ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

活動報告 橿原こども科学館

2010年03月03日 | ビーバー隊活動
2月28日(日)、橿原こども科学館に行ってきました。隣町の橿原市にある子供向けの科学学習施設です。体験できる展示物、科学実験を通して、科学について学ぶことができす。
朝から雨が降ってましたが、集合時間には止みました。畝傍御陵前の駅から歩いていきます。途中公園がありますので、そこで「大きな輪」をして隊集会を始めました。今日の隊集会には来年度入隊予定者も参加してくれています。
科学館に着くと職員さんから注意事項を聞きます。シアターの始まる時間まで、自由に展示物に触れて遊びます。館内には磁石、電気、音、光、重力、風などを利用した科学展示物があります。隊員たちが特に気に入っていたのは、電磁石を使った展示物です。強力な電磁石に鉄のナットをたくさんくっつけていろんな形を作ることができます。電磁石にはタイマーがついており2分で電気が切れます。電気が切れると磁力が失われナットは崩れてしまいます。さっきまでくっついていたナットが突然崩れるのが面白いのでしょう。何度も何度も繰り返し遊んでいました。
シアターの今月の出し物は「冷凍タコ焼き」の作り方です。一度に何万個ものタコ焼きが自動的に作られていく様子を映像で紹介してくれました。シアターの後、実験教室に参加しました。白衣を着た化学の先生が、気体の性質を知ることのできるように、いろんな実験をしてくれました。水素を入れたシャボン玉が上へあがっていくところや、酸素を入れたシャボン玉が下へさがっていく様子を実演し、空気よりも軽い気体、重い気体があることを見せてくれます。ダイコンやニンジンを擂ったものを、ビーカーの中の過酸化水素水に入れると酸素が発生します。それに火をつけた割り箸を入れると炎が上がります。隊員たちは興味深々で見ています。
今日はずっと屋内だったので、屋外で体を動かそうと、科学館からの帰りに、再び公園に寄りました。じゃんけんゲームから始め、公園内を走り回るしっぽとりをしました。今日のこのは章は「しぜん」です。科学というと人工のイメージがあり、自然の対極のようですが、科学は自然です。自然の法則を発見し、それを人間のために利用することが科学なのです。今日参加した隊員たちには、将来科学に関心を持ってくれることを期待します。来年度の入隊予定者にも、とても楽しかった一日だったと思います。

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