映画@ドリームガールズ/DREAMGIRLS

2007年02月10日 11時52分08秒 | 映画 た行
1962年、デトロイト
エフィー、ローレル、ディーナの3人は音楽での
成功を夢見て“ドリーメッツ”というグループを結成し、
新人オーディションへの挑戦を繰り返していた。

中古車販売会社のカーティスはそんな彼女たちに
大きな可能性を見出し、マネジメントを買って出る。
そして、地元で抜群の人気を誇るジェームズ・アーリーの
バック・コーラスに抜擢されると、彼らのパワフルなステージは
デトロイトのみならず全米中の注目を集め、
一躍スター街道を歩み始めるのだった。


ブロードウェイミュージカルの映画化っつー事ですがぁ
良かった~!!とにかく歌が素晴らしい!!
彼女たちの歌を聞いた瞬間から、引き込まれる事間違いなし
その歌声に、もう鳥肌立ちっぱなし、ジワっと涙まで出て来ちゃって

この“ドリームガールズ”にスリーディグリーズを
イメージしたけど、ドナ・サマー、ダイアナロスetc・・・
この時代、60年代から70年代の音楽は凄く好き♪
スターを目指す“ドリームガールズ”の栄光、挫折そして再生
ストーリーは分かりやすいし、じっくり歌を楽しめる映画

で、この映画のために10kgの減量をしたという
ビヨンセがまぁなんと美しいこと~♪
成功していくほどに美しさは増していって、
ずっと見ていたいって感じ
そして、歌の素晴らしさはなんと言ってもジェニファー・ハドソン!!
声デカっ、いやいや声量がもの凄い!!
こちらはいつまでも聞いていたい、聞き惚れましたわっ
アカデミー賞の助演女優賞候補だけど、絶対主演ですっ

“ドリームガールズ”がコーラスをつとめる
エディ・マーフィの若干下ネタキラキラステージもイイ
ラストステージもねぇ~、良かったな~
「やめないで~」と心の中でつぶやきながら見守ったけど。。
彼女たちが自分を取り戻して行く姿には、胸が熱くなる
とっても気持ち良く観終われる映画でしたわぁ

うーん、また観たい♪
試写会で鑑賞しましたがぁ、会場の音響がイマイチ良くなかったのが
残念。。キンキンしちゃって。。
音響施設のいい劇場での鑑賞をおすすめしたいデス

http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html



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映画@幸せのちから/THE PURSUIT OF HAPPYNESS

2007年02月08日 12時47分10秒 | 映画 さ行
クリス・ガードナーは高級医療機器のセールスマン
5歳になる息子クリストファーは彼にとって
何より大切な存在。実の父を知らずに育ったクリスは、
我が子には決して同じ思いをさせまいと心に誓っていたのだ。

しかし仕事は思うようにいかず、家賃の支払いもままならない。
ついには愛想を尽かした妻に去られ、自宅からも立ち退くはめに
息子と安モーテルに引っ越したクリスは、
一流証券会社の研修生となり、半年後にたった一人だけ
採用となる正社員への道に最後の望みを託す。
だが、その半年間は無給。
ついにホームレス生活を余儀なくされるのだったが。。


ホームレスから億万長者、まさにアメリカンドリームを掴んだ男
実話ベースのストーリー
ウィル・スミス、カッコ良かったけどちょっと老けてたな~

ラストは成功者となって、めでたしめでたしなおはなしなんだけど
幸せになった感が、なぜかイマイチ伝わって来なかった
気がするんだけどぉ。。
幸せに暮らすシーンが無かったからかなぁ。。

確かにね、愛する子供のために、チャンスを掴もうとする
クリスは凄い、あの必死さには目を見張るよね
採用が決まった時には、本当に嬉しかったし
涙、出そうだった(結果はわかっているんだけどね。。)
だけど。。幸せになるまでが長い~、ちょっと中だるみ気味で
観てしまったかな~。。いろんな意味で、辛いのよ。。
あとどれくらいで、幸せになるのぉ~って感じで
「うまく行き過ぎだろー」って部分もあったりしてね。。
でも、そんな時期、そして親子の愛を観る映画だったっつー
ことなんでしょうね

