神島のコトを知りたいならこのブログ見れば一発だよって言われるのを目標とするブログ。

映画「潮騒」、恋人の聖地、豊富な魚介類、手付かずの自然。伊勢湾に浮かぶ小さな島、神島の魅力を紹介します。

世界にたった一つの学校

2007年10月31日 | 風景のハナシ
先日、草刈りのため学校の前を通ると小学校の校長先生が壁にこんな絵を描いていました。子供たちや魚、太鼓などの絵です。世界にひとつしかないこの絵。僕にとっては世界中のどんな名画よりも価値のある物に思われます。本土では教育界の崩壊なんて言われてますが、こういう所に答えがあるような気がするんですが・・。
島の子供たちは年々減っています。でもどれだけ数が少なくなろうと、彼らが神島の将来の担い手である事に変わりはありません。自信を持って「故郷は神島です」
と言ってもらえるような人間になってほしいです。そして、それを聞いた人が「神島なの?知ってるよ。いいとこだよね。」って言ってもらえるような島に、世界にひとつしかない島にしていく事が僕の使命だと思うのです。
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今日の一品

2007年10月28日 | 仕事のハナシ
今日は軽くマリネして保存しておいたスズキさんと旬のきのこ、そして近所のおばちゃんの畑で採れたばかりのピーマン(濃厚!)で一品。
スズキは皮面をカリカリに焼いて、きのことピーマンはリンゴ酢をきかせてソテー。仕上げに大葉のピュレと嫁さんの実家の義母さんの畑で採れたスダチ(これまた濃厚!!)。自分で言うのもなんですが・・・絶妙なバランス。
ご飯のおかずにもピッタリでした。ちなみに昼食のみの営業もしておりますので、
こちらの方もぜひよろしくお願いします。
予約状況を電話で確認していただけると、スムーズにお食事していただけると思います。一応、予約を優先させてもらってますので。
電話は0599-38-2032です。
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自画自賛

2007年10月27日 | 仕事のハナシ
我が愛する神島にも他の地域と同じように法事なるものがちょくちょくあります。
数年前、山海荘で法事用のお弁当も出してもらえないかとの要望を受け(それまでは鳥羽から定期船に乗せて届けてもらってました)、させてもらったところかなりいい評価をいただき、今ではもう鳥羽で注文する人はいなくなりました。ありがとうございます。
だって、これで¥5000ですよ!
本土なら¥10000取られてもおかしくない!言いすぎ!!失礼しました。
もちろんすべての材料が神島産!
この他にも黒豆ごはん、味噌汁、お刺身などなど色々つけて日頃からお世話になっている島民の人たちに還元させてもらってます。
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幸、多かれ。

2007年10月26日 | 魚のハナシ
約2ヶ月間の休暇を終えて、彼らがまた僕たちの前に帰ってきてくれました。
いやぁ、うれしいですね。帰ってくるとわかっていてもうれしいです。
タコさん。
みなさん結構誤解されてる方が多いようなので、「神島のタコ」の将来ためにもその誤解を解いておく必要があるでしょう。
 「タコはやわらかくて、甘い」んです。スーパーなんかに並んでるモノと一緒にされちゃあ困ります。なかなか信用してもらえないのもわかるんですけどね。
一度食べてもらわないことには・・・。とにかく、今までの<タコ観>を
180度変えていかれるお客さんもホントにたくさんいます。
まぁ何もタコに限った話ではないんですが。
これから、また来年の9月まで安定した水揚げが期待されます。  ぜひ!!
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本物ですよ!!

2007年10月23日 | 魚のハナシ
前にも書きましたが、うちは神島で取れたものしか使いません。イセエビにしても
そうです。ですから中には角が折れていたり、尻尾にキズが入っていたりします。でもこれこそが本物の証。外国産の養殖ものは中途半端に綺麗なんです(もちろん本物でも綺麗なモノもあります)。どうですか?この透明感。口に入れた瞬間、磯の香りと甘みが広がります。もちろん次の日の朝は味噌汁で。実は今の時期は一番質がよく、お値段も安く食べていただけます。ぜひ本物を味わってみてください!
他のものは食べられなくなりますから(汗)
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本日の仕入れ 3

