1992年(平成4年)に西陣から登場した新要件ハネモノ「カバ丸くんP-3」
★賞球オール11、最高15ラウンド継続(完走時1300個)、平均出玉800個
思わず、「デカすぎやろ!」と突っ込みたくなるカバの口…「ガバッ」の文字もインパクト絶大であった。それに合わせるかの如く、羽根も非常にゴツかった。
カバの下には、規則正しく回転する水平回転盤。旧要件機のスフィンクス、スタジアム、マッハシュート、それにファンシーなどを彷彿とさせた。
11個戻しではあるが、貯留タイプで継続率も高めの為、それなりの出玉感はあった。
時計方向に動く回転盤には、大きなハズレ穴が5つと小さなV穴が1つ。羽根に拾われた玉は、カバの口を通って手前に出てくる。この時、V穴が手前にあれば、大当りのチャンス。
コイツの場合、とにかく「寄り」と「止打ち」に尽きる。
本機は、玉が多くヤクモノに入りさえすれば、継続率は高い。しかし、肝心の寄りがイマイチでは、そのチャンスさえ失ってしまう。鳴きはもちろん、寄りの良さげな台で打つ事が肝要。
通常時は、V穴が手前に来るタイミングを計り、止打ちで投資を減らす事も出来た。
一方、V入賞後は、普通に打っても継続率は高めだが、やはり止打ちを駆使する事で、継続率はさらにアップする。
大当り時、回転盤はV穴を手前にして停止する。この時羽根に拾われた玉は、Vに入り易い。玉を3個拾うか、羽根が6回開くと回転盤は動き出す。いかにラウンド序盤で玉を3個拾わせる事がポイントとなる。
ただし、1回目の羽根開放時に玉を拾わせると、回転盤が完全に停止しておらず、Vを外す事がある。大当り動作開始後すぐには打ち出さず、2回目の羽根開放に合わせて打ち出しを調節すると、V穴入賞の確率が高まる。
また、大当り中は回転盤の穴に玉が次々と貯留されていく。つまり、ヤクモノに玉を多くぶち込めば、V穴に入るチャンスは広がる訳だ。ただ、羽根の開閉が進むにつれ、羽根とV穴のタイミングが徐々にずれていく。やはり、序盤でV穴に入れておかないと、パンクの危険がある。10個目の玉を拾うか、羽根18回開閉で貯留解除。
本機最大の難関は、8ラウンド目であろう(ドットでは「9」と表示)。このラウンドだけは、最初から最後まで回転盤が回り続ける為、いわゆる序盤の「チャンスタイム」がない。それでも、1、3回目の羽根開放時はV穴に入り易いので、このラウンドはヘタに止打ちせず、最初の羽根開放を狙う事が大切だ。
ヤクモノのクセも、かなり重要であった。クセ悪台では、カバの口から出てくる玉が、妙にVを外し易いのだ。また、回転盤が停止する時、Vが中央から左右にずれている台もあり、これまたチャンスタイムでVを外し易い。ストレスなく打ち止めまで持っていくには、役物や回転盤のデキが良い台を見抜く必要もあった。
余談だが、本機のヤクモノ内に意外な文言が描かれていた事は、あまり知られていない。
「カバ子ー! I LOVE YOU」…実にお茶目である(笑)。
新台もガンガン出てる時代なので設置期間は短め
・・・しばらく経ってから国道13号福島と山形の県境付近のドライブインへ夜中に飯食いに寄ったらありましたよこいつが
景品出すまではいったが中身は忘れた・・・曳舟のゲーセンにあったレッドライオンはおパンティが入ってて一緒に来てた事務所の女の子が持って帰った
実用できるのか?景品パンツ