さなだアセスメント!

真田自治州の別館。
レビュー内容へのツッコミ・コメントは Twitter @sanada_noriyuki にどーぞ。

きららキャラット No.142

2017-07-31 02:22:59 | きららキャラット
>リアルのお仕事が忙しくて更新できる気がしないので、雑感のみの予告だけ。
>本更新は 30 日頃になるんじゃないかと。


30 日の 26:30 更新だからセーフ!(アウトだよ)

冗談はさて置き、先月号のキャラットレビューをば。
きららキャラット142号(2017 年 8 月号)の表紙は、NEW GAME@得能正太郎。
メインとなっているのは、ひふみん+紅葉のおっぱいコンビ。おっぱいキャラに水着を着せるのは反則っしょ(笑)
青葉も端っこの方にちょっとだけ顔を出してるんだけど、今回は前に出さないのが正解かと。



☆今月のビッグ・スリー!
 ・まちカドまぞく(伊藤いづも)
 ・キルミーベイベー(カヅホ)
 ・エクソシストと首輪の悪魔(池内たぬま)
 
 今月号のビッグ・スリーは以上の3作品。
 次点はなるのさん:ノナとパルムがじゃれついている絵が眼福すぎてつらい(ぁ
 アリス、ういんどみるの2作品から終了コースの雰囲気が出ているのが気がかりっちゃ気がかりか。
 
 
 @まカドま
  前号の振り返り:優子、ミーツ、桜さん(※雑な説明)
  
  桜と会ってコレで解決かと思いきや、まさかまさかのヘビーな展開。
  優子にかかってた呪いって、ガチで重い奴だったんだねぇ……と再確認させられた感がある。
  もっとも、当人たちがあっけらかんとしているので、ヘビーさはだいぶ薄まってはいるんだけどね。
  
  そして今月号では、もう1つ重要なイベントを消化。
  いやー、このタイミングで桃を×××させるとは思わなんだ(※ネタバレ防止のため伏字)
  このシーンで優子が発した「意味が分からない!」というツッコミが笑いのツボに入って危なかったわ(ぁ
  
  ところで、思いっきり話題転換になっちゃうんだけどさ。
  今月号もキャラ紹介に杏里がいるのって……やっぱ、例の考察は正しかったってオチなんだろうか。
  ……担当さんのうっかりミスだったら、伊藤さんは担当さんを土に埋めた方が良いと思うよ(笑)
 
 
 @キルミー
  やすなが懸賞で粘土を当てたってコトで、粘土をネタにアレコレ。
  
  中盤までも十分面白かったんだけど、この話の真骨頂はやすなが粘土を纏う後半から。
  ……自分で書いていて「粘土を纏うってなんやねん」となったのはナイショだぞ(ぁ
  
  もうね、やすな(粘土装甲)VSソーニャ(粘土装甲)の図がアホ過ぎてどうしようもない(笑)
  一応ソーニャのツインテールが出てるから個体識別できるけど、パッと見、どっちがどっちか分かんないもん。
  粘土装甲を纏い、目元だけ光らせながら肉弾戦に挑む絵……あれ、私が読んでるのってキャラットだよね?(混乱)
  
  そして、この大オチである(笑)
  この「カキーン」という効果音の描き方を含め、ギャグまんが的にはお見事としか言いようがない。
  思いっきり笑わせてもらって大満足:なんだかんだ、ポテンシャルは高い作品なんだよなー。
 
 
 @エク魔
  アルマ、ついにおかしくなる(ぁ
  
  2ページ目から始まる、怒涛の「白アルマ」ラッシュ。
  屈託のない笑顔でのあいさつ、妙に女性的な物言い……もう、完全に「誰だお前」状態なのですがそれは。
  秀翔が思わず「頭のねじ外れたの?」と言ってしまうのも分からいでか。
  
  この状態には使い魔(コウモリ)もガクブル……かと思いきや、割と受け入れちゃってるっぽい。
  まあ、アルマも基本的に美人さんだし、あの笑顔を見せられたら堕ちてしまうのはしゃーない(笑)
  
  なお、アルマが変になった原因は風邪だった模様。
  病気の時って割と素が出やすいので、もしかしてコッチの方が素だったりするんだろうか。
  だったら常に病気モードでいた方が読者的にはありがたい……いや、なんでもないです(ぁ
  
  ところで、この話の萌えポイントは、終盤に秀翔がデレたシーンって理解でおk?(笑)
  アルマのちょっと意識したようなリアクションも秀逸:ラブコメとして一歩関係が進んだ感があるね。



☆アテンション!
 ・リラのお菓子な魔法(路那)
 
 今月のアテンションは、リラのお菓子な魔法@路那。
 
 個人的にメッチャ好きな作品だったので、6月号の最終回告知はマジでショックだった。
 レビューが遅れたのも、このショックのせい……ってコトにしたらダメっすか?(ぁ
 
 
 @リラ魔
  予告通り、今回で最終回。
  他誌への移籍も、単行本化もナシ……なんでや!
  
