AAAA快適生活研究所

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義実家といういい方!?!

2022-09-29 15:21:26 | 日記

最近ネットニュースやSNSを見ると、「義実家」という表現を見かける。

我々の世代は、「義父」や「義母」とは言ったが、「義実家」とは言わなかった。「義祖父」、「義祖母」とも言わなかったように思う。

「義父・義母」の「義」は、「義理」の省略形であろう。つまり、「義理の父」「義理の母」を約めたものだと思う。

ところで、「義理」をgoo辞書で引くと、いくつかの意味があり、その一つに「義父・義母」の「義理」は「血族でない者が結ぶ血族と同じ関係。血のつながらない親族関係」の意味だそうである。つまり、人間関係を示すのもである。したがって、義理の父母が住む家を「義実家」と言うのは、おかしな表現である(擬人的表現?)。

「夫(妻)の父、夫(妻)の母」は、家族の中で比較的頻繁に使われるため、話し手の立場(夫、妻)がわかる場合、約めて「義父、義母」というようになったのではないか。「義祖父」、「義祖母」は論理的には正しい表現であるが、我々がこの言い方を使わなかったのは、使用頻度が低く、約めて言う必要がなかったのだろう(夫(妻)の祖父、夫(妻)の祖母と言えば済む)。

辞書によっては、この語(義実家)を収録しているものもあるそうで、そのうち広く使用されるのかもしれないが、なんとも気持ちの悪い表現である。頻繁に使用する言葉でもないので、「妻の実家、夫の実家」と言えば済む話ではないか。


ロバート会議規則(23)

2022-05-29 11:58:07 | 日記

電子メール(Eメール)
 電子メールは、ビジネスマンを中心に必需品になってきています。10代、20代は、Eメールも使用していますがSNSが利用の中心のようです。また、60~70歳代は、SNSよりはEメールを利用しているようです。
 Eメールは、次の3点を特徴とします。
i) 非同期である(Eメールを送る人と送られる人は時間を共有しなくてよい)
ii) 発言が記録に残る
iii) 同報性がある(一斉に大勢の人に同じ内容のメールを送ることができる
 電子会議用のツールとしてみた場合、上記のii)とiii)は、有効な機能ですが、情報共有では非常に大きなメリットであるi)の機能は会議機能としてはデメリットになります。
 会議は、物理的、電子的に構成員が一堂に会して議論をし、結論を出す行為ですから、非同期性は集まっているのかいないのかが判然とせず、会議が成立しているのかいないの不明です。また、ある発言に対する応答のタイミングが固定できませんので、議論がまとまりにくいという側面も出てきます。
 以上のような観点から、Eメールを会議ツールとして利用することは適切ではないと考えます。
 Eメールを会議支援ツールと考えた場合、どのような局面で使用するのがよいのでしょうか。会議の開催通知、議事録送付、議題の背景情報の送付などで利用できます。ただし、暗号化したとしてもEメールの機密保持機能はそれほど強くありませんので、個人情報や組織の機密情母Eメールで送付しべきではありません。
 また、組織はEメールでの利用に関してEメールでポリシーを作成しておくべきです。
 Eメールをと似ていますが、反応の即時性を持たせたチャット機能は会議ツールとして使用できるでしょうか。
私は、肯定的です。Eメールをの非同期を同期に変えたものがチャットですから、チャットは電話会議に似た機能だということができます。ただし、短時間で文章によって自分の意見をまとめたり、他の構成員から提示された意見に応答したりするのはかなりのスキルが必要です。チャットは小規模のスキルを有する人たちの会議(数名)向きでしょう。チャットによる会議運営は、電話会議に準じていいと考えます。

以上で、ロバート会議規則に関する投稿を完了します。(読んでくださった方がいらっしゃったら)ありがとうございました。


ロバート会議規則(22)

