たまには・・

いつもワンコのネタばかりなので
たまには音楽のおはなしを・・・

今日はリハーサルがありました。
3月29日に横浜山手のイギリス館にて行うコンサートの
練習で我が家に集合

今回はバロックオーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロの
美女3人（ホント）のアンサンブルです。



Oさんの『バロックオーボエ』です。
モダン楽器のオーボエはたくさんキーが付いているけど
これはとっても華奢でシンプルな楽器です。
先端にリード（二枚舌）を付けて音を出します。



これはHさんの『ヴィオラ・ダ・ガンバ』です。
一見チェロに似ていますが、女性らしいなで肩をしています。
ギターのようにフレットがあるのも特徴的ですが
エンドピンがないので楽器を膝で抱えるようにして
弓で擦って音を出す弦楽器です。



艶やかな楽器のお顔



そして、私の楽器『チェンバロ』
当日はこの楽器をコンサート会場に運びます。



おか～さ～ん？（心配そうに見上げるプロップ）

はいはい、まだまだ下手くそだね・・
がんばってこれからたくさん練習するから
プロップも聴いててねぇ～

～～～～～～～～～～～～～～～～～～
＜おまけ＞

ガンバのHさんが差し入れを持ってきてくれました



きゃーGODIVAのチョコ
パッケージがあまりにもプリティーなので写真撮っちゃいました。

中身は・・・



うわぁー
宝石がならんでいるみたいに、美しい～

あ～、超しあわせ～
高級チョコのお陰で元気復活です
大変ごちそうさまでした

メンテナンス

先週末、チェンバロの調整をお願いしました。
いつもメンテナンスを引き受けて下さる島口工房のSさん。
うちでは「ねこバス」さん
と、勝手にそう呼ばせていただいております。



楽器の弦を弾くツメは、現在ハゲタカ（vulture）の羽軸を使用。
主に、風切り羽の羽軸から切り出して・・・



チェンバロのジャックに付いているタング（舌）という部分に差し込み
長さや強さなどの微調整をしていきます。

一本ずつの手作業です。

前回お願いしたのが、確か昨年の秋頃だったので
かなり時間が経ってしまい、その結果・・・



こ～んなに羽を削った残骸が
ねこバスさん、大仕事になってすみません(-_-;)

発弦しているツメは消耗品なので
使っていけば＝弾いていけば　少しずつスリ減ってきます。
ダメになったツメは自分でも取り換えるのですが
でも、段々と基準やバランスが分からなくなって
気が付けばボロボロ
毎回、最後はSさん頼みなのです。

この日の調整で、チェンバロはまた艶やかな音色によみがえりました
やっぱり職人さんの腕ってすごい
チェンバロを弾きながらタッチの違い、音色の違いに感動～
ねこバスさん、本当にいつも有難うございます。


さて、前は大騒ぎしておじゃま虫だったプロップですが



いつの間にかチェンバロの下にあるベッドへごろり



長持ちガム作戦が功を奏したのかもしれませんが
お利口にしていてくれてありがとう～

コンサート復帰

先週の土曜日、横浜開港記念会館でのコンサートが
無事に終了致しました。
久し振りのコンサートで、ここ数日バテバテだった私
やっと今頃になってブログを書いている次第です。
復帰コンサートからの“復帰”といったとこでしょうか？(笑)




リハーサル風景♪



最後、全員出場のアンコール風景♪
（オーボエ奏者のご主人が撮影されたものです）


当日は、みんなの日頃のおこないが良かったのか
朝からカラリとした晴天に恵まれ。
たくさんのお客様が会場にいらして下さいました。



打ち上げはいつものお蕎麦屋さんを貸し切って・・・



演奏後のビールは体中に沁み渡りました
（すぐに空っぽ！）


今回は1年半ぶりのコンサートでした。
家族や友人に励まし支えられ
こうしてまた、ステージに戻って来れたことの喜びを
深く噛みしめながら全力で演奏しました。



たくさんのきれいなお花を有難うございました
またこれからも頑張ります


当日のコンサートの様子は下記HPでもご覧いただけます

＜山手バロッコ＞　http://www.geocities.jp/yamatebarocco/concert48.html
＜クラングレーデ＞http://blog.livedoor.jp/klangredeconcert/archives/28734998.html

泣いても笑っても

昨日は千駄ヶ谷のスタジオにて
6月1日・開港記念会館コンサートのための
最後のリハーサルがおこなわれました。



泣いても笑ってもこれが最後
白熱したリハーサルが続きます



“3階音楽室”という名前のこの場所には
野神さん製作の一段鍵盤チェンバロが置かれています。
普通の歴史的チェンバロにペダルは付いていませんが
この楽器にはピアノと同じ様な効果をねらったペダルが一つあり
製作者の遊び心が盛り込まれています。
装飾も美しいのですが・・・ごめんなさい、写真撮り忘れました

さて、後数日で本番がやってきます。
「当日頑張りましょう　よろしくお願いします」
別れ際、みなさんと本番の成功を祈り
スタジオを後にしました。

おしらせ♪

本日はコンサートのご案内をさせていただきます。

6月1日　14：00～　横浜市開港記念会館で開催される
アンサンブル山手バロッコ主催のコンサート　
開港記念会館で親しむバロック　“港のみえる”音楽会　にゲスト出演します。
当日は朝岡さんの楽しいお話と共に、名曲の数々を皆様にお届け致します。
歴史の趣が感じられる建物内でのコンサートです。
皆さま、お時間がございましたら是非会場へお越しください！

詳しくは、アンサンブル山手バロッコ　ホームページ内
http://www.geocities.jp/yamatebarocco/next.html
をご覧下さい。



おまちしていま～す。　ｂｙプロップ