2007年10月22日 | 魚のハナシ
最後はカワハギ君。コレは煮付けにしました。
うまいんですよ、煮付けにするとねぇ。でも彼の皮はホントに頑丈。掃除するのに毎回手がボロボロになります。一体何から守る為なんですかねぇ?知ってる人がいたら教えてください。(笑) 
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本日の仕入れ 2

2007年10月22日 | 魚のハナシ
続きましてはセイゴ。言わずと知れたスズキの子(?)です。こちらは贅沢にも
開いて干物にする予定。一応言わせてもらうと、基本的にうちで使うものはすべて生で食べられます。でも食事が全部刺身では食べたお客さんは二度と来ませんから。いろいろと和洋問わず出させてもらってます。
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本日の仕入れ 1

2007年10月22日 | 魚のハナシ
我が愛しき旅館・山海荘は、神島漁協組合が運営する魚市場に直接入札し、参加することができます。ですからその日に水揚げされた魚介が、そのまま夕食に反映されるわけです。
 とゆーわけで、本日の仕入れ。
まずはスズキさん。最近よく釣れるみたいです。堤防の先っちょなんかでもイケるみたいですよ。「腕次第!」って言ってました。
 ちなみにコイツはポワレして、ソテーしたきのこを添えて出しました。リンゴ酢なんか利かしちゃったりして。
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水がない!!2

2007年10月16日 | 風景のハナシ
水の大切さについて貴重な経験(?)をさせていただいた今回の断水。もうひとつ得たもの。人ってこんなに暖かかったのかってことです。
県や市はもちろん、ボランティアの方々が僕らの生活を支えてくれたと言っても過言じゃないです。中にはお世話になった人や、友達の姿もありました。それらすべての人々に共通しているのが「笑顔」です。
みんな笑顔で僕のところによって来ては「大変やな、でも頑張れよ。」と声をかけてくれるのです。これは利きますよ。この部分だけで聞くと大変な時に笑いながら話しかけるなんて不謹慎な、なんて思うかもしれませんが僕にとっては「ファイト一発リ0ビタンd」以外の何者でもないわけです。「行ってやりたいのはヤマヤマやけど・・・。」って人からは大量の(ホントに大量の)ペットボトルのミネラルウォーターをいただきました。僕らはこれをお客さん用の飲料水として無料で配らせてもらいました。

こうして助けていただいた人たちのおかげで原因もわかり、もう2,3日の間には
元通りの生活が送れることになったそうです。
この神島断水に関わってくれた人たちに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!!

この出来事は一生忘れる事はないでしょう。 viva! amigo!!








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水がない!!

2007年10月13日 | 風景のハナシ
神島沖、海底に埋められた一本の送水管。鳥羽から神島へ生活用水を送る、文字通りライフライン。何らかの原因でその送水管が損傷したのが10月2日の明け方。その数時間後、島内にあるいくつかのスピーカーから聞こえてきたのは「断水」を告げる町内会長の声でした。 「点検かなんかでしょ、すぐ終るよ」そう思ったのは僕だけではないはず。まさかこんなに長く続くなんて・・・。
 あれから12日目、いまだに原因すらつかめていないのが現状です。「まさか」
自分たちの身にこんな事が起きるなんて想像もしていませんでした。

20年以上前、まだ鳥羽からの送水がなかった頃、神島の水道代は現在の倍以上。
両親も死んだばあちゃんも水の無駄遣いには異常に厳しく、よく拳骨を喰らいました。僕だってバカじゃありません。何度かどつかれるうちに何となぁくわかってはいました。いや、わかってるつもりでいました。あの時の気持ちと今の気持ちでは
雲泥の差があります。頭だけじゃなく身体でも理解できたんでしょうね、きっと。
 こんなに大切なものなんですねぇ、水って。いや水だけじゃない、電気、ガス、油、木、空気・・・。大事な事を気づかせてくれた、いいきっかけになったのかもしれません。こういう場所で商売をしている以上、地域の乱れはそのまま僕らの生活に響いてきます。ひとつひとつ、気持ちを入れて仕事していこうと思います。
来月の遊歩道の草刈りはもうちょっと丁寧にやろうっと。

次回もこの断水で得た経験や助けてくれた人たちについて。

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