で、その子供への愛
さすが実の親子、二人の自然な姿が良かったな~
ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスくん(名前、長っ)
すごーく、きれいな顔してるんだよねー
リュックをしょって、小走りで父親についていく姿が
もう、可愛くてね~♪
ウィル・スミスの優しい目も素敵だったわぁ~
やっぱり、ここが見どころなんでしょうねー
それでもって、成功してから母親は戻って来たのかしら。。
そこんとこ、ちょっと気になってたワケで。。

守る家族がいるから、頑張れる
チャンスは自分から掴むモノ
少子化対策だか、ニート応援かなんかの標語かっ、て感じだけど
なかなかいい映画でしたわん


http://www.sonypictures.jp/movies/thepursuitofhappyness/index.html

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映画@ラッキーナンバー7/LUCKY NUMBER SLEVIN

2007年02月02日 16時55分48秒 | 映画 ら行
仕事をクビになり、恋人にも裏切られ、
不運続きの青年スレヴンは、友人ニックを頼って
ニューヨークへとやって来た。

しかしニックは不在、部屋を訪れた隣に住む女性
リンジーと一緒にニックの行方を捜し始める。
そんな矢先スレヴンは、ニックと間違われ、
ギャングによって拉致されてしまう。。
親玉“ボス”に、ニックがつくった多額の借金の返済を迫られ、
それを帳消しにする条件として、敵対するギャングの親玉
“ラビ”の同性愛の息子を殺害することを強要されてしまうのだ。。


ジョシュ・ハートネット、 ブルース・ウィリス、
ルーシー・リュー、モーガン・フリーマンetc・・・
キャストが豪華~!
この有名ドコロがどう絡んで行くのか?
予告では「オーシャンズ~」をイメージしてしまったけど
全然違ってましたわ。。
ジョシュ・ハートネットが、めっちゃかっこよくなった~!!
泣く子も黙りそうな、心優しき殺し屋グッド・キャット、
ブルース・ウィリスもいい役だよね~
モーガン・フリーマンも、ギャングのボスながら
どこか優しげな表情が、なんともいい!!

二転三転するストーリーと、グッド・キャットの影に
これまた「シックス・センス」風か?時空を超えてる?とか
ずっと、ずーっと想像していましたがぁ
冒頭の死体は、どこで使われるのぉ?とかさー
いや、すっかり騙されましたねっ、スレヴンの演技にはっ
ジョシュくんが、ごく普通の青年風だから良かったのかな
あの不運っぷりには、同情しちゃったよ~、ホント

しかし、ラストは期待した程の大ドンデン返しでもなく
「ほぉー、なるほどねー」だったんだけどね。。
でも、なかなか爽快なストーリーでしたわー
そして、どうも謎解きの方向に行ってしまったけど、
殺し屋とスレヴン、スレヴンと偶然の恋に落ちたリンジー
なんか、ジワ~っと暖かいモノがあるし
思ったよりも楽しめる映画だったかな~♪


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映画@世界最速のインディアン/THE WORLD'S FASTEST INDIAN

2007年01月26日 11時49分51秒 | 映画 さ行
ニュージーランド、バート・マンロー、63歳
若くはないし、金もない。。 
しかし彼には愛するバイク“インディアン”と、
誰にも負けない情熱があった

惚れこんだ1台のバイクを40年もかけて独力で改造したバート
彼はライダーの聖地、アメリカ、ボンヌヴィルで開催される
“スピード・ウィーク”をひとり目指すのだ


夢に向かって走り続けた、60歳
ライダーとしての夢を追い続けた実在の人物、バート・マンローを
モデルに作られた、実話なのですね~
このおじ様、やってくれますわー、ホント
何に対しても物怖じしない、自分を貫き前に前に進む
真っ直ぐな姿は、素晴しい!!

