平和「パラドックスII」(1992年登場、新要件ハネモノ)
アナログ全開のヤクモノは、玉の動きを堪能するには十分。出玉感には欠けるが、低投資でマッタリ遊ぶには、打ってつけの台だった。
★賞球オール10
★最高15ラウンド継続(平均出玉450個)
★ハネ開閉時間⇒オトシ0.5秒、ヘソ0.5秒×2
★役物は、上下2段構造になっている。ハネに拾われた玉は、まず上段手前から下段に落下する。下段ステージ中央には、上下動を繰り返す黄色い突起(可動板)があり、玉がこの突起にうまくクッションすると、ヤクモノ両サイドの螺旋式回転体へと向かう。螺旋回転体に乗った玉は再び上段に運ばれ、ステージ奥の移動式Vゾーン(ロボット)入賞で大当りとなる。V入賞率はトータルで1/11程度、螺旋回転体に乗れば1/4程度でV入賞が見込めた。
★大当り中も、基本的な玉の動きは上記の通り。但し、1~5ラウンドと10~15ラウンドは、ハズレ玉5カウント後に上段Vゾーンが停止するので、継続しやすい。逆に、6~9ラウンドは、ハズレ玉4カウントまでVゾーンがは停止しているが、ハズレ5カウント後に移動を開始する(パンクし易い)。よって、6~9ラウンドは役物4個入賞で打ち出しを停止し、Vゾーンが止まった状態をキープする事が、継続率アップのポイント。但し、4個の玉が全て回転体に乗らなかった場合は、即座に打ち出しを再開する必要がある。