ここの所タブレットの話が多かったが、iPadやAndroidタブレットと全く別の商品で、特化してヒットしている製品がある。一つがBoogie Boardであり、キングジムのデジタルメモ「ポメラ」だった。このBoogie Boardは、日本では面白い事にキングジムが販売している。直輸入品を販売している所もあり、もちろんこちらの方が安い。
さて、どちらも新商品が発売された(デジタルメモ「ポメラ」が11.9mmのフラット型に--「ブギーボード」に保存機能も - CNET Japan)。Boogie Boardの新製品は大分前に米国では発売されていたが、キングジムからの発売だ。待望されている機能が実現されている。書き味が素晴らしかったが、書いて消す機能しかなかった。それが今度は書いたメモがPDFファイルととして内臓フラッシュメモリへ記録可能となり、PCへデータが転送できるようになった。この新商品Boogie Board Ripの価格は1万4800円だが、さて日本ではどうなるだろうか？記録ができないが相当安くなったBoogie Boardを使って、デジカメで撮影した方がはるかに安そうだが・・・。
そして二つ目が、ポメラの新商品「ポメラ DM100」だが、これははっきり言って欲しい。前のポメラも欲しかったが、この新商品が欲しい。かっこいい。マニアックだ。そして使える。テキスト入力に特化しているのがよい。他には何もできない。だからよい。しかしこちらは値段が高い。DM100の価格は3万7800円だ。タブレットが買える値段だ。もちろんネットブックも買える。
しかしこの商品は間違いなく売れるだろう。タブレットにキーボードをつけた商品より、コンセプトがはっきりしている。用途もはっきりしている。ターゲットもはっきりしている。少し高くでも売れるだろう。もちろんiPadのように爆発的ではないが。
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