ワルツのフィガーで注意するポイント
ナテュラル・スピンターン
1)男子4歩目の左足後退がダイレクションになっている。
2)4歩目の左足でピボットし、回転が終わったとき、右足は、左足をアクロスしないこと。
3)第4歩のフットワークはTHTとなっているが、実際の回転はボールで行われる。またピボットの間、左足のヒールを床から離してはいけない、そして右膝は軽く曲げている。
4)ピボットやピポッティンゲアクションを、足の位置の項ではなく、回転量の項に記載してあるのは、1歩での動作であり他方の足と関係がないからである。
5)女子5歩目『後ろ少し横へ』となつているが此の位置は非常に難しく、4歩目ピポッティンゲアクションで回転が終わったとき一旦正しい位置に体重を掛けずに置かなければならない。
6)女子6歩目のブラッシュはhavingbrushed(ハービングブラッシュ)である。
男子6歩目左足横少し後ろについて。単純に考えれば、右足LODに面し、CBMPに前進し3/8回転、左足横少し後ろに置けば、左足はLODを横切ることになる。正しい考え方としては、5~6歩の回転は、外回りの為2回に分け1/4・1/8回転とすべきであるが、女子と正体のバランスを保たなければならないので、左足はLOD上に置き(2回に分けた場合に最初に置かれる1/4回転の位置)3/8回転をする。これが6歩目に実際に置かれる『横少し後ろへ』の足の位置である。