夢の実現への旅の途中には、数々のアクシデント。。
さらに持病が悪化してるの。。?
心配で心配でしょうがなかったけど、目的の場所へ向かう
彼にとって、そんな事どうっって事ない事だったんだね。。
気持ちの強さと、愛し続けて来たバイクに自信と誇りを持っていて、
そして周りの人の温かさに支えられていて。
これもまたとっても気持ちのイイ映画でございましたわ

バートにとっての、ステージはあのスピードレースだったけど
人それぞれ、自分にとっての最高のステージに立つ事は出来るワケだ
それは、やっぱり自分から進んでいかなくちゃ、
向こうからはやって来ないって事なのよね~
年齢なんて関係なく「夢はいつか叶う」んだって
この、おじ様バートに、勇気や元気を頂きましたわ♪

今年初めて、試写会での鑑賞♪
日々、何かやりたい、達成したい!!気持ちばかりが前に進んで
なかなか行動に移せない私には、
年の初めにうってつけの映画だったかも

http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/index.html


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映画@プラダを着た悪魔/THE DEVIL WEARS PRADA

2007年01月21日 14時57分17秒 | 映画 は行
大学を卒業し、ジャーナリストを目指して
ニューヨークへやって来たアンディが就いた職業は、
一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダのアシスタント
オシャレに疎い彼女は、それが次へのステップになればと
いう程度に考えていた
ミランダが何者かもまるで分かっていなかったのだ
彼女こそは、その絶大な影響力に誰もが恐れおののく
ファッション界のカリスマだったのだ

四六時中浴びせられるミランダの理不尽な命令に、
いつしかアンディの私生活はめちゃくちゃに。
恋人ネイトともすれ違いが続いてしまう。。
こうして、早くもくじけそうになるアンディだったが


遅ればせながら、鑑賞~♪
面白かった~!!
これ、きっと女性はみんな好きになる映画だよね~
分かりやすいし、すごく共感できる
大御所メリル・ストリープがかっこいいぃ~、素敵すぎっ!!
アン・ハサウェイは人形のように美しいし
出演者が着こなす、ファッションも本当に楽しめる

ベストセラー作品の映画化でしたっけね
作者は、ヴォーグ誌の編集長を努めた経験のある女性だそうだけど
業界の舞台裏は、やっぱり実体験ありでしょうね
きっとリアルなんだろうと想像しますっ
ミランダみたいだったのかな~
それとも、過去にミランダみたいな上司がいたとか。。
相当厳しそうな業界だけど、しかしまぁ華やか
いつもあんなカッコイイ服着て働いてみたいもんだわ~
でも、お給料は衣装代に消えて行きそうだし、
あのピンヒールで走り回れないよー、それだけでギブアップかも
しかし、出来る女は見た目も大事って事なのね。。
それに華やかな表舞台は、裏方さんたちが泣きながら
支えているってワケよね
「そんな事言ったってぇ~、どうすりゃいいのよぉ」って
観ている間中、気持ちはアンディよ

ピンチを切り抜け、仕事をこなして行くアンディは、
観ていて気持ちが良かったなー
彼女が美人なだけのオッチョコチョイな子じゃ反感かっちゃうかも
それなりの普通のコメディ映画にはなるだろうけど
これは、アンディが賢いところで、安心して観ていられる
応援しながらも憧れちゃう、嫌な部分のない主人公だよねぇ
そんなアンディに感情移入しっぱなしだったけど
「うーん、彼女なかなかやるわねー」なーんて、
ちょっとミランダの気持ちになったりもしてね

そして、アンディを取り巻く人たちが、みんな優しい!!
もちろんミランダも
なんかホロリとさせるじゃないのぉ~

まっ「ちょっとー、うまく行き過ぎだろー」感もあるけど
違和感なく、すーっとなじめる映画
アンディを心から応援したくなるし、逆に元気も貰える
前向きな気持ちになれるねー、こういう映画って


