もっと幸せになろう：【ステップ３】人間関係を改善しよう

【ステップ３】：人間関係を改善しよう

本のための私の研究の中でもっともよく登場するテーマは、幸せになるためには、他者が必要だということです。

● わたしたちは、愛、友情、そして家族からできています。
ひとりきりで多くの時間を過ごしたり、人間関係の「縛り」から解放されることは、多くの場合私たちの害となります。

たとえ、ひとりの時間をもっと過ごしたいと思う内向的な人たちも、周りに他人がいる方がより元気になり、幸せなのです。（2章と6章を読んでください）

だから、人間関係を確認してごらんなさい。あなたが気にかける人が、あなたのことを気にかけてくれる人が、そして、毎日、または毎週会う人が少なくとも数人いますか？

Eメールや電話も数には入りますが、物理的に一緒にいることには遠く及びません。人間関係とは、単に知りあって保存しておくものではなく、常に育て、楽しむものなのです。

【To Do】
●「死の床問題」を考えて見ましょう。

臨終のとき、あなたはもっとオフィスで過ごせばよかったと思うでしょうか？

それとも、友達や家族と過ごせばよかったと思うでしょうか？

こんなトレードオフをしてはいかがでしょうか？。

愛する人たちと一緒に過ごすために、

より長い休暇を取得する。または、
勤務時間を短くする。または、
ひとりきりの時間をあきらめる。

そうすれば、あなたが最終的に死の床問題に答えなければならなくなったとき、あなたはすべてがちょうど良かったと答えることができるでしょう。

● あなたにとってもっとも重要な人間関係のために努力しましょう。

感謝状を書いてみましょう。たとえ社会的な基準から外れたことをするのが気恥ずかしく感じたとしても、何か思いやりのあることや、普段と違うことをしてごらんなさい。

● 結婚生活のために努力しましょう。結婚生活に関する良い本を一緒に読みなさい。たとえば、愛する二人別れる二人―結婚生活を成功させる七つの原則（ジョン・ゴットマン著、第三文明社）(The Seven Principles for Making Marriage Work)などが良いでしょう。

● 同じことを一緒にする友達グループを作りましょう。私たちの多くは、それぞれ個別に友達と会って、食事をしたり、飲みにいったりすることによって、お互いの近況報告をします。

しかし、テレビドラマのギャングみたいに集まったら、もっと楽しいに違いありません。

毎週か毎月集まって、1つの活動（たとえば、料理、トランプゲーム、テレビ番組批評など）をします。私たちは、基本的にちっぽけないきものであり、集団やグループや仲間の中にいるとき、より満たされた気持ちになります。

もしあなたに仲間がいないなら、1人か2人の友達にお願いして、それぞれ1人か2人の友達を誘ってもらい、あなたが開催する活動に参加してもらうことからはじめてみましょう。

● 集団といえば、犬が人間の最良の友達であるには理由があります。彼らは、わたしたちと一緒に進化しました。彼らの結束し、愛する能力は、私たちの能力とうまく調和します。

もしあなたが犬を飼っていなくて、日常的に推奨されるだけ交際していないとすれば、1匹飼ってみたらどうでしょう？私が毎月父と母を説得した結果、父母はココを飼うことになりました。そして、父はいまだにそのことで私に感謝しています。