2022-05-29 11:55:13 | 日記

電話会議(音声会議)
 電話会議では、参加している構成員が相互に聞き、実施されるすべての業務に参加できます。
 なお、米国ではすべての州(の議会)で電話会議が合法とされているようです(2005年当時)。
(ア)電話会議の運営の仕方:会議前
 電話会議では、会議前に次のような準備を行います。
i) 会議の運営方法の規則を決める
ii) 電話会議のチェックリストを作る(電話番号が最新であるかなど)
iii) 会議前にすべての構成員に送付される議事日程の様式を作る(議題、議題の順序等)
iv) 合意した行動を正確に記録する議事録様式を作成する
v) 構成員にEメールで送付できるフィードバック様式を作る。これによりメンバーは会議の印象を振り返ることができる
vi) 構成員が署名し、FAXまたはEメールで返送できる「承認様式」を作る
(イ)電話会議の運営の仕方:会議中
 電話会議では次のことに注意して会議を進めます。
i) 点呼で会議を始める(全参加者の名前を呼び、応答するように要請する。このようにすることで、全員が繋がっていることを確認できる)
ii) 次のような規則を再確認する
a) 参加者は、発言する前に自分自身が本人であることを明らかにし、議長に許可を得る
b) 参加者は2分以上話してはいけない
c) 意見を述べたいと思っている人すべてが話し終わるまで2回以上意見を述べてはいけない
d) 新しいメンバーいる場合、そのメンバーをを紹介し、全員が互いに知るようにする
e) 議論を始めるとき、問題を明確に述べる
f) 話している人を追跡し、話していない人に発言を求める
g) 各メンバーの名前を呼び、どのように(賛成か反対か)投票したいかを尋ねる
h) 全メンバーが会議が終了したことを知っていることを確認し、明確に会議を終了する
(ウ)電話会議のエチケット
i) 時間を厳守する
ii) 電話は静かな場所で受ける
iii) 可能であれば有線電話を使う(携帯電話やスピーカーフォンは、周囲のノイズを拾いやすい)
iv) 通話中着信サービスを切っておく
v) 規則で定められているように話す前に名前を言う
vi) 議論に設定された時間制限を遵守する
vii) 他の仕事をするために電話を保留にしない
(エ)正当性の立証
 表決の結果は次のようにしてその正当性を確立します。
i) 電話会議中に取られた行動に対して書面による同意書に署名する(承認)
ii) 行動は次の顔を合わせた会議で承認してもよい
(オ)議事要件
 組織の規約に、電話会議が許可されることが記述されていなければなりません。
(カ)電話投票
 以下は2005年当時の米国の話しですが、参考になります。
 役員会や委員会のメンバーに電話かけて、取るべき行動に関して聞き取り調査をすることは、米国のどの州でも禁止されている。これは、グループで検討するという会議の重要な部分が失われているからである。各メンバーは、正規の会議で行われる考え方の交換に基づいて意思を決定すべきである。


ロバート会議規則(22)

