時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(206) 大阪日帰旅・肆 (2009年10月17日実施)

2009年10月21日 03時36分15秒 | 旅・散策の足跡
【大阪日帰旅】の記事一覧

壱 【北】とりあえずキタで
弐 【西】財政危機の要因
参 【南】いろいろな公園
肆 【東】コリアタウンとだんじり
伍 宗教タウンと大都市の漁港


 四度目の大阪でのプラン。今までだいたい北,西,南とメインの地域を設定してきたので今回は東側を回ることにした。

 集合場所は鶴橋駅,鶴のひろば。

(2009年10月17日撮影)

 駅を出て,隣の商店街へ。

(2009年10月17日撮影)

 この商店街の雰囲気,韓国と同じだと聞いてはいたが,自分自身実際の韓国へ行ったことがないので直接の判断はつかなかった。しかし,韓国旅行の経験のある同行人が韓国で見たことのある風景といっていたので間違いはなさそうだ。

(2009年10月17日撮影)

 ここで犬に出会ったのは何かの縁だろうか?

 途中,商店街を抜け,近くの神社へ行った。このころ,この付近のあちこちでだんじりの曳行が行われており,この神社でも開催していると思っていくと・・・

 日付を勘違いしたようで,昨日で終わりだったようだ。
 この後で,このあたりのだんじりとは雰囲気の異なる南河内だんじりを見に行く予定だったので,比較対象として見ておきたかったが,それはできなかった。前日までやその翌日には曳行が行われていただけに残念だった。

 再び商店街へ戻り,南の桃谷の方へ向かった。
 途中で東の方へ行くと御幸森神社がある。
 そこを東へ行くと,コリアタウンへ着く。  

(2009年10月17日撮影)

 こちらは入口に門があったり,韓国の像が並んでいたりする。
 中央の道に沿って平野川まで店を見ながら歩いた。

 コリアタウンを抜けたあとは,さらに東の方へ行き,今里筋をこえて新今里へ。

(2009年10月17日撮影)

 前の2者ほど印象は強くないが,よく見るとハングル表記が多く見られる。
 この地区にあるこの店で昼食をとることにした。

(2009年10月17日撮影)

 中へ入っても人の姿が見当たらなかった。しかし,よく耳を澄ますと「オソオセヨ」という声が繰り返し聞こえてきた。「すみません」と言っても返ってくるのは「オソオセヨ」だった。
 この店に来たお目当てはこの料理。

(2009年10月17日撮影)

 この店では思っていた以上に素晴らしいショートステイができたので詳しくは別の記事で取り上げたい。

 周辺を見て回った後,内環状線に出てバスに乗ろうとしたが,昼時間帯は行きたい方向へ向かうバスがなかったので,北巽のバスターミナルまで歩くことにした。これまでが異国情緒(?)あふれる街並みだったので,この道路沿いは見慣れた街並みだ。(ただし,一つだけ名前のインパクトの強い学校があるのを除いては・・・)

 バスターミナルからはJR線に乗り継ぐために平野区の加美方面に向かうバスに乗った。今回の大阪東側を回る際の候補地の一つだった。
 加美のバス停で降り,JRの加美駅を目指す。コース次第で今回のお食事場所になるかもしれなかった,がんこの屋敷の脇を通った。線路側を見ると,加美駅のホームが見えていた。この加美駅,南側の入口の存在感があまりにもないので,同行人に通り過ぎないように気をつけてと言って先へ行ってもらった。
 結果は案の定,通過してしまった。

(2009年8月11日撮影)

 加美駅前の通り。この中に駅の入口が写っている。
 同行人は駅舎を雑居ビルと思ってしまったと言っていた。
 ここまで周囲の家の中に溶け込んでいたら,ここが駅前という印象も薄れてしまう。北側はどう見ても駅という感じの入口なのだが・・・

 加美駅から近鉄に乗り換える柏原駅へ向かう。大阪市,八尾市,柏原市と3市を通過しているが,運賃は170円。大阪駅へ行く(290円)よりも安い。運賃の高いと言われているJRだが,100円台の運賃は他の私鉄よりも段階が多い。
 柏原駅。近鉄との接続が悪かったので駅の外を歩いてみた。

(2009年10月17日撮影)

