時戻素

昔の跡,やがてなくなる予定のもの,変化していくもの,自身の旅の跡など・・・

(349) 牛之浜海岸

2010年06月26日 03時51分20秒 | 風景
3月に久々に地元に帰ったときに,姶良市というものができているのを知った。本当にできたばっかりだったようで道路案内などもまだ反映されていない部分があり,その存在にはなかなか気付けなかった。ここの場合,人口を多く持っている町と行政機関を多く持っている町の力争い(やや語弊ありかも…)が合併を遅れさせているようなところもあった。まだ合併せずに残っている垂水・枕崎・阿久根の場合は財政難も影響していようだ。立地も決して良いとはいえずこれから先大丈夫なんだろうかと思う。その阿久根は,市長のおかげで知名度は全国区になりつつある。いい意味での知名度なのかどうかは分からないけど…

 今回の記事では阿久根の牛之浜を取り上げたい。以前取り上げた大川と阿久根市街の間に位置する。あと,このブログのリンク先にもある「夢見る風力発電機」の「阿久根、牛之浜海岸」の記事でも取り上げられており,確実にこことは違った視点から見ることができます。この記事がなければ,このサイトで牛ノ浜を取り上げるのはもっと後になったかもしれません。

 かなり前振りが長かったですが,本題に入りたいと思います。

 海岸を走る国道3号線沿いに…

(2010年3月27日撮影)

 枕木を積み重ねたような塔に案内を出しているうどん屋がある。隣接して駐車場とトイレがある。その奥にひっそりと…

(2010年3月27日撮影)

 おれんじ鉄道の牛ノ浜駅がある。地名としては「牛之浜」が正式というよくあるパターンだ。駅名は一発変換されるのに,地名になると一発変換ができなかった。駅舎はないもののうどん屋かトイレかで駅舎があるかのように錯覚してしまう。何か入口もものすごくひっそりとしているし…
 その割りに…
 
(2010年3月27日撮影)

 ホームはかなり長い。おれんじ鉄道の車両は基本一両なので,なおさらその長さが浮いてしまう。鹿児島本線時代の名残が寂しさを倍増させる。
 駅の中にはこんな看板がある。

(2010年3月27日撮影)

 海岸の景色が美しいことがアピールされている。(ちなみに奥に見える建物がトイレ)
 駅の入口にある駅の看板の背景も…

(2010年3月27日撮影)

 海を意識したようなデザインになっている。

 それだけ,海岸が強調されているだけに…

(2010年3月27日撮影)

 うどん屋前の国道3号の向こうはすぐ海になっている。
 川内側の方を見てみる。

(2010年3月27日撮影)

 さっきの写真にも写っていたが,牛之浜を象徴する風景はこれだろう。

(2010年3月27日撮影)

 すみっ瀬と呼ばれる上に鳥居のある岩礁。奥には甑島の影がはっきり見える。もっと拡大すると…

(2010年3月27日撮影)

 夕方になるとさらに雰囲気が出てくる。

(2009年4月5日撮影)

 夕日が沈む頃はもっと神秘的な風景になりそうだ。

ご参考までに…
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