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映画@イカとクジラ/THE SQUID AND THE WHALE

2007年01月12日 16時38分40秒 | 映画 あ行
16歳の兄ウォルトと12歳の弟フランクの両親は共に作家
父バーナードは、スランプが続いていた。。
一方の母ジョーンは、華々しいデビューを控えた新進作家

ある日、兄弟は両親から離婚することを告げられる。。
兄弟に共同監護という形で父の家と母の家を
行ったり来たりの生活が始まり、弟はストレスから学校で
奇行を繰り返し、冷静に受け止めていたかに思われた
兄も問題を引き起こしてしまう。。。


「イカとクジラ」ってタイトルからして、何かありそうだ
期待は膨らむぅ~!!
タイトルに惹かれ、母親役、ローラ・リニーが観たくて鑑賞~♪
ちょっとクセありな感じだったな~、ちょっと難しい。。
面白かった~!!とは言いがたい。。

作家で今は落ち目、大学の講師をしている父親
浮気常習者で、それを息子に語ってしまう母
父親を崇拝している長男と、母親が大好きで、
親の離婚をきっかけにアル中になってしまう次男
離婚した両親に振り回されてしまう兄弟は、まさに思春期
彼らの心情が、繊細に描かれているワケだ
そして、4人のセリフのないビミョウな、何気ない演技が上手い!!
何故か居場所がなくて、誰が主人公というのでもなくて、
でも、4人ともしっかり描かれているのがスゴイ!!

普通の家庭のようで普通じゃない、個性的な4人
悲劇のような喜劇、面白いけどなんか痛い。。
で、誰に感情移入したかって、そりゃやっぱり同じ女性の
母親かな~、やっぱり女性は強い!クジラだ!!
離婚を責める長男を「チキン」と呼び、「これは夫婦の問題なの」と
はっきり言い切った、母親が結構好きかも
難解なオヤジは、イマイチ好きになれない。。
そして、母親を軽蔑する長男が、カウンセリングで話す
楽しかった思い出がほとんど母親との事だったのには
ホッとしたし、ちょっとウルっと来たよぉ~!!
ここで、やっとストーリーと「イカとクジラ」が繋がって。。
理解できそうだと思いきや、そうでもない。。

しかしこの映画、どう解釈しましょうか。。
バラバラになってしまったように見えるこの家族に、
寂しさを感じてしまったり、修復の兆しを感じたり
漠然と、自分が今大人で良かったって思ったり。。
淡々としていながらも、実は心に沁みる作品なのかもしれないな~
ちょっと擦れた映像と、音楽がまた沁みるぅ~


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映画@40歳の童貞男/THE 40 YEAR OLD VIRGIN

2007年01月10日 10時42分02秒 | 映画 や行
電気店で働くアンディは、フィギュア収集や
テレビゲームをこよなく愛するオタクな40歳の独身男

ある日、アンディは自分が童貞である事実を
仕事仲間3人組に知られてしまう
驚いた3人はどうにかしてアンディに初体験をさせようと
いろいろ世話を焼き始める
そんな中、アンディはネット競売の仕事をしている
トリシュという女性と知り合い、
ついに初デートに漕ぎ着けるのだったが。。


これ~、観たかった~!!待ってたDVD!!
下ネタありありで、かなり笑わせてもらったけど、
お下品じゃないところがよろしい!!
それに、そんなにオタクっぽくないよねー、アンディ
ポロシャツを愛用し、シャツはしっかりズボンの中っ!
とーっても誠実で、まじめな好青年って感じよ~
7:3に分けた髪型といい、どう見ても
女性にモテるタイプじゃないわけだ
そうね~、上司ならいいかもね、信頼できそうだ

そんなアンディをとりまく職場の悪友3人組が
彼の世話を焼くワケだけど、この愉快な3人がいいんだよねー
そして、アンディといい感じになっていく女性、トリシュ!
優しそうで大らかそうで、素敵な女性。好きな女優さんだな~
なので観ていて「どうかアンディをお願いします!」って
アンディの母になった気持ちよ~
そして、とうとうあのアンディがぁ!!

