私にはライヴ活動を始める前からの知り合いで今も頻繁にではありませんが時折一緒に演奏をするNと言う友人がいます。私の人生初めてのリーダーライブもNと一緒だったし真冬の夜中に関内駅の陸橋したでストリート演奏したり若手特有の悩みを聞いて貰ったりと苦楽を共に過ごした友人です。
以前は仕事以外で外に遊びに行く事も頻繁でしたが今ではお互いの環境の変化もありいつの間に遊びに外遊することも20代の頃に比べるとめっきり少なくなりました。
ってな訳で11月の3連休の代わりに一昨日の5日に友人Nと箱根と小田原に行って来ました。
事の発端は先日のライブの帰りの会話。
俺『久しぶりにどっか遊びに行こうぜ!』
N『(帰る前に)マグロ食ってかない?』
俺『いやー、今日はまっすぐ帰るわ、、』
N『そう?じゃあお疲れさま』
俺『おつかれー』
翌日
N「どこ行く?そっち何かある?」
俺「こっちはキテ○ーちゃんの国とか競馬場とか高尾山とかそんなんしかないよ」
俺「あ~~~…ロープウェー乗って温泉玉子食いてぇ」
箱根へはFホテルの演奏の仕事で毎月の様に通っていたのですが拘束時間が観光に於ける一番重要な時間を占めていた為、空いた時間や仕事終わりに箱根を堪能する事が全く出来ませんでした。
仕事の行き帰りに見ていたロープウェーの看板は『皆が遊んでいる時に遊べない』そんなフラストレーションの象徴と言えなくはないでしょうか?
そんな訳で翌日の10時半に小田原駅に待ち合わせをしました。
私は15分遅刻。でもNは30分遅れて来たので全く問題なく合流。イヤ!問題アルヨ!?
Nの提案でトコトコきっぷを購入。
*ここから紹介する写真は全てN氏に私のスマホで撮影して頂いた物です。
小田原駅~強羅駅間 強羅駅~早雲山駅間が 1,540円で一日乗り降り自由ですお得です。
お得なキップをゲットしたら先ずは湯本へ。
とりあえずここで昼食をとろうと言う事になりおそば屋さんで『貞女そば』と言う名前の冷やしとろろぶっかけ蕎麦を食しました。
ボクは小田急線の駅にある箱蕎麦のとろろ丼セット大好きですが。貞女蕎麦も美味しかったです。
次ぎ来たら暖かいとろろ蕎麦も食べたい。
でもカレー南蛮が一番たべたいです。
昼食をとったら登山鉄道で一気に強羅まで登ります。
強羅の公演とても奇麗でした。
あとクラフトハウスと言うガラス細工や轆轤を体験出来る施設がとても面白そうでした。
でも今日はロープウェーが目的なのでクラフト体験はまた後日。
今回は建物をバックにカズダンスを踊るくらいで勘弁してやりました。
公園を一通り見たらケーブルカーで一気に早雲山まで登ります。
ロープウェーの料金のトゥエクスペンシブな金額にビビって片道300円のバスで
大湧谷に向かおうかと当初の目的を忘れる私とNでしたが初心を思い出し往復券を購入。
誰も悪く無いんです。全部貧乏が悪いんです。
さてさていよいよお目当てのロープウェーです。
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あ、コレは黒玉子を運搬する装置でした。
ロープウェーから見下ろす紅葉と尾根を越えて眼前に広がる大湧谷の景色はさいこうでした。
で目的地の大湧谷は
敷地内は観光の人達でにぎわっていますが柵の向こうには幻想的な光景が広がっております。
柵の中では黒玉子を作ってます。
現実的ですね。
できた黒玉子は下界へ。
生で見るとこれはこれでジブ◯映画とか
ピタ◯ラ装置を連想させられるので幻想的と言えなくも無い。。
下界におろされる前に頂きます。お塩が付いて来ますがそのままでも美味しいです。
あいにくの曇り空で富士山はてっぺんまでは見る事が出来ませんでした。
次こそご対面したいものですね。
でも裾の方だけでもの凄い存在感でした。
と言う訳でロープウェーに別れを告げてケーブルカーで一気に下山。
風祭で蒲鉾と日本酒(生産地は南足柄)を買って小田原へ戻りました。
小田原では近所に住んでる親戚のMが混ざって釜飯食ったり夜の小田原城の敷地を徘徊して暗闇の猿おさるさんのシルエットや夜の光に群がって蠢くお堀の鯉さん達を堪能しました。
いやー、こう言うのって良いもんですね。
楽しかったです。
本日も頑張ります!