冨田大介選手からのメールが友人の選手から転送されてきました。
これまでサッカーを通じてたくさんの仲間たちと巡り合ってきました。
少しでもできることをしていきたいです。
以下転送されてきたメールです。
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こんにちは。
ヴァンフォーレ甲府のトミダイです。
地震の被害は大丈夫でしょうか?
東北を襲った大地震により、何人もの人の命が奪われ、未だに安否確認ができない人が多数います。日本は今、すごく混乱していて、被災者はまたい つ来るか分からない地震の不安と、全てを失ってしまった絶望感、悲壮感、そして空腹感、目に見えない色々なものと闘っていることを、メディアを通じて目の 当たりにする惨状甚だしい光景から窺い知ることができます。
そんな中、仙台で被災し、死をも覚悟し、今も想像を絶するほど厳しい現状と向き合っている、ベガルタ仙台の方から安否確認のメールを頂きました。
無事であることに安心しましたという旨のメールを返信した後に、
「ありがとう。
前向きに立ち向かう事だけ約束する。
サッカーは続く。どんな状態でも。
共に頑張ろう。
頼みがある。
苦しい思いをしている人たちへ。悲しい思いをしているひとたちへ。身近な、小さなことで、ひとつでいいから、なにかできることをひとつ。
このことを大介のつながりで世間に広めてくれないか。
物をいくら送ってもおそらく、今は流通の問題がある。
復興のためには、継続した支援が必要になる。
皆の心に、その気持ちが残るように。
お願いします。」
これを読んだ瞬間、涙が止まりませんでした。
胸に熱いものが込み上げてきた同時に、彼に師事したことを誇りに思いました。
もしこのメールを読んで何か感じるものがあったら、是非広めてください。
メール転送で構いません。
今こそ、真剣に日本のことを考える時であり、どんな小さなことでも、できることをする。皆がやればそれが大きな力になると思います。
3・11を忘れないためにも。
よろしくお願いします。
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昨日デンマークにいるファランから連絡があり、デンマークのTVから日本のことについての取材があり、いま家にカメラが来てるからスカイプで話してくれないかと。
海外にいる僕が知っている情報は十分じゃないと思いますが、少しでもいまの日本の様々な場所の状況をデンマークの人にも知ってもらいたくて、地震発生からこれまでインターネットやツィッター、日本の様々な場所にいる友人たちにスカイプやメールなどで話を聞いたことなどですが、できるだけ正確な情報を伝えようと努めました。
正確に日本の状況を伝えることで被災地の方々に必要な支援が少しでも多く世界中から届くように。
今日日本プロサッカー選手会海外支部に義援金を振り込みました。海外にいる僕らにできることは限られているかもしれませんが、海外にいるからこそできることを考
え、行動していきたいです。
一人一人がなにか少しでもできることをすることでそれは大きな力となり、被災地の方々の元に届くと思います。
いまも厳しい生活を余儀なくされている被災地の方々の想像を絶する心情を思うと、もしかしたら僕らの言葉は軽率なものかもしれませんが、それでも励ましを伝えたいし、少しでも勇気を与えたい。
僕がよく試合の前などに使っている言葉ですが、日本一丸となって乗り越えていきましょう!