マルホン「スーパービジョン」
★1992年(平成4年)登場
★新要件デジパチ(最大16ラウンド継続、出玉2400個)
★大当り確率:1/235
※当初は1/221とされていたが、解析により1/235と判明。
★保留玉連チャン:アリ(連チャン率25%)
※30%とする説もアリ。
ドデカいカラー液晶デジタルが特徴。ドットがウリのマルホンが液晶採用に踏み切ったのは、前年登場の大人気機種「麻雀物語」(平和、1991年)を意識したと思われる。非常にカラフルで迫力はあったものの、長時間見ていると目がチカチカした。
当時の流行りである「ワープゾーン」を採用。また、メモリーランプ点灯時は、デジタル消化時間が短縮される。
連チャンシステム…大当り中、10ラウンド以降に内部処理量が一気に増える事で、メモリーがパンク状態となり、保留4個目のエリアに大当りデータ等が上書きされる。よって、本機の連チャンは保4で発生。連チャン率は約25%(30%とする説もアリ)。
連チャン率の高さが仇となり、後に発売自粛の憂き目に遭う。後継機種として、「ゴールドビジョン」「カラービジョン」「ワイドビジョン」が登場。外見は初代とソックリだったが、連チャン率はダウンしていた。カラービジョンとワイドビジョンは、アタッカーがスライド式に変更された。
余談だが、本機のデジタル回転音は、徳永英明のヒット曲「壊れかけのRADIO」にソックリである。また、大当り中のBGMは、歌劇「リゴレット」の「女心の歌」(風の中の羽のように)を使用。