わたしが私であるために

我慢と努力は、もう出来ない・・・
寝て果報を待ちたい。棚から落ちてくるぼたもちを食べたい。

大きな歯車

2017-03-23 18:16:33 | お出かけ・外食
人生において
なんていうと大袈裟に聞こえるかもしれないけど
時に
鳥肌ものの出会いがあったり
このタイミングでこんなことが起きるんだぁなんてことも

あと5分早かったり、
あるいは5分遅かったら
出会わなかった人や
出来事って結構ある。
ほんのちょっのことで
ボタンを1個掛け違えるか
逆に
ちゃんとボタンを掛け違えずに済むかみたいな。

歯車がきちんとかみ合う感じ
その歯車は小さい場合もあるし
人生を大きく左右するような大きい場合もあって

高校進学はまさにそんな大きな歯車
それは選べる場合もあるし
選べない場合もあるし
でも
ちゃんと真面目に向き合っていれば
選べない場合であっても
歯車がきちんと噛み合えば
何年か後にその場所がその子にとって
一番良かったのだと思える。

3男Sは
自分の行きたかった志望校への入学が叶い
ではそこで何が一番したいの?という話になると
間髪入れずに
サッカーと答える

(勉強あっての部活ですが、)

そんなSを思い
高校のサッカー部の先生に
春休み練習に参加させてほしいと
お願いをしました。

本来
通える子にはそういうお手紙を渡していること
うちは通える距離ではないから入寮する訳で
遠方の方には知らせてないと言うことだった。
それでも
1日でも早くサッカーの練習に加わりたいSと私たち
次男のアパートに泊まって通わせようと
相談し先生にお願いをした。
そういうことであれば
練習に参加する方向で話は進み
ただし卒業式はしたと言え3月31日までは
こちらの中学生なので
中学校に練習の許可をとること
親の承諾書
そしてスポーツ保険の加入を済ませた。

次男にお願いしたら
『いいよ~~』
でも20日~ダイビングしにプーケットいくから
そのあとか、鍵預けるからお母さんと泊まっててもいいよと
ふむふむ

子供とはいえアパートの住人が居ないのに
泊まるのも

とにかくこちらから通わせることに
9時から5時の練習に21日から参加してます。

行きは
車で半分ぐらい送って
帰りは電車で2時間半かけて帰ってきます。

親から見た3男はいつまでも幼くて甘えん坊で
この子にあのきつい練習が耐えられるのだろうか?と
勝ち気でやんちゃで猪突猛進の次男でさえ
高校を卒業してから聞いたのだけど
何度かやめたいと思うことがあったらしい。
それを
あの可愛いSちゃんが堪えられるだろうか?と
でも
練習に参加できることが決まった時の
喜こんだ顔を見た瞬間
Sのサッカーへの情熱は親の想像を越えるもので
また
他の行事を全てキャンセルしても良いという決意は
本当に大したものだと思ってみたり。

そんなわけで
朝6時前にパパが半分くらい車で送り
そのあと電車を乗り継いで高校へ
帰りは武蔵野線と東武線乗り継いで帰ってきます。
毎日ハードな練習の様子だけど
目をキラキラさせて
練習の様子や
監督の話をしてくれます。
本当に素晴らしい監督で
Sは監督が大好きなのだ。

朝早く出掛けて
帰りは8時半だったり
9時近い電車だったり
でも
毎日帰って来ると言うことは
やっぱり嬉しい
『ただいま』
『おかえり』と何の変鉄もない言葉を
あと何回言えるのかなぁって
考えてしまう。
でも大きな歯車が動き出したいま
メソメソしてはいられない。
今は、今できることをやってあげよう。

そう
崔は投げられたから



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