台湾留学備忘録

ポスドク生活in台湾(2005~2008)。台湾在留の楽しみや苦労を書きためております。中国語が話せ無くったって大丈夫!

部屋探し(1) 日系不動産

2005年11月16日 | 台湾生活
台湾生活で、私にとって最後の関門になるであろう、部屋探しについて。
まず、良く使われる方法は、日系不動産屋に頼むというもの。
このブログでも一度書いたが、メリットを挙げると、
1.ここでは完全に日本語で対応してもらえる。ほとんどの場合、日本人が対応してくれる。少数台湾人もいるらしいが、おそらく日本語での相談に対応できるひとだけだろう。
2.日本人向け現地情報が豊富。日本人が集まる地域に詳しいということは、やはり現地の日本人向け情報が豊富にあつまるということだろう。また、不動産という生活に密着したものを扱っているために、「日本人が台湾生活で困る事」にも詳しい。
台湾スターツのホームページは台湾へ留学する前に良く読ましてもらった。現地情報として参考になります。また、実際現地にて台湾スターツを尋ねたときも、たくさんの日本語現地情報誌や地図をいただいた。


が!基本的に日系企業駐在員向けに存在するために、そうでない人(たとえば留学生)などに対してはフィットしない点がある。
難点は2つ
1. 物件を持っている地域が限られる。
日系企業が拠点を持っているのはおおよそ台北駅の北側なので、中山、士林、松山の各区に物件を取り扱っている場合が多い。
多くの場合それぞれの不動産屋で「日本人がすみやすい地域」というものがきめられていて、そこを重点的に物件を取り扱っている。このすみやすい地域の条件としては
1.日系企業の拠点が近くにある。
2.日本人学校や外国人学校が近くにあり、子供をつれてきても安心
3.治安がよい
という3つを備えていることらしい。が、3以外単身者で台湾大学に勤める私には不要。
実体験としては、スターツ台湾で「台湾大学の近くで・・・」という希望を言うと、「取り扱っている物件では信義区か、大安区でも大安公園のあたりが南限ですね」と言われてしまった。

2.とにかく家賃が高い。
基本的に2万NT$以上、私が見た中で一番安いのが17000NT$である。
日本円に直すと6万円以上の物件しか置いていないことになる。もちろん、駐在員向けということで、ファミリー向けのものが多く。また日本の家賃で考えれば普通かもしれない。そして、それなりの物件をそろえているのも確かであるが・・・しかし、こっちの基準の給料で行けばこれは、不動産屋に行って一人ぐらいし用の部屋を探しているのに10万円から15万円(もしかしたらそれ以上)の家しかないというようなものと同じ感覚だといえる。

一番悲しかったのは、台湾スターツにはじめ問い合わせのをメールで
家賃15000NT$~
台湾大学の近くで
という条件で送ったのだけれど・・・
返事がなかったことだ。
そのあと、実際に行ったら、探してくれたけれど・・・


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