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 佐藤 洋樹さん

サウンドはもちろん、スライドの具合も確かめます。

  

トランペットを選定してるのは、

NHK交響楽団首席 菊本 和昭さん

ピストンの動き、音色、伝達性を確認。

 

東京交響楽団首席 ジョナサン・ハミルさん

 ヤマハの担当者と各モデルの特徴を確認。

 

東京交響楽団 内藤 知裕さん

同じフレーズを何度も演奏し、個々の違いを確かめています。

さて、ここまでの選定場所はヤマハのスタジオなどで行っていますが、

実は下倉楽器の試奏室でも行われていました。

もしかしたら、その光景を見た方もいらっしゃっるのでは 

 

トルヴェール・クヮルテットの 須川 展也さんと新井 靖志さん

前回、リペアの三浦が書いた記事のように、

「ここがもう少し・・・だったらな~」って時は、我らリペアセンターの 出番です。

 

下倉楽器本店の向かい、下倉バイオリンの試奏室では、

東京交響楽団首席 佐藤 友紀さんとシエナ・ウィンド・オーケストラ 熊代 祐子さん 

お互いの意見を確認しながら、トランペットの選定を行っています。 

下倉楽器の営業担当者や店舗スタッフも、先生方の日程、予約楽器の本数やモデル、

ご購入されるお客様の所属学校などを、間違いのないよう入念に打ち合わせ。

営業車もここぞとばかりに大活躍!(笑)

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先生方の心のこもった選定と、

下倉スタッフのまごころ(笑)が詰まっている楽器達は、

無事に、真の演奏者の手に渡るのです。

 

価値ある一本を手にした皆様、

その楽器と末永く音楽を奏でてくださいね!

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ん~今回の記事も長くなってしまったかあ??(笑) 



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