 結構最近駅舎が建て直されたようだ。
 近鉄の駅でもあるが,駅にはJRの職員しかおらず,改札機もJRのもののみだ。普段は近鉄を使わないといけない状況にあり,近鉄の改札機をほぼ毎日のように見ているので,近鉄の切符をこの改札機に通すのは違和感があった。
 ホーム。

(2009年10月17日撮影)

 1番のみが近鉄で,改札内で全てのホームがつながっている。

 道明寺駅で乗り換え,富田林駅へ。
 まだ祭りまでは時間がありそうなので,駅前のパチンコ屋の前を通って,寺内町の街並みを見に行くことにした。
 途中,西の方を見ると・・・

(2009年10月17日撮影)

 PL教団の塔が見えた。
 少し中へ進むと,入口とは違って歴史のありそうな建物が立ち並ぶ。

(2009年10月17日撮影)

 交通公園という自動車学校のコースのような公園もある。

(2009年10月17日撮影)

 信号もちゃんと変わっていた。
 丁度,この公園では・・・

(2009年10月17日撮影)

 子ども達用のだんじりが待機していた。

 公園を離れ,寺内町を大まかに回っていると,歌声と灯りが迫ってきた。
 先ほどの子どもだんじりが曳行をしていた。この拡声器を使った歌声が南河内だんじりの特徴の一つだ。
 だんじりとすれ違った頃には辺りはもう暗くなっていた。
 先ほど夕焼けを背にしていたあの塔も・・・

(2009年10月17日撮影)

 安全のためかライトがついていた。
 しかし,駅前通は・・・

(2009年10月17日撮影)

 まだ祭りが始まりそうな感じではなかった。

 その後,町を歩いているといくつかのだんじりを見ることができた。交差点でいくつか見た後,だんじりのいった方向へ行くと,だんじりが集まっている広場のようなところへ着いた。色々な地区のだんじりが広場を出発するところだった。

(2009年10月17日撮影)

 そのだんじりの一つ。
 もう少し後になればもっとすばらしいパフォーマンスが見られたかもしれないが,時間と気温などの都合によりそれは断念した。
 まさか,この翌日,だんじりが倒れて負傷を負うという事故が起きるなんて思ってもいなかった。祭り中は,交通整理の場所ですら姿を見かけなかった警察がこのような形でこの祭りに関わることは予想もしなかった。重過失傷害の可能性もあるようだ。もしそれが確定したら,来年以降はどうなるのだろうか?
 このだんじり寺内町についても別の記事で書きたい。

 富田林駅ホーム。

(2009年10月17日撮影)

 ホームは2番までで線路も2本しかないが,列車案内には「先発」の文字があった。また,待ち合わせをするような駅で使われている発車ベルも使われていた。複線だから待ち合わせは無縁かと思っていたが,この駅から長野方は単線になっている。そのための待ち合わせが行われるのかもしれない。
単線区間との境界であるということの他にこちらに来てからほとんど目にしなくなった光景が写真左奥で見られる。両側のホームの端にトイレがあるのだが,写真奥(長野方面行)のトイレはなんと汲み取り式(小便器がなく,壁と仕切りのみ)だ。しかも,駅の駅長室はそのホーム側にある。反対側や隣の西口駅は水洗だった。市の名前を使った駅でこんな光景に出会うとは驚いた。
 帰りは阿部野橋駅まで,準急で直通。
 途中の喜志駅。

(2009年10月17日撮影)

 こちらの駅前もお祭り中だった。

 阿部野橋駅。

(2009年10月17日撮影)

 部分部分で工事がされているため,改札付近は特にきれいだった。
 近くの阿倍野再開発地区で夕食。

 色々検討した結果,焼肉になった。大阪スタイルと店名にあった。

(2009年10月17日撮影)


 90分食べ放題コースだったが,2つだけ自動注文のメニューがあった。
 一つ目がこの肉。

(2009年10月17日撮影)

 しゃぶしゃぶ用の薄い肉をさっと焼いてたれで食べた。
 もう一つ,最初に出されたメニュー。
 
(2009年10月17日撮影)
 
 この場で炊くので,食べたのはだいぶ後だった。銀しゃりという名前だったが,普通のご飯とどこが違うのかは分からなかった。

 天王寺駅で一応解散となった。

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