頑張れダイエーその（３）

サッカー日本代表がバーレーンに辛勝しました。
まだまだ先は長いですが、今回勝つことが
セーフティーゾーンに残る最低条件ですから
大事な勝ち点３です！

胸を撫で下ろしたところで、再建中のダイエーについて、
やっとこさっとこ元BMW東京林文子社長を会長兼CEO
に決めたという正式な発表がありましたね。
聞けば産業再生機構が難色を示し丸紅との間で、
調整が難航していたとの事。でも社長はまだ未定らしい。
以前林文子さんのことをブログに書いたのが3月3日ですから
1ヶ月も費やしてやっと会長を決めたという状況です。

こういったことがあると、どうしても日産ゴーン社長
のケースとくらべてしまいます。
社長に任命される以前にスタッフ人選を行っていた。
人物的に優れていると思われるものをルノー社内で
選抜してチームを作りながら、日産の状況把握に時間
を費やした。そして任命されるころには、自分自身で
状況の把握ができていたのである。
何が足りないか、何が間違っているのかという点に
ついてである。

そこへゆくと理由はなんであれ、ダイエーの件に
ついて言えば明らかに後手にまわっていると言わざるを
得ない。

これまでも当然のごとく行われていたとは思いますが、
今後もコストカット等の名目で様々なリストラが行われると
はずです。
これについてもゴーン社長は上手にまた手際良く実行した
ようです。
仮に結果は同様でもプロセスが悪いと現場の指揮が大幅に
低下し、また世論の支持も得られないでしょう。

林文子氏がどの程度、丸紅と握り合っているのかは、
わかりませんが、人選で横槍が入るようだでは今後大変な
苦労があるんだろうなと思ってやみません。V字回復は望めないか・・。

こんな事で、ばたばたしている状況を鑑みるとやっぱり日本が
外資系にいいようにやられてもしかたがないのか・・・
と考えざるを得ないというものです。

よく「はげたか」と呼んで蔑んでいますが、実のところ相手は平均的で、
日本のレベルが世界にくらべて低いだけかもしれないと思うのであります。
（日本放送の件でもそうであるように・・・）

そうは思いたくないので、ダイエーは是非頑張って欲しいと思うのです。
当然日本代表もがんばれ！