ma vie quotidienne

フランス語で「私の日常生活」。
ささやかながらも大切な日常の記録です。

ブラック・ジャック三昧

2005-02-11 23:50:48 | その他いろいろ
三連休の初日、宝塚市の手塚治虫記念館に行ってきました!3回目の来館になる今回の目的は、「ブラック・ジャックの大事展」。名作「ブラック・ジャック」が昨年秋から連続テレビアニメとして放送されたことを記念しての企画です。

アニメのテーマソングが流れる会場は、BJ邸のセットがあったり、ピノコちゃんお気に入りのパフェがあったり、まさにBJ一色。行く前にはお子様向けなのかなという心配もあったのですが、原作関係の展示もとても充実していて、時間を忘れて見入ってしまいました。お気に入りのエピソードの投票コーナーもありました。最終結果が気になるところです。

その後は手塚作品読み放題の図書コーナーへ。途中までしか読んでない「火の鳥」も気になりましたがやはり今日の気分はブラック・ジャック♪。これも時間を忘れて読み込んでしまいました。結局、お土産コーナーを少し見た以外はブラック・ジャックオンリーでした。。

3・4年前まで「怖い」「気持ち悪い」のイメージが強くて全く読んだことがなかった「ブラック・ジャック」。初めて読んでからは、すっかりその魅力にはまってしまいました。「生命とは、どんな場合であっても守るべき大切なもの」・・・このメッセージを強く発信していながらも、この単純明快な言葉だけでは解決できないさまざまな問題にも気づかせてくれます。

それと、大好きなピノコちゃん。「ちぇんちぇー」への一途な恋心、たまに見せる妬きもち・・・もう可愛くて。でも読めば読むほど、可愛らしさと笑いを提供するだけのキャラクターじゃないんだなあとも思います。ありえない出生をした彼女は、心の年齢と体の年齢のギャップに悩み苦しみながらも、懸命に、純粋に生きていきます。例えば性同一性障害に苦しむ人も似た辛さがあるのかも。ギャップ自体を解消できるのがいちばんだけれども、世間の見方が変わることで辛さが緩和されることもあるのだろう、とか。。。いろいろ考えさせられます。

「ブラック・ジャックの大事展」はあと少しで終わりますが、それでも「また来るぞー!」と心に決めて記念館を後にしたのでした。

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2 コメント

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お邪魔します。 (英介)
2005-02-13 01:29:55
こんばんは!

僕が小学生の頃、宿泊したユースホステルにブラック・ジャックのコミックスが置いてあり、表\紙には臓器が書かれてグロテスクだし「恐怖コミック」だなんて書かれてあるし、これは読んだら夜中ひとりでトイレ行けない!と思って読むのをやめた記憶があります…。その夜、外は雷雨、ユースは廃校になった校舎ということでただでさえ恐かったですし。

ひとつだけのエピソ\ードに投票するというのは、とっても難しそうですね…。
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いらっしゃいませ~。 (さと)
2005-02-14 00:50:23
「恐怖コミック」だったんですか!?怖いけどホラーじゃないので「恐怖コミック」の表現はちょっと違うような気もするけれど、要するに小さい子は気をつけて、ということなのでしょうね。



でも、私の向かいの席では小学校低学年くらいの子が熱心に読んでいました。テレビアニメでブラック・ジャックを知った世代には、原作はきつくないのかな~と思いながら見ていたのですが。。



投票コーナーには全タイトルをリストアップしたものが貼られていました。にわかファンの私は読んでないものの方が多かったのですが、全部読んだ人にとってはひとつに絞るのは確かにかなり悩みそうですよね。
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