時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(395) 水没集落からの脱出(4) ~集落への道編~

2010年08月31日 03時18分19秒 | 旅・散策の足跡
【水没集落からの脱出】の記事
静岡県浜松市天竜小和田~塩沢

1 入口編(306)
2 駅前メインストリート編(326)
3 最寄の民家とつり橋編(359)
4 集落への道(395)
5 徒歩1時間の集落(405)


6 駅を離れても(482)
→ 観光地天竜峡はこちら
→続編はこちらへ。

※ (3)からの続き。
※ 写真撮影日 2010年3月20日
明々後日からまた鈍行旅行をするため,似たようなところにも立ち寄ろうかと思っているので,雰囲気を思い起こすためにもこのシリーズを書き進めてみる。

 ときどき銃声(猟銃)が聞こえる中,現役の民家前から塩沢集落を目指し,移動を進める。

 ここから先,足場が土ではなく金網状になっているところも結構出てくる。

 途中途中に碑のようなものもあり,人の手が及んでいることが分かる。

 こんな感じで道を進んで行く。
 しばらくして…

 金網足場が長く続く道が現れた。

 金網がへこんでいるところもあり,網の下から板のようなもので補強?もされている。

 こんな感じであからさまに補修がされているところもある。こういうところを見ると金網が長く続いている道は少し怖かった。
 この金網の道の先には…

 赤い柱が見える。吊橋だ。

 橋の上も金網状の足場になっている。
 橋の真ん中から下を見ると…

 恐怖感が増強する。恐れながら橋をわたりきる。

 橋を振り返る。民家からここまで約10分だった。
 ここから先の道はまた雰囲気が少し変わり,斜面を登っていることを感じやすくなる。

 途中道が分岐しているところもある。

 ジグザグに坂を登っていく。

 階段の部分もたまに現れる。

 途中には廃墟もある。

 道と同じ高さに屋根がある。
 その先…

 道幅も狭くなり始める。来た道を振り返る。

 勾配もかなり急になってきている。
 目の前に小屋が現れる。

 廃墟かと思ったが…

 壊れたドアにWCと書かれており,トイレ用の建物だったようだ。駅利用者やハイキング客へのもてなしだろうか。
 2,3分ぐらいすると…

 高いところに小屋見える。あの小屋は林道に接しており,そこが塩沢集落だ。

 出口は見えてもまだまだ急勾配は続く。

 滑るのを防ぐためか金網状の床の部分もある。
 来た道を振り返る。

 狭く急な一本道になっている。

 こんな急なヘアピンカーブも…
 最後の急勾配を登り終え…

 最後の階段を踏みしめる。この上が塩沢集落。
 急坂の連続で足がかなり張っていた。民家から約30分で到着した。
(5)へ続く。


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