辛々臭

徒然なるまゝに、日暮らし、PCにむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂欲しけれ

DQ5の妄想についての補足

2012年06月18日 23時55分30秒 | DQ
以前の妄想の中で、ライアンやマーニャに関係する装備と「グランバニア」のつながりを述べた。

その中で、マーニャの武器として、「マグマのつえ」「りりょくのつえ」に次ぐ「まふうじのつえ」が死の火山にあるのは間違いではないかと指摘したのだが、先日「いのちのリング」についての考察をした際に、それが間違いではないと気づいてしまった。

今回はそれについて述べたいと思う。

「いのちのリング」についての考察をした際に異世界への扉を開く能力があると述べたが、DQ5の世界では魔界に行く為に必要なアイテムが他に2つある。

そう「ほのおのリング」と「みずのリング」である。
この3種類のリングが全て揃って初めて魔界への扉が開くのである。

そして、リングは魔界の門の前にある3体の女神像(?)に捧げる。

DQファンであれば「3体の女神像=3人の女性」、「命、炎、水」以上の2つから何か想像できないだろうか?

今までの妄想について全て読んだ方ならわかるかもしれない。

そう、DQ4の「アリーナ(命)、マーニャ(炎)、ミネア(水)」である。

ここで、「アリーナの命、マーニャの炎はわかるが、ミネアの水は納得できない」という方がいるかもしれない。

確かに、DQ4でミネアに水のイメージは無い。

しかし、物語の中でマーニャとミネアは対比しており、陽と陰の関係にあったことは間違い無い。
つまり、太陽と月、の様に、炎と水というわけである。
マーニャが炎のイメージは使用するメラ、ギラ、イオ系の呪文からも判断できる。

尚、「みずのリング」を戦闘中「どうぐ」として使用した際の効果は「バギ」である。
バギ系呪文はミネアの十八番である。


そして「ほのおのリング」は死の火山に、「みずのリング」は滝の洞窟にある。
死の火山には「まふうじのつえ」、滝の洞窟には「やすらぎのローブ」が落ちている。

「まふうじのつえ」は先に述べた通り、マーニャに関係する武器と推測でき、「やすらぎのローブ」に関してもミネアとの関連は想像に難くない防具の1つである。



更に、「ほのおのリング」と「みずのリング」の関係について妄想する。


この2つのリングはルドマンが花婿の証と手にいれてくる様に依頼したもので、偶然にも「サラボナ」の近くにあり、そのどちらともが魔界への扉の鍵となっていたのである。

これをゲームだからの一言で片づけてしまうことは容易い。

しかし、ここから妄想を広げるのがプレイヤーの楽しみである。

ルドマンは家宝に「てんくうのたて」を持ち、船を所有し、さらにはそれを赤の他人に無料で貸す程の資産家である。
その上、150年前に「ブオーン」という怪物を封印した祖先を持ち、代々それを封印
した壺を見守る役目があった。

正に、只者ではない。

そして、ルドマンは娘フローラの結婚相手として肩書きも人柄も関係なく、唯単に強さのみを求めた。
フローラの意思など全く意に介さないのである。
あれ程の資産家にして町民から慕われる程の人格を持つルドマンにしては異常である。

もちろん、これは間もなく封印の切れる「ブオーン」を倒す強者を捜していた為である。

また、ルドマンは2つのリングについての詳細を知っていた節がある。
これは「ほのおのリング」を見つけた主人公に対して「みずのリング」というからには水に関係した場所にあるに違いないと船を貸してくれるとことからも推測できる。
借りた船は何故か外界に出れず、「サラボナ」の近くを流れる川を遡ることしかできない。
通常ならこの時点で「ポートセルミ」にある外界用の船を貸してくれてもおかしくはない。
つまり、ルドマンは「みずのリング」の場所の検討がついていたのは間違いない。

さらに、あれだけの婿候補がいるのだから、「ほのおのリング」と「みずのリング」を別々の候補が見つけてしまう可能性も考えられる。

しかし、ルドマンは「ほのおのリング」を主人公が持ってきた時点で、花婿候補を主人公一人にしぼり、さっさと結婚式の準備を始めてしまうのである。

それもそのはず、ルドマンは「ほのおのリング」は、「ようがんまじん」を4体も倒さないと手に入らないことを知っており、「ようがんまじん」を倒せるなら「みずのりんぐ」は容易く手に入れられることを知っていたのである。

その為、「みずのリング」につながる川には「やまおくのむら」によって水門が設置され、普通の人間は通れない様にしていた。
おそらく、「やまおくのむら」の職人に「シルクのヴェール」を依頼した際に、主人公から水門を開ける様に依頼されたら開けてやるように村人全員に指示を出していたに違いない。

無論、主人公が「やまおくのむら」で偶然(!?)ビアンカと出会い花嫁候補にしてしまうことまでは想像しなかったに違いない。

しかし、ルドマンはこのハプニングさえ自らのプラスに変えてしまう。

主人公がビアンカと結婚してしまえば、フローラの意思に反して結婚させる必要はない。
しかも、結婚式の手配をしたり、主人公の欲しがっていた「てんくうのたて」を渡すことで恩を売っておくことができる。
いざ「ブオーン」が復活した際にはそこに付け込めると密かに企んでいたに違いない。


話がそれたが、以上の様に「ほのおのリング」と「みずのリング」はルドマンの家系に関係しているのは間違いなく、おそらくルドマンはDQ4のトルネコの子孫である可能性が高い。

DQ4の冒険が終わった際、エンディングで勇者は故郷の村に帰る。
もちろん、そこはデスピサロによって滅ぼされ、誰もいない。

しかし、最後に奇跡が起こる。

主人公の幼馴染「シンシア」が蘇るのである。
(一部ファンの間では、幻だとする説もあるが、堀井氏は一蹴している)

そして、それを見計らったかの様に、導かれし仲間達が集まるのである。
私の妄想では、仲間が協力して天空の城に行き、マスタードラゴンにシンシアを蘇らせる様に依頼したのだと考えている。
だからこそ、あのタイミングで全員が揃ったのである。

では、その後彼らはどうしたのだろうか?