ストーリーは単純だけど、みんなとってもいい人ばかりで、
愛がいっぱいだよね、笑いもいっぱい!
なーんか、ホッとさせてもらえましたわっ!!


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映画@レイヤー・ケーキ/LAYER CAKE

2006年12月18日 17時49分40秒 | 映画 ら行
麻薬ディーラーとしてロンドンの裏社会を
駆け上ってきた名もなき一人の男
好調なうちに引退しようと決意を固めた矢先、
ボスのジミーから新たな仕事の依頼が舞い込む
それは、大物エディ・テンプルの娘を探し出すことと、
ギャングのデュークが手に入れた大量のエクスタシーを
売り捌くというもの

どちらも簡単に片づくと思いきや、エディの娘は見つからず、
エクスタシーにいたっては超訳アリのブツだったため、
男はいつの間にか殺し屋に狙われるハメに陥ってしまう


これは劇場で観たかったけど、見逃してしまった1本!
いや、めちゃくちゃ良かった!!
緊張の連続、画面にクギヅケの105分、見応え充分!!
ひとつのブツを巡る大勢の登場人物
まず、人の名前を覚えておかないと、
物凄~~く早い展開についていけなくなるねぇ
「ボーっ」としていると、ワケがわからなくなるこの映画。。
実に個性的で怪しげな俳優陣、そして、舞台はイギリス
なんだかどこか似たようなのが。。と思ったら
やっぱりそうでしたか、監督は「ロック、ストック&トゥー・
スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のプロデューサーの
マシュー・ヴォーンという方、うーん、ナルホド、納得!!
どちらも大好きな作品なので、後から知って、
なんだか凄く嬉しくなったわ~

裏社会、そのレイヤー・ケーキ=断層社会を描いていながらも、
とぉ~ってもお洒落でスマートにまとまっているのは、
やはり、新007のダニエル・クレイグのお陰?
名前も明かされない、クールで賢くて
ひとクセもふたクセもある仲間の中で、至って普通の男風がイイ!!
007はあまり観た事ないし、多分この方のも観ないと思うけど
私的には、こちらの役の方がいいかもぉ、なんて思ったりもして

そしてこの名無しの男と、唐突に運命的に出会う女性、
シエナ・ミラーも綺麗で可愛らしい
以外と好きなのよね~、この方

で、この男はキレイに足を洗えるのか、
更に2人の運命は。。ってところだけど、
ラストにありましたわ、ドンデン返しがね。。
やっぱり普通じゃ終わらない
にゃろー!シドニー、オマエ~!!
その上謝るなよぉー!!


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Book@冷血/トルーマン・カポーティ

2006年12月16日 00時25分05秒 | Books
いやはや、随分とご無沙汰してしまったわー
TBを送って下さった方々、ありがとうございました♪
本日、お返しさせて頂きました
遅くなって、本当にごめんなさい。。

何かと忙しく、映画を観る、ブログを書くなんつー
余裕もない、身も心もさむーい日々。。
「いやっ、こんな事じゃイカン!!暇みて読書ぐらいせねばっ!!」
そんなんで、今ハマっているのが
「トルーマン・カポーティ」
本当は映画「カポーティ」を観たいところなのだけど
(まだやってるかな?)
この「冷血」を読んでから観た方がいいなんていう
お声もあったりするので、とりあえず読んでみることに

ストーリーは、カンザス州の片田舎で起きた
一家4人惨殺事件のはじまりから、犯人が逮捕され
絞首刑に処せられるまでの実話
アメリカではかなり有名な事件だそう
その綿密な取材からか、登場人物の書き込みが凄い
血も凍るような事件でありながら、登場してくる人物の
家族の物語でもあるのかなぁ、読みやすくて
どんどんハマっていく事間違いなしっ

