マジック ザ ギャザリング

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第4回スタンダード大会優勝者デッキ紹介

2013-07-06 01:23:45 | デッキ紹介
こんばんは

今日は、先日行われました「第4回酒嚢飯袋スタンダード大会」の優勝デッキをご紹介します

今回の優勝デッキは直樹選手の「黒赤吸血鬼」デッキ
吸血鬼で殴る殴る殴る

徹底分析です


※各カード名の後ろの記号について
収録エキスパンションを表しています。
GTC…ギルド門侵犯
RTR…ラヴニカへの回帰
M13…基本セット2013
AVR…アヴァシンの帰還
DKA…闇の隆盛
ISD…イニストラード



第4回酒嚢飯袋スタンダード大会・優勝
スタンダード
直樹 の「黒赤吸血鬼」デッキ


総数65枚

クリーチャー31枚

4枚…流城の貴族(ISD)
4枚…流城の隊長(DKA)
4枚…吸血鬼の夜鷲(M13)
4枚…血統の守り手(ISD)
4枚…吸血鬼の侵入者(ISD)
3枚…マルコフの上流階級(ISD)
2枚…オリヴィア・ヴォルダーレン(ISD)
2枚…自堕落な後継者(ISD)
2枚…血に狂った新生子(ISD)
2枚…快楽殺人の暗殺者(RTR)


スペル12枚

4枚…吸血鬼の怒り(ISD)
4枚…硫黄の流弾(ISD)
2枚…穴開け三昧(RTR)
2枚…戦慄掘り(RTR)


土地22枚

4枚…竜髑髏の山頂(M13)
2枚…ラクドスのギルド門(RTR)

8枚…沼
8枚…山


【サイドボード】

4枚…究極の価格(RTR)
4枚…火柱(AVR)
2枚…帰化(M13)
2枚…ゆらめく岩屋(ISD)
2枚…ミジウムの迫撃砲(RTR)
1枚…殺戮遊戯(RTR)



今回の優勝デッキは「黒赤吸血鬼デッキ」


このデッキは、とにかく吸血鬼で殴る殴る殴る
吸血鬼軍団を駆使してとにかく殴り勝つデッキです

各カードの役割とともにデッキを分析していきましょう


まずはクリーチャーから見ていきましょう。


クリーチャーは31体です。

このうち25枚が3マナ以下と完全に先手必勝の流れを組んでいます。

  
「流城の貴族」                「吸血鬼の侵入者」


  
「血に狂った新生子」             「マルコフの上流階級」


  
「流城の隊長」                 「吸血鬼の夜鷲」


  
「自堕落な後継者」              「快楽殺人の暗殺者」



1マナの「流城の貴族」をはじめ2マナ「血に狂った新生子」3マナ「自堕落な後継者」とダメージを与えると、+1/+1カウンターでパンプアップしていくクリーチャーが並び、3マナ域には部族デッキに欠かせないロード系の「流城の隊長」が待っています
そして、「吸血鬼の侵入者」「吸血鬼の夜鷲」がいるため、地上を止められても空からの攻撃で相手のライフを削っていきます

「マルコフの上流階級」は貴重なライフ回復手段
3/1のスペックは大抵のクリーチャーとは相打ちをしてくれ、さらに絆魂能力でライフゲイン
ダメージレースで挑んでいるこのデッキにとって「3点」のライフは非常に大きいものになります

吸血鬼じゃないクリーチャーが1体・・・「快楽殺人の暗殺者」・・・なぜって?
解鎖・・・使ってみたかったんです・・・



そして、中盤に入ればこのフィニッシャーたちが戦場に登場します


「オリヴィア・ヴォルダーレン」

まずは「オリヴィア・ヴォルダーレン」
今大会では決勝戦で戦場でたらすぐに、康選手の「いかづち」を喰らい大きな働きはできませんでした。
しかし、このカードは誰もが知っている優良カード説明は不要ですね。



「血統の守り手/系統の王」

決勝戦では、トークン生成能力で吸血鬼軍団を作り出し、最後に「吸血鬼の怒り」で一気に勝負を決める働きをしたカード
また、タフネスも3と「火柱」「ショック」で除去されない領域なのも使いやすいですね。
自ら作りだした吸血鬼軍団を使って変身できればいいのですが・・・そのころにはもう勝利を収めているのがこのデッキです(笑)



次は、スペルです


なんと言っても、この大会で多くの試合を決めてきたこのカードから



「吸血鬼の怒り」

これはぶっ飛ぶくらいの強さを誇りました
2マナと軽くさらにインスタント

「流城の隊長」が戦場に出ていればほとんどのクリーチャーがパワー3以上あります。
仮に3体で攻撃した場合・・・


パワー3×3体+(吸血鬼の怒りで)6=15点


当然ブロックされたりするため、これがすべてではありませんが使いどころさえ決まれば一気に決めれるカードです
また、ブロックされたのを確認してから使えば先制攻撃も付けれるため、相手クリーチャーだけを破壊する事も出来ちゃいます
インスタントなのでブロックされないのを確認してから使えるのがまたいやらしいですね。



「硫黄の流弾」

このカードも、このデッキとの相性は抜群です
吸血鬼軍団は軽量クリーチャーを多数取り揃えているので、相打ち覚悟でガンガン攻撃していきます
陰鬱条件なんて簡単に達成出来ちゃいます




「穴開け三昧」

好きなカードの一つに「血の渇き」と言うカードがあったが、これを見た時に運命を感じたね。


「血の渇き」

「血の渇き」は残念ながら、タフネスが0以下にはならなかった。
しかし、「穴開け三昧」は違う。
赤色に残酷な黒色が加われば「死亡する奴はとっとと消えな!」と、言わんばかりのカードになったのだ

これにより、汎用性が高まったのは言うまでもなく時には自軍のパワーアップに。
そして、時には対戦相手のクリーチャー除去に使える万能カードになったのだ

使い勝手?

最高でしたね



「戦慄掘り」

プレインズウォーカー対策にデッキに取り入れたカード。
使用する機会は今回はありませんでした。




そして、最後は土地です

  
「竜髑髏の山頂」               「ラクドスのギルド門」

2色デッキをサポートする土地達。



では、次にサイドボードです

順番に見ていきましょう



「究極の価格」

単純なるクリーチャー除去要員。



「火柱」

憎き不死クリーチャー「絡み根の霊」対策。
クリーチャーの数で勝てなきゃこのデッキは勝てない!


「帰化」

アーティファクトとエンチャント対策。


「ゆらめく岩屋」

・・・お前はなぜ入っている?(笑)
土地の回りが悪い時の気休め程度に投入かな。



「ミジウムの迫撃砲」

対戦相手のデッキに大型クリーチャーが入っていた時の除去要員。



「殺戮遊戯」

相手がコンボデッキ系だった時の対処要員。
使うまでもなく、吸血鬼軍団の勢いは凄かった





今回は第4回酒嚢飯袋スタンダード大会を制した「黒赤吸血鬼デッキ」を見てみました


やはり吸血鬼軍団に「吸血鬼の怒り」の組み合わせは強いですね


次は、どんなデッキが誕生するのか

楽しみですね


ではでは、今日はこの辺で

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