2022-05-29 11:55:13 | 日記

電話会議(音声会議)
 電話会議では、参加している構成員が相互に聞き、実施されるすべての業務に参加できます。
 なお、米国ではすべての州(の議会)で電話会議が合法とされているようです(2005年当時)。
(ア)電話会議の運営の仕方:会議前
 電話会議では、会議前に次のような準備を行います。
i) 会議の運営方法の規則を決める
ii) 電話会議のチェックリストを作る(電話番号が最新であるかなど)
iii) 会議前にすべての構成員に送付される議事日程の様式を作る(議題、議題の順序等)
iv) 合意した行動を正確に記録する議事録様式を作成する
v) 構成員にEメールで送付できるフィードバック様式を作る。これによりメンバーは会議の印象を振り返ることができる
vi) 構成員が署名し、FAXまたはEメールで返送できる「承認様式」を作る
(イ)電話会議の運営の仕方:会議中
 電話会議では次のことに注意して会議を進めます。
i) 点呼で会議を始める(全参加者の名前を呼び、応答するように要請する。このようにすることで、全員が繋がっていることを確認できる)
ii) 次のような規則を再確認する
a) 参加者は、発言する前に自分自身が本人であることを明らかにし、議長に許可を得る
b) 参加者は2分以上話してはいけない
c) 意見を述べたいと思っている人すべてが話し終わるまで2回以上意見を述べてはいけない
d) 新しいメンバーいる場合、そのメンバーをを紹介し、全員が互いに知るようにする
e) 議論を始めるとき、問題を明確に述べる
f) 話している人を追跡し、話していない人に発言を求める
g) 各メンバーの名前を呼び、どのように(賛成か反対か)投票したいかを尋ねる
h) 全メンバーが会議が終了したことを知っていることを確認し、明確に会議を終了する
(ウ)電話会議のエチケット
i) 時間を厳守する
ii) 電話は静かな場所で受ける
iii) 可能であれば有線電話を使う(携帯電話やスピーカーフォンは、周囲のノイズを拾いやすい)
iv) 通話中着信サービスを切っておく
v) 規則で定められているように話す前に名前を言う
vi) 議論に設定された時間制限を遵守する
vii) 他の仕事をするために電話を保留にしない
(エ)正当性の立証
 表決の結果は次のようにしてその正当性を確立します。
i) 電話会議中に取られた行動に対して書面による同意書に署名する(承認)
ii) 行動は次の顔を合わせた会議で承認してもよい
(オ)議事要件
 組織の規約に、電話会議が許可されることが記述されていなければなりません。
(カ)電話投票
 以下は2005年当時の米国の話しですが、参考になります。
 役員会や委員会のメンバーに電話かけて、取るべき行動に関して聞き取り調査をすることは、米国のどの州でも禁止されている。これは、グループで検討するという会議の重要な部分が失われているからである。各メンバーは、正規の会議で行われる考え方の交換に基づいて意思を決定すべきである。


ロバート会議規則(21)

2022-05-29 11:53:10 | 日記

ビデオ会議
 ビデオ会議では、専用端末あるいはコンピュータ端末(PC等)に参加者を映し出しますが、その映し方に2種類あります。
i) 全会議参加者を映す
ii) 発言している参加者のみ映す(音声起動方式)
 i)の方式では個々の参加者の映像はそれ程明瞭ではありませんが、参加者の反応を見るには役立ちます。ii)の音声起動方式では、発話者の映像は鮮明ですが、会議参加者の反応を見ることはできません。
(ア)ビデオ会議の準備方法
 以下ではビデオ会議を開催するまでの準備の方法を述べます。
i) ビデオ会議の管理方法をつくる
ii) 詳細な議事日程を作成し配付する。また、有用な報告書や背景情報を添付する
iii) 会議の時間を決める(会議場所に時差がある場合、難しい作業になるかもしれない)
iv) ネット接続が切れた場合に備えて、問い合わせ先(電話番号など)のリストを準備する
v) 合意した行動を記録するための「議事録様式」を作る
vi) 構成員が署名し、自身の投票を記録するために各構成員に送付される「承認様式」を作る。この様式は会議に出席した構成員が記入し、議長に返送する
(イ)会議の進め方
 以下に会議中の留意点を示します。
i) 点呼を取ることで会議を始め、全参加者が議長の姿を見、議長の話しが聞こえることを確認する。各構成員に自己紹介することを要求する。これにより、参加した厚生んが見え、彼らの話が聞こえることが確認できる。
ii) 予定された記事日程を確認する
iii) 会議のルールを確認する。とりわけ、各構成員が認識され、発言権を取る方法について確認する
iv) 伝送上の遅延を考慮して、構成員を認識するときはより長い間をとる
v) 名前で構成員に呼びかける
vi) 議論を始めるときは、審議する問題をはっきりと述べる
vii) 各構成員の名前を呼んで、投票を確認する
viii) 明確に会議を閉会する
(ウ)ビデオ会議のエチケット
i) いつもよりはっきりと、ゆっくりと話す
ii) 体の動きを最小限にする
iii) くすんだ色の服を着て、派手な格子縞や縞模様を避ける
iv) 自分がしばらく発言する必要のないときや紙資料をチェックしたり、咳をしたりするときなどは、消音ボタンをおして、会議メンバーに雑音を送らないようにする
(エ)ビデオ会議の議事要件
i) 組織の規約の会議条項などで、ビデオ会議を認めることを明示する
ii) 組織の規約で、FAXで送付された署名も有効であると明示する