厚生労働省は3月15日、来シーズンの流行に向けて製造するインフルエンザワクチンを、新型と季節性を混合した3価ワクチンとするよう各ワクチンメーカーに伝える方針を固めた。同日の「厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会」で明らかにした。最終的な製造方法はメーカー側が決定する。
3価は新型のほか、A香港型とB型。今シーズンの季節性インフルエンザワクチンはA香港型、B型、Aソ連型の3価だが、WHO(世界保健機関)の推奨通り、来シーズンには、このうちAソ連型から新型に推奨株を変更する。
WHOでは、3種を混合した3価ワクチンにするか、新型だけの1価ワクチンにするかの判断は各国に委ねていたが、厚労省は3価ワクチンを製造するようメーカー側に伝える。
15日の予防接種部会で厚労省は、3価ワクチンへの切り替えにより季節性と新型ワクチンを別々に製造するよりも効率が良く、接種を受ける人の経済的・身体的な負担軽減も見込めると説明した。
新型インフルエンザワクチンのみの接種を希望する人には、余剰が見込まれる今シーズンのワクチンを備蓄して対応する。
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