ただ、この本を読んだからといって、決してカポーティが
わかるワケじゃない
訳者のあとがきや、他の作品を検索しているうちに
この方がだんだんわかってきたのだけど
自らを「アル中で、ヤク中でホモの天才」と公言してたなんて
ところも興味をそそられるし、かの有名な
「ティファニーで朝食を」の原作者っていうのも、ちょっと驚き
ヒジョーに興味深いんですぅっ!!


映画@どつかれてアンダルシア(仮)/MUERTOS DE RISA

2006年11月05日 02時32分59秒 | 映画 た行
73年、アンダルシアの田舎町
ニノは場末の飲み屋で歌う売れない歌手
ブルーノはその店で働いていた
彼らは客と揉め事を起こし店から逃げ出したが、
なぜかウマが合い、やがて2人は伝説のお笑いコンビ
“ニノ&ブルーノ”になった

人気が高まる一方、2人の仲は悪くなるばかり
結局、激しい死闘の末解散した2人だったが、
10年後、再びコンビ結成の話が持ち上がったのだが。。


スペインのどつき漫才コンビねー、爆笑を期待して
観てみたんだけどぉ。。
こりゃ、コメディじゃないじゃないかー
笑うに笑えない、苦笑っていうんでしょうかね

お笑いコンビって、裏じゃどうなのよ?なんて
思ったりするけど、この2人に至ってはもう異常な関係に。。
憎み合い、意地の張り合いの腹の底の探り合い
殺し合いにまで発展しちゃうってぇ~
「こんな救いようのないストーリー観せてどうすんだ~」と
怒りたくなる気持ちを抑えながらも、なんとか最後まで鑑賞

しかーし、最後の最後のワンシーンのオチで救われた
なんだかそのラストのシーンのために、観てたようなもんだね~
唯一笑っちゃった場面だったけど、
まっ、ふたりが一番わかっていたはずでしょう!!
あんなに憎しみあっていても、今以上の相方はいないって事をね
スペインにも「どつき漫才」があるっていうのも
なぜか嬉しいし、こんな映画に出会う事もあるかっ
それにしても、「みなさんどつかれさまでした」って。。
どうよ??これまた失笑。。


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映画@ナチョ・リブレ 覆面の神様/NACHO LIBRE

2006年11月04日 11時50分52秒 | 映画 な行
幼くして両親を亡くし、修道院で孤児として
育てられたナチョ。
その修道院で料理番として孤児たちの面倒を見る日々
しかし、お金のない修道院では子どもたちに満足な
食事を与えることもできない。。

そんなある日、街でルチャ・リブレのスターの
豪華な暮らしぶりを目にしたナチョ
修道院では観る事も禁止されている、プロレスの
レスラーとなってお金を稼ぎ、子どもたちに
おいしい食事を食べさせてあげよう、
そして、皆の憧れとなる男になると決意するのだ!!


「ナチョーーーー」
観たかったー!!この映画、期待通り面白かった~!!
「タイガーマスク」の原案、メキシコの伝説的レスラーの
実話を元にしたっつーのも、凄く気になってたし

やっぱりいちいち笑えるぅ~、ジャック・ブラック
身のこなしの軽さと歌の上手さは、さっすがー!!!
顔の筋肉緩みっぱなしの90分でございましたわ
しかし、おデブでダメ男ながら、心優しき戦う男♪
ラストの試合には、目頭が熱くなったよー
シスター同様、すっかりナチョにくびったけ♪
いっそあの美しいぃ~シスターにも、覆面をー!!
被って来て欲しかったわーー
相棒のヤセ、脇役たちのボケ具合も、可笑しいし
子供たちもいいよねー

