時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(No.110) 船小屋

2009年03月18日 23時59分59秒 | 過去になる現在
九州新幹線鹿児島ルートの筑後船小屋駅(仮)の建設予定地周辺を船小屋駅から瀬高駅まで歩いてみた。

※ とりあえず写真のみ投稿。
2009年5月25日文章追加。

 在来線の船小屋駅。

(2009年3月12日撮影)

 結構小ぶりな駅舎で無人駅で,さらに快速も通過してしまう駅で,新幹線駅が設置されるとは考えがたい。
 この日,この駅で降りたのは自分だけだったが,別の日には久留米から一緒に乗車した男の子が降りていた。とりあえず,利用者は少ないようだ。


(2009年3月12日撮影)

 駅前の道路。
 新幹線の高架がどんどん作られているが,車はたまに通る程度だ。
 筑後市の中心部は隣の羽犬塚駅周辺のようだ。

 駅からしばらく(約500m)南へ行くと・・・

(2009年3月12日撮影)

 高架以外にも何か作られそうな雰囲気だ。
 ここが新幹線駅の建設予定地なのだろう。

 新駅舎とは反対側の風景。

(2009年3月12日撮影)


 右手の線路奥に歩道橋のようなものが見えるのが,現在の船小屋駅だ。

 2年後にはこの場所に新幹線が停まるようになるとはにわかに信じがたい。

 さらに南へ行き,矢部川にたどりつく手前には新しく公園が建設されている途中だ。

(2009年3月12日撮影)

 サッカーの練習が丁度行われていた。
 新幹線駅開業に向けての動きのようだ。
 先述の男の子も服装から判断するとこの公園に行っていたのかもしれない。

 公園端を在来線が通っている。

(2009年3月12日撮影)

 古くからありそうな橋の上を列車が通っていく。

 公園の男子トイレ。
 扉に鍵がかかるようになっていたので,大便器のみがあると思うと・・・


(2009年3月12日撮影)

 中には小便器が一つあるのみだった。
 広々としたトイレだが,何か意図があるのだろうか?スポーツの試合などで大人数が使うことを考えたら,小便器の数を増やした方が得策だとは思うが・・・

 橋のようなものが見えたので線路沿いに川の方向へ行くと・・・


(2009年3月12日撮影)

 まだ人道橋は架かっていなかった。

 他の橋もまだ工事中で,公園外に出て大きな道路の橋を渡って川の向うのみやま市に行くことになった。相当の遠回りだった。最終的にどこまで橋が整備されるのだろうか?

 その橋の上から建設中の船小屋駅を見る。


(2009年3月12日撮影)

 かなり遠くに見える。一つ前の写真の在来線の橋が見えないことから,先程の地点からはかなり離れていることが分かる。列車を1本遅らせたが,次にも遅れそうな時間になっていた。瀬高駅の場所も大体しか把握していないので,ここから走ることになった。年度末で工事も多く,簡単にはたどり着かなかったが,列車到着5分以上前には駅に着いた。
 この瀬高駅には特急も停車する。羽犬塚も同様だ。そう考えると2つの特急停車駅の中間に新幹線駅ができるのもどちらかに極端に寄るよりは平等なのかもしれない。
 それでも,新船小屋駅(仮)が政治家MK氏の影響が全くないとは思えない。

 このような場所への新幹線駅の建設には失敗例だけでなく,成功例もあるようなので,開業後どちらになるのか楽しみだ。

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