枝下用水日記

世界かんがい施設遺産登録申請、枝下用水は2017年ICID日本国内委員会審査通らず。

『枝下用水日記』vol.20の編集後記に書きましたように、
2017年3月末、枝下用水は世界かんがい施設遺産登録申請をICID日本国内委員会におこないました。

世界かんがい施設遺産登録は、これまで日本からの申請に施設数の制限はなく、
昨年度の日本の施設登録数は14施設となっています。
ところが、今年から日本からの申請は4施設となり、
国内の競争率がいっきにあがることになりました。

申請後、5月中には4施設が選ばれると聞いていたので、
どうかなあどうかなあと思って過ごしていました。
そして今朝、土地改良区から電話があり、
枝下用水は2017年ICID日本国内委員会の審査を通ることができなかったことがわかりました。
農林水産省のお知らせページ → http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kaigai/170517.html

残念でしたが、選ばれた4施設を知り、納得できました。
特に同じ愛知県で「松原用水・牟呂用水(まつばらようすい・むろようすい)(愛知県豊橋市、豊川市、新城市)」が
その1つに選ばれたことを知りました。

牟呂用水はGWにたまたま逵が用水沿いを車で走る機会があり、いい用水路だなあと心に残った用水路でした。
また、初めての私でも牟呂用水のどの位置に自分がいるのかが看板を見てわかるようになっていました。
枝下用水も登録申請の条件を十分に備えた用水です。しかし、よその用水を見ると、まだまだ課題は多いと気付かされます。

幸い、多くの方が申請にあたって応援してくださり、落選の報告をすると、来年こそという声がすぐに届きました。
今年は準備期間がないままの申請書づくりでしたが、
次こそはと考えるとき、こうした方がよかったとか、ここが足りなかったということが少しずつ見えてきています。

これからもいろいろと周囲に教えていただきながら、
必要な資料をつくり、活動をし、次こそはICID日本国内委員会の審査を通るような申請書を書きたいと思っています。

ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願い致します。
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