そして、ビミョーなユルさと景色の美しさと音楽の良さ♪
これ、あの「バス男」の監督作品なのねー
言われてみれば、なんとなく通ずるものを感じるわ
劇中に出てくる、ナチョのフィギアや小物も可愛くて
愛すべき作品、とにかく好きですっ
めちゃくちゃハマりましたわー


http://www.nacho-movie.jp/top.html

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映画@3人のエンジェル

2006年10月29日 12時24分42秒 | 映画 さ行
ドラッグクイーン・コンテストの予選を勝ち抜き、
ハリウッドでの全国大会に出場する為に
ポンコツのキャデラックを走らせるヴィーダ、
ノグジーマ、そして落ちこぼれのチチ
長い道のり、いつしか3人はそれぞれの
考え方の違いから対立してしまう。。

さらに、車の故障で立ち寄ったアメリカ中部の
さびれた町に3日間滞在するはめに。。
初めは町の人々に反発していた3人だが、
さまざまな出会いを通して心を通わせていく


大好きなドラッグ・クィーンもの~♪
この手の作品は、見かけはあまり美しいとは言い難い
オカマさんの、人情味溢れる物語っつーのが、お約束ね
それにしても、「プリシラ」によく似てるねー
あれも、砂漠でバスが立ち往生したよね、確か
「プリシラ」の方が全然見応えはあるけれど
こちらもなかなかイイ、イイ!!
ハイウェイを走る、キャデラックのオープンカーは
観ていてめっちゃくちゃ気持ちいい♪
レンタカー屋にあった、あれカローラだったっけ?
やっぱりあの車じゃ、全然絵にならない!

心優しき3人が、立ち寄った保守的な町の人々を変え、
自分たちもポジティブな人生を切り開いていくワケだけど
特に町の女性たちの変化が嬉しかったね
心を開いていった女性たちが、ハデハデな古着に身を包んで
店から出て来たシーンは、凄く好き
口をきかないお婆ちゃんが、話し出したのも良かったし
ヴィーダの優しさ、そしてラスト彼女(?)たちを
守った町の人々に感動~♪
もっと、ショーも見たかったけどな。。
でも好き!!軽~い感じで観るにはいいかもね♪


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映画@バス男/NAPOLEON DYNAMITE

2006年10月22日 17時48分59秒 | 映画 は行
アイダホの高校生ナポレオン・ダイナマイト
ルックスもダサければ頭も良くない彼は、
友達もなくイジメにあってばかりの毎日。。
さらに家族もナポレオンに負けず劣らずの変人たち
兄は女の子とのチャットに夢中、
叔父さんは怪しげなビジネスを始める

そんなナポレオンにも、メキシコ人の転校生ペドロという
友だちが出来た
女の子にモテたいペドロは無謀にも生徒会長に立候補、
ナポレオンも彼の応援に精を出すが。。


何これ~、めっちゃ面白いじゃないのぉー!!
と言っても、爆笑する面白さじゃぁない
ヘナヘナの脱力系、ゆるーい間が絶妙よぉ
なんか笑っちゃう
低予算のインディーズ系らしいので、全体的に、
影のうすーい俳優さんたちが集まっているのもいい
だけど、ちゃっちい感じは全然ないよね
あっちこっちで書かれている通り、この邦題がイカンですっ!!
そう、確かに「ナポレオン・ダイナマイト」じゃ、
何の映画かわからない、でもねぇー。。
オタクでは全くないですから。。

ナポレオンは、ダメダメな弱っちいヤツなんだけど
ヤルときゃヤル子なんだろうね~
彼の日常は、いつも人生最悪の痛い日ばかり
でも、時には陽が射す時もある、彼女も出来そうだし
ダンスはなかなかもんだったわよぉ~
しかーし、それもまた尻切れトンボ。。やっぱりオチが。。

