時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(374) 【H21春・18切符2枚目】 2日目 延岡~宇和島

2010年08月10日 06時42分54秒 | 旅・散策の足跡
【H21春・18切符2枚目】の記事一覧

【363】 1日目(3月29日) 鹿児島~飫肥~延岡
【374】 2日目(3月30日) 延岡~大分~臼杵~八幡浜~宇和島
【385】 3日目-1(3月31日) 宇和島~高知
【396】 3日目-2(3月31日) 高知~坂出~岡山~大阪
【412】 4日目(4月5日) 肥薩海岸周遊
【479】 5日目(4月8日) 奈良・三重・滋賀・京都

3月30日行程
●はバス停や港

延岡 05:59
佐伯 07:09
07:10
大分 08:31
09:05
佐伯 10:37
●佐伯駅 10:48
●ととろ 12:11
●ととろ 13:07
●佐伯駅 14:30
佐伯 15:36
津久見 15:58
17:19
臼杵 17:42
●臼杵港 18:30
●八幡浜港 20:45
八幡浜 22:09
宇和島 23:20

※写真の撮影日 2009年3月30日
朝5時30分ごろ駅前のホテルを出て,延岡駅へ向かう。

 無事始発に間に合った。前日分の記事でも書いたが,ここで始発に乗れないと…

 宮崎方面は1時間に1本電車があるが,佐伯方面は1日4本しかない。しかも7時58分は市棚行き(宮崎県内どまりで大分へは行かない)なので,これを逃し,次の普通電車に乗るには夕方の16時47分発まで待たないといけない。妥協して赤字の特急に乗るなら1時間に1本程度はある。その次の19時29分が最終電車と1日3本しか佐伯までいく電車がない。
 時間がせまり,改札を通ろうとすると,2日目の欄の下に発行日が書かれているためか3日目のところにスタンプを押されかけた。誤記入(?)は免れたが,今度は今度で駅名がえんにょうの下の一部だけと駅という字の右半分がうっすらと見える状態だった。何となく経路を記録に残せる部分だけに少し残念だった。延岡からこのきっぷで乗ることはおそらくなさそうだし…時間になって電車が来た。1日3本しかないのだが,2両で車掌付だった。しかし,昨年10月から気動車による1両編成で,しかもワンマン運転になったようだ。それだけ利用者が少ないんだろうなと感じた。

 宮崎県内のどこかの駅。1日上下4本ずつにしてはきれいそうなトイレがある。
 そんな感じで山の中の景色を眺めていると,車掌が検札にやってきた。ワンマン化された今では見られない光景なのだろうが,九州の東側,西側とは大違いだ。でも車掌が検札に来ないのではなく,ただ単にワンマン運転がほとんどで車掌がいないだけだが…
 大分入って最初の宗太郎駅。

 特急は通過なので1日上下3本ずつの普通しか停まらない。利用者は少ないのだろうが,反対側を見ると…

 国道も集落もすぐ近くだ。
 その後も列車本数は似たような駅がいくつか続く。しかし,そちらは通学需要がありそうだった。でも列車通学だと朝登校した次が夕方まで列車がないので,午前で学校が終わるような日は大変そうだ。
 そんな光景を見ながら佐伯駅に着いた。今回の目的地の一つだが,バスの時間が合わなかったので,真向かいの電車に乗り換え,大分へ。

 九州最東端の浅海井(あざむい)駅。九州最東端の鶴見崎へはとても行くことはできなくても周辺を歩こうかとも思ったが,時間調整的にも大分の方がいい気がしたので,降りずに通過。
 大分駅に着き,駅前をぶらぶらし,朝食にいい店はないか探したが,見つからず。駅のホームでこの弁当を食べた。

 今度は…

 佐伯までこの電車で折り返し。中も普通とは思えないぐらいきれいで,一緒に乗っていた女子高生も「これ特急じゃない?」と言っていた。

 さっきも見たはずの風景が違った感じに感じながら…

 佐伯駅へ。今度は駅の外へ出て,駅前のバス停からバスでこちらの世界へ。途中の区間はJRと併走し,一日3本しか列車の停まらない駅前のバス停も通るのだが,バスとの接続が悪すぎる。最大500円ぐらい浮かせられても,数時間もそこで待っていられる自信も時間もなかった。
 ととろの世界から戻った後は,電車まで佐伯市内を歩き,昼食を取ろうとした。しかし名物の店が見当たらず,そのまま駅から電車に乗った。臼杵まで行ってフェリーに乗る予定だった。途中で少し時間があったので,大学時代のゼミの後輩の出身地で,彼がおすすめの場所とする津久見で降りた。

 駅周辺を1時間ぐらい散策。

 つくみんと出会ったり…

 佐伯で食べ損ねたごまだしうどんを食べたりした。詳しくは別の記事でまた書きたい。

 駅に戻り,距離はあるが隣駅の臼杵へ。
 その途中…

 電車がこんなところで停まった。対向車待ちだったようだが,こんな周りに何もないところで停まるのは久々だったように思う。
 臼杵駅。(ここから八幡浜までの過程はこちらでも紹介。)

 

 駅前には…

 小型の磨崖仏が。実物を見に行く時間はなかった。
 30分ぐらい歩いて臼杵港へ。

 この船で2時間ぐらいかけて八幡浜へ。

 10日ほど前にも訪れた八幡浜港に着いてからはまた駅まで40分ほど歩いた。
 途中…

 以前の記事で書いたことのあるこのお店で…

 八幡浜ちゃんぽんを夕食として食べた。
 店を出てからしばらくして…

 また夜の八幡浜駅へ。
 駅舎内は…

 漁業関連の暖簾があったと思えば…

 ツリーもあった。季節はずれかとも感じたが,名物のみかんが飾り物になっている。
 改札を抜ける。

 徒歩40分かかるフェリーを介した乗換えが案内されていた。

 古そうな橋を渡ってホームへ。

 まだ最終列車ではないが,一日が終わったような感じを受けた。
 宇和島行きの列車。


 外との入口との間にもう一つ扉で区切ってあり,しかも自動で開く。普通列車にしては豪華なつくりのように感じる。
 終点の宇和島駅へ。

 線路もここで終わっている。

 今度こそ一日の終わりを感じていたら,改札口が閉まっていた。しかし,他にも客はいたので安心だった。駅務室の駅員を呼ぶと慌てて改札をしてくれた。

 今度こそ改札業務終了だろうか。

 確かホテルと同居の駅舎。想像以上に大きかった。
 駅付近のホテルにチェックイン。明日の出発時刻を伝えると,その時間だったら予土線で行くのかと聞かれたが,路線名が頭に入っていないだけでなく,宇和島が愛媛であることもさっと出てこなかったので,返答まで時間がかかった。翌日は再び四国特有の鉄道事情を味わうことになった。

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