まにあっく懐パチ・懐スロ

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ドラゴンアタック3(京楽・ハネモノ)

2012-01-04 00:13:46 | ハネモノ

辰年にちなんだ機種紹介は、とりあえず本日まで。明日より、通常の更新に戻る予定。

 

 

今回は、京楽が19911月に新要件ハネモノ第一弾として送り出した「ドラゴンアタック3」を紹介する(メーシーのパチコンではない…)。

 

 

賞球:613 大当り時出玉:1400個(最大15ラウンド継続)

 

 

「竜」にちなんだハネモノも色々あるが、普通は「サンダードラゴンGP」(SANKYO)辺りがピンとくるだろう。京楽の名機「お竜さん」を連想する方もいるかもしれない。

 

しかし、ここは「まにあっく懐パチ・懐スロ」という、マイナーびいきのへそ曲りブログ。誰もが知る人気台のサンドラよりも、知る人ぞ知る「隠れた名機」を優先して紹介したい。

 

本機と、大一の「ドラゴン」(Vが激辛な昭和のハネモノ)の二つに候補を絞った結果、現役時に触った事がある方を優先して、今回の台選択と相成った。

 

 

(大一・ドラゴン)役物内の玉は、上部のV穴に向けてジャンプ。V入賞はかなりキツい。

 

 ※H23.7.27 殿堂蕨店にて撮影。

 

 


 

 

さて、この「ドラゴンアタック3」だが、役物内では緑色のドラゴンが規則正しく左右にスライドしていた。ドラゴンは左右に寄った時に口を閉じ、中央に来た時に大きく口を開ける。

 

ハネに拾われた玉が、上段ステージからドラゴンの口にうまく飛び込むとチャンス。口に入った玉は、胴体を通って下段の足元から出て来る。そのまま、前方のVゾーンに入れば大当りである。

 

ただし、ドラゴンの足元からVゾーンまでの間はギザギザ状になっており、簡単にV入賞とはいかなかった。一度のV1400個という大量獲得が可能な為、V入賞は当然厳しかった。釘調整の甘い台を選ぶ事はもちろん、役物のデキが良い台を探す事も重要であった。

 

 

大当りになると、ヤクモノのドラゴンは口を開けたまま中央で停止。胴体の中に、最大4個の玉を貯留する。胴体に入った玉は、貯留解除時に手前Vゾーン目指して一気に転がる。大当りが厳しい分、V継続率は非常に高かった。

 

ただ、途中の8,9ラウンド目は貯留機能が働かず、パンクの可能性が高まった。この2ラウンドを乗り越えられるかどうかが、大量出玉獲得のポイントとなる。当然、ここでもクセの良い台、悪い台で大きな差が出てくる訳だ。

 

また、最終ラウンドも貯留が効かないが、大当り動作終了直前に1チャッカーに入賞し、続けざまにV入賞した場合は、自力ダブル獲得となる。大量獲得型のダブルは、予定数の少ない店なら打止めコースであり、速攻でケリが付く場合も。

 

 

初期の新要件機ハネモノという事で、ギャンブル的要素も強く「遊べるハネモノ」とは言えなかった本機。ただ、釘読みや台のクセの見極め次第では、お宝台を拾って一気に打ち止めという展開も、十分可能になっていた。