そして全編にわたって、音楽がイイ♪
田園風景も、ほのぼの田舎っぽくて良い良い
唐突に皆の夢が叶っちゃうのには、おやおや?だけど
ラスト、ナポレオンが馬に乗って現れちゃったりして、
最後は爽やかに終ったし、まっそんな映画なので、
あまり深くは考えず、えぇいっ!楽しんじゃえっ!って
感じでしたわ~♪


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映画@ポセイドン/POSEIDON

2006年10月15日 21時40分34秒 | 映画 は行
大晦日の夜
北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”
広大なボール・ルームに大勢の乗客が集まり、
ニューイヤー・イブの祝宴が華やかに催されていた

今まさに新年を迎えようとしたその瞬間、
巨大な波がポセイドン号を襲い、船は瞬く間に転覆。。
4000人の乗客の多くが一瞬にして命を失い、天地逆転した
ボール・ルームに残るわずか数百名の生存者たち。。
プロのギャンブラー、ディランは自らの直感を信じ、
一人脱出を企てる。一方、前NY市長のロバートも、
別の場所にいる娘ジェニファーを捜すため、ディランと
行動を共にするのだったが。。


「ポセイドン・アドベンチャー」の34年ぶりのリメイク作品
私はこの前作を観ていないので、比べられないのだけど
映像のダイナミックさは凄い、劇場で観たらド迫力だっただろうねー
水は少しずつ迫って来る、ただひたすら出口を探す
危機がやって来るたびに、咄嗟の判断が功を奏する訳
いや~緊張感あるよねー
誰かが最後まで生き残れるのか?どうやって脱出するのぉ?と、
結構引き込まれるし、ドキドキぃー、く、苦しいぃ~!!
私、あんなに息止めていられないわぁ、パニックになりそうだ。。

上映時間も短くて、とてもコンパクトにまとめているよね
なので、飽きずに観られるには違いないけど。。
でもその分感情移入出来なくて、イマイチ感動出来なかったな。。
ラストの赤いボートには、ちょっとぉー!うまく行き過ぎだし
「脱出出来て、うん良かった良かった(泣)」なんていうのを
期待してたんだけど、やっぱ「タイタニック」の方が好きかな~

でも、ロバートパパの勇気と決断力、娘への深い愛には涙モノ
そして、ハラハラ感は充分味わえましたわっ!


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迷い婚 -すべての迷える女性たちへ-/RUMOR HAS IT...

2006年10月14日 12時36分22秒 | 映画 ま行
ニューヨーク・タイムズの死亡記事欄を
担当しているサラは、恋人ジェフからの
プロポーズを受け入れたものの、自分の将来を
思うと不安でいっぱいに。。

ある日、妹の結婚式に出席するため故郷と帰ってきた彼女は、
そこで両親の結婚にまつわるある噂を耳にする。
サラの家族は、映画にもなった小説『卒業』のモデルらしいのだ
サラの亡き母が結婚式直前に連れ去られた花嫁で、
祖母が主人公の青年を誘惑したミセス・ロビンソン
両親の結婚の謎を探るべく、かつて母を連れ去った男性を
見つけ出し、直接話を聞こうと思い立つのだが。。


親子3代にわたって、1人の男性に魅了されちゃった?!
ここ最近、私的にはケビン・コスナー、ダメかも~。。って
感じだったんだけど、この作品のケビン氏、良かったな~
サラがよろめいちゃうのも、わかるわかる
年取ったな~、って気はしたけど、この年代じゃないと
似合わないスタイルもあったりして、凄くステキだったわ~♪





邦題通り、結婚に迷う女性が本物の愛を見つけるっつー
分かりやすくて、ちょっと出来すぎなお話しだけど、
笑いあり、愛がいっぱい!(ラブコメだからね~)
サラのパパもお婆ちゃんも、婚約者のジェフも
みーんな優しくて、ホッとする
『卒業』がモチーフになっているっていうのも面白かった!!
大好きな、ジェニファー・アニストンも相変わらず可愛いし、
安心して楽しめる1本でしたっ♪


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