私の妄想では、勇者は最終的に天空装備を仲間達に預け、天空に帰ったと考えている。

もちろん、マスタードラゴンは勇者の父親の敵であるし、勇者の祖父は地上にいるので、地上で暮らしたと考える方が最である。

しかし、天空城には勇者の母親(の関係者?)と思しき天空人もおり、DQ5では天空城の動力であるゴールドオーブを作ったとされる妖精の城にDQ4の勇者の肖像画が飾ってあることからも、最終的には天空の城に住んだと考えたい。

何より、ビアンカがDQ4の勇者の子孫だと考える方がロマンがある。

また、天空の装備は。
「てんくうのたて」=ライアン
「てんくうのよろい」=アリーナ一行
「てんくうのつるぎ」=トルネコ
「てんくうのかぶと」=マーニャ・ミネア

に引き継がれたと考える。

尚、仲間達のその後については、
ライアン・マーニャ⇒「グランバニア」
アリーナ一行⇒「サントハイム」が「ラインハット」に
トルネコ⇒ルドマンの祖先
ミネア⇒砂漠の城の女王の祖先

になったと考える。

ちなみに、「てんくうのたて」と「てんくうのつるぎ」に関しては、DQ5の時点では関係性が逆になっている。しかし、DQ4を考えた際、「てんくうのたて」は元々ライアンのいた「バトランド」の国宝であり、トルネコの冒険の目的が「てんくうのつるぎ」であったことから推測して判断している。

そして、私の妄想の中では、ライアンが「てんくうのたて」をバトランド国王に返そうとするが断られ、また世界を救った褒美として小さな城を与えられ、マーニャと結婚して「グランバニア」をいう国を作っている。(「らいあんまーにゃ」と「ぐらんばにあ」って響きも似てるかも)

そして、何らかの理由でトルネコと、DQ8の世界等の異世界を旅することになる。
そこで「ロトのつるぎ」等手に入れて「グランバニア」に帰り、トルネコと「てんくうのつるぎ」と「てんくうのたて」を交換したと考える。

但し、交換した理由については根拠が無い。
単に友情を示す為のものだったのか、それとも初めから、戦士ライアンが「てんくうのつるぎ」、武器屋トルネコが「てんくうのたて」を渡されていたのかもしれない。
武器屋としては伝説の盾を持ち、それを貫ける武器を探し求める方が夢があるのかもしれない。


尚、砂漠の城の祖先として、予知能力という点からミネアとアリーナの両方が考えられたのだが、ミネアの神秘性と、「ラインハット」に「てんくうのよろい」と「いのちのリング」があったと考えたかった為、ミネアを砂漠の城の女王の祖先とし、ヘンリーの祖先をアリーナとした。

アリーナとクリフトの関係については、二人が結ばれたかどうかは難しいところである。しかし、世界最強級の力を持つアリーナ姫の夫になるには、それ相応の力が必要と考えられる為、最終的にクリフトと落ち着いたと考えたい。
ちなみにふたりは共に帽子(hat)を被っており、並んだハット=ラインハットとなったとも考えられる。(英語としては非常におかしいが…大体ハットじゃないし)

また、「てんくうのよろい」や「いのちのリング」が「ラインハット」にあったと推測する理由は、この2つのアイテムがどちらも光の教団の神殿にあったことである。

ヘンリーがさらわれてから戻るまでの「ラインハット」はモンスターによって支配されており、光の教団とのつながりも深かった。
その為、ラインハットの宝であった「てんくうのよろい」と「いのちのリング」は光の教団に没収されたと考えられる。
尚、「てんくうのよろい」は「はがねのよろい」としてカモフラージュされていた可能性もある。(「いのちのリング」は古代の遺跡にあったと考えるのが妥当)

補足として、「てんくうのよろい」を持つものは滅びる運命にあるようである。
「てんくうのよろい」はDQ6では「オルゴーのよろい」として、「ダークドレアム」に滅ぼされた城に眠っていた。
また、DQ4では、勇者リバストが持っていたが、リバストは死に、「てんくうのよろい」は海鳴りのほこらに隠されてしまう。

このように呪われた「てんくうのよろい」が「ラインハット」にあったと考えると納得できるのである。


全くまとまらなかったが、以上妄想の補足である。

2 コメント

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全て読ませてもらいました。 (美隷)
2015-07-18 08:08:31
(´・ω・)可能性としてゎ高いですね。
シリーズ分けをしている事から時間が流れた事を考えても可能性が高いですね
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はじめまして (師子乃)
2020-01-25 09:34:28
誰に引き継がれたかということは考えたことがなかったので、非常に引き込まれました!
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