このトンネルの存在は,テレビで紹介されたことで知った。現在は別の目的(後述)で使われているが,以前は国鉄のトンネルとして使われていたものだ。テレビで場所が紹介されたが,広木(田上町)ということだった。よく行っているのに,そんな場所がどこにあるのか見当もつかなかった。
田上寺之下から紫原・桜ヶ丘へ向かう道路を少し行き,バイク屋の交差点を向かって右へ下る道に入る。そこを道なりに行くと,大きな道路は左にカーブし,田上台や星峯へ向かうが,カーブの正面に小さな道がある。そこを通り,指宿スカイラインの下をくぐるとその場所へ着く。トンネル入口へはフェンスがあり,入れないので,フェンスの手前から写真を撮った。
※フェンスの外から撮影。
(2008年11月14日撮影)
向かって右側のトンネルは現役のJRのトンネル。
向かって左側にある入り口のふさがれたトンネルが旧広木トンネルだ。
フェンスに権利者の連絡先が書いてある。
その権利者は酒屋であり,このトンネルの中で焼酎をねかしている。他にも鉄道のトンネル跡を焼酎を寝かす場として使っている例もあり,気温などの条件が最適なようだ。テレビではトンネルの中も紹介されており,中はレンガで構造されている。
こちら側の入口があるということは,当然反対側の入口もあることになる。
先ほどのカーブのところまで戻り,坂を登って,大牧トンネルを通って星峯の方へ向かう。丁度,広木上のバス停が視界に入ったところにその形跡がある。
(2008年12月10日撮影)
写真は星峯方から大牧トンネル方を見たもので,広木上のバス停よりも大牧トンネル寄りの斜面に何かが確認できる。(丁度車が2台走っている後の面の看板が見える辺り)
そこに近づいてみると・・・
(2008年12月10日撮影)
トンネルの跡のようなものがあった。トンネルの下部は地中になっている。この道路ができたのは1980年代の中盤から後半にかけてであるようだ。それまでは,地表がもっと低い場所にあったのだろう。
道路のある高台から坂を下り,今いた道路を見てみる。
(2008年12月10日撮影)
現在の道路は結構高いところにある。
道路が建設されるよりも結構前,旧広木トンネルが使われていた頃は,この場所に列車の上下の入れ替えを行うための施設があったようだ。駅ではないが,列車が停まる場所があったことになる。
今では,列車の停まることのないこの場所だが,来年春にはそうではなくなる。
(2008年10月25日撮影)
さっきのトンネル跡から星峯の方へもう少し行くと工事をしている場所がある。
この地に広木駅という無人駅が来年春に開業する。駅立地としては,田上台,星峯からはやや離れている上に,駅までの道が夜は暗いため,バスの方が便利な気もする。
この駅の開業により鹿児島中央~上伊集院間の9.6km駅がない状況が変化する。鳥取県出身の人と話をした際に,鳥取駅の隣の駅(福部駅)の一つがそこそこ離れた(調べたところ11.2km)無人駅であることを根拠に田舎と言っていた。
その福部駅を今年9月に通過した。
そのときの写真。
(2008年9月8日撮影)
2004年11月1日に鳥取市と合併する前は福部村に所属しており,市村界を1駅間で越えることになる。
しかし,鹿児島も同じような状況だった。鹿児島中央(西鹿児島)の隣駅は3駅ある。鹿児島駅は別として,郡元駅は,2005年10月まで無人駅であったし,上伊集院も高校があるなどで利用者がそれなりにいるために有人駅となってはいるが,10km離れている。2004年11月1日(鳥取市と同じ日。)に合併するまでは,松元町にあった駅で,一駅間で市町界を越えている。条件としては似たようなものだった。郡元駅の有人化,広木駅の開業(隣駅が無人駅は復活だが)で,このような対決も鉄道の面では鹿児島が負けることになりそうだ。
田上寺之下から紫原・桜ヶ丘へ向かう道路を少し行き,バイク屋の交差点を向かって右へ下る道に入る。そこを道なりに行くと,大きな道路は左にカーブし,田上台や星峯へ向かうが,カーブの正面に小さな道がある。そこを通り,指宿スカイラインの下をくぐるとその場所へ着く。トンネル入口へはフェンスがあり,入れないので,フェンスの手前から写真を撮った。
※フェンスの外から撮影。
(2008年11月14日撮影)
向かって右側のトンネルは現役のJRのトンネル。
向かって左側にある入り口のふさがれたトンネルが旧広木トンネルだ。
フェンスに権利者の連絡先が書いてある。
その権利者は酒屋であり,このトンネルの中で焼酎をねかしている。他にも鉄道のトンネル跡を焼酎を寝かす場として使っている例もあり,気温などの条件が最適なようだ。テレビではトンネルの中も紹介されており,中はレンガで構造されている。
こちら側の入口があるということは,当然反対側の入口もあることになる。
先ほどのカーブのところまで戻り,坂を登って,大牧トンネルを通って星峯の方へ向かう。丁度,広木上のバス停が視界に入ったところにその形跡がある。
(2008年12月10日撮影)
写真は星峯方から大牧トンネル方を見たもので,広木上のバス停よりも大牧トンネル寄りの斜面に何かが確認できる。(丁度車が2台走っている後の面の看板が見える辺り)
そこに近づいてみると・・・
(2008年12月10日撮影)
トンネルの跡のようなものがあった。トンネルの下部は地中になっている。この道路ができたのは1980年代の中盤から後半にかけてであるようだ。それまでは,地表がもっと低い場所にあったのだろう。
道路のある高台から坂を下り,今いた道路を見てみる。
(2008年12月10日撮影)
現在の道路は結構高いところにある。
道路が建設されるよりも結構前,旧広木トンネルが使われていた頃は,この場所に列車の上下の入れ替えを行うための施設があったようだ。駅ではないが,列車が停まる場所があったことになる。
今では,列車の停まることのないこの場所だが,来年春にはそうではなくなる。
(2008年10月25日撮影)
さっきのトンネル跡から星峯の方へもう少し行くと工事をしている場所がある。
この地に広木駅という無人駅が来年春に開業する。駅立地としては,田上台,星峯からはやや離れている上に,駅までの道が夜は暗いため,バスの方が便利な気もする。
この駅の開業により鹿児島中央~上伊集院間の9.6km駅がない状況が変化する。鳥取県出身の人と話をした際に,鳥取駅の隣の駅(福部駅)の一つがそこそこ離れた(調べたところ11.2km)無人駅であることを根拠に田舎と言っていた。
その福部駅を今年9月に通過した。
そのときの写真。
(2008年9月8日撮影)
2004年11月1日に鳥取市と合併する前は福部村に所属しており,市村界を1駅間で越えることになる。
しかし,鹿児島も同じような状況だった。鹿児島中央(西鹿児島)の隣駅は3駅ある。鹿児島駅は別として,郡元駅は,2005年10月まで無人駅であったし,上伊集院も高校があるなどで利用者がそれなりにいるために有人駅となってはいるが,10km離れている。2004年11月1日(鳥取市と同じ日。)に合併するまでは,松元町にあった駅で,一駅間で市町界を越えている。条件としては似たようなものだった。郡元駅の有人化,広木駅の開業(隣駅が無人駅は復活だが)で,このような対決も鉄道の面では鹿児島が負けることになりそうだ。
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