秋田県立大学 S.E.I.M.

秋田県立大学ものづくりサークルS.E.I.M.公式サイトです。
日々の活動や製作状況なども書いています。

真・知能班長就任あいさつ by New知長

2008-12-26 19:21:39 | Weblog
   マイナス4度ってなんだよこんちくしょー!!
 豪雪のなか学校までやってきた新知能ロボット班長です。
更新がないのもかわいそうなので就任あいさつも兼ねて書き込みます。

 さて、我々S.E.I.M.の知能班は
主にジャパン・マイコンカーラリーと知能ロボットコンテストという、2つの大会へ参加しているわけですが、
最近この方針に外部から疑問符が投げかけられています。
今日はこのことについて、新班長として私見を述べさせていただきたいと思います。

 まず分ける理由の最もたるものが、「基礎と応用に分けることが肝要だ」ということです。
知能ロボットもマイコンカーも基本はメカトロニクスの結集作であり、
その基礎を学ぶにはマイコンカー。応用に挑戦するには知能ロボットが最適だと思います。
2つに共通することで最も重要なことはインタフェース関連の知識であり、
そのどちらもがこの知識なくして完成はあり得ません。
幸いマイコンカーに関しては資料が豊富にありますから勉強が簡単ですが、
知能は全くの独創から始まるためそのまま利用できる資料は限られます。
これが「基礎と応用」と区別した所以であります。

 さてこれまで書いてきて分けるメリットについてはある程度理解していただけたとは思いますが、
この方針のデメリットについて説明しなければなりません。
これは、分けることにより中途半端で終わってしまっているのではないのか?という
至極当然な問いです。
これについて十分な説明ができていないことが、今回の問題なのです。

 方法はぱっと思いつくだけで3つあります。
1.活動を一つに絞る(S.E.I.M.を分割する)
2.毎年入賞する
3.活動に透明性を持たせる

私は3.を推したい。というか3.以外はたぶん無理だろうと思います。
具体的には本学の学生自主研究制度を利用しましょう。
手順は
5月    計画書を提出
        ↓
6月  審査通過 & 予算獲得
        ↓
7月以降 計画書通りに実施
        ↓
年明け   報告書作成
        ↓
年度末   報告書提出

何やってるのかをはっきりさせた上に、予算までもらえて超ラッキー!
中途半端は許されないけど、それくらいの覚悟でやらないとロボットは完成しないと思います。

長くなりましたが、来年度の知能班の活動は自主研をメインに据えていきたいと考えているということで、
一つご理解のほどよろしくお願いします
何か質問等ありましたらコメントにドゾー。

それでは皆様よいお年を!

11

11