  最終回はトラブルシューティング的な内容で、この作品らしいお話で〆た印象。
  背景がちょっと白っぽかった点を除けば、概ね手堅くまとめてきたなーってのが率直な感想だろうか。
  リラの記憶喪失は解決できなかったものの、ポジティブに、後味よく終わらせた感のある最終回だった。
  
  うーん……この最終回だけ見ても、なんで打ち切られたのかがよく分からんね。
  少なくとも、全8話で終わってしまうような作品のクオリティじゃないと思うんだけどなぁ。
  まあ、憶測でアレコレ語ってもしゃーないんで、必要以上の考察は避けるけど。
  
  とにかく、この短期連載で路那さんの作風は堪能できたから、個人的には「次」に期待したいトコロだ。
  コレはお世辞でもなんでもなく、次回作に期待したいね。



☆CO-HYO!
 安定はしているんだけど、なんか物足りない印象。
 要するに「いつものキャラット」なんだけど、特別定価の割には……ってなカンジ。
 せめて、まりスケがもーちょっと持ち直してくれたら良いんだけどねぇ。
 
 愚痴はこれぐらいにして、新連載+最終回レビューをば。
 
 新連載の1本目は、正義ノ花道@ウロ。
 変身ヒーローもの+学園ラブコメという設定で、割とカオス路線の作品といえる。
 のっけから謎の美少女(?)が「あなた、ヒーローになりなさい」とか言っちゃうのは実にイイ(ぁ
 ただ、肝心の悪役があまりに小粒で、今ひとつリアクションを取りづらいのが難点かなー。
 いっそのこと、対抗馬として「暗黒科学部」的な組織を出すのもアリなんじゃないだろうか。
 
 新連載の2本目は、ふじょ子とユリ子@モル。
 腐女子と、その腐女子に恋をする女の子というコンセプトの作品だ。
 絵はカワイイしストーリーの組み立ても悪くないんだけど、今ひとつパッとしない印象があるんだよねぇ。
 メインキャラ2名に固執せず、別属性の新キャラを2~3人ぐらい足した方がベターなのでは。
 
 一方、リラのお菓子な魔法@路那が今月で最終回。
 書きたいことはだいたい「アテンション」で書いちゃったので、これ以上は何も言うまい。
 他誌でも構わないので、ファンタジー路線を捨てずに頑張って欲しい:いや、ホントマジで。
 
 ではでは、次号予告ッ!
 
 表紙&巻頭カラーは、NEW GAME!@得能正太郎。
 カラーはNG、Aチャン、ネコにゃん、ゲスト2作品の計5作品が予告されているゾ。
 ちなみに、小惑星が2本立て……この雑誌、2本立てが好きだよねぇ(苦笑)



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

【予告】きららキャラット No.142

2017-07-28 00:18:28 | お知らせ・予告
リアルのお仕事が忙しくて更新できる気がしないので、雑感のみの予告だけ。
本更新は 30 日頃になるんじゃないかと。


☆表紙
 ( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!
 でも、真田は(少なくとも2次元では)ちっぱい派なんだよなー。


☆今月のビッグ・スリー!
 ・まカドま
 ・キルミー
 ・エク魔

 次点→なるのさん

 アリス、ういんどみるあたりが終わりそうな雰囲気。
 ういんどみるは全国行きで持ち直す可能性が無きにしも非ずってトコロか。


☆アテンション!
 ・リラ魔

 典型的な打ち切りエンド。移籍告知とかもナシ。なんでや!


☆CO-HYO!
 安定はしているんだけど、なんか物足りない。
 例えるなら、旅館の朝ごはんのメニューに焼き海苔が付いてこなかったとかそんな感じ。


 @新連載:正義ノ花道

  ハジけた設定の割に、内容が大人しすぎる印象。
  ラブコメならラブコメ、ギャグならギャグとハッキリした方がベターな気がする。


 @新連載:ふじょ子とユリ子

  悪くはないんだけど、決定力が不足気味。
  属性の違う「3人目」を早い段階で投入した方が安定するんじゃないかと。


 @最終回:リラ魔

  編集部の感性が理解できない……と書きたいトコロだけど、作風と掲載誌のミスマッチがあったのも事実。
  ファンタジー色の強いミラクだった、もっと人気が出ていたんじゃないかなーとか思ってみたり。
  今回の連載終了は残念だけど、引き続き、ファンタジー路線で頑張って欲しいね。


 次号予告:小惑星の2本立てに期待。



真田紀行

きららミラク No.66

2017-07-17 22:31:00 | 更新終了・きららミラク
※大体の方がお察しの通り、先月号の感想です。
※最新号は 7/15 発売ですが、一応、未読(というか未購入)の状態で書いています。



きららミラク66号 (2017 年 8 月号) の表紙は、うらら迷路帖@はりかも。
今回は紺の単独表紙。こうして見ると、紺って「絵になる」タイプの和風美人だよねぇ(ほれぼれ)
ちなみに、千矢が表紙に出てこないのはコレが初めて。主要キャラの単独表紙シリーズでもやるんだろうか。



☆今月のビッグ・スリー!
 ・うらら迷路帖(はりかも)
 ・mono(あfろ)
 ・広がる地図とホウキ星(描く調子)
 
 今月のビッグ・スリーは以上の3作品。
 次点は桜:内容は割とありきたりなものの、話の組み立てと演出で上手くカバーできるのはベテランならでは。
 ダンデは今月も休載。個人的には「××号まで休載」と期限を切って長期休載した方が良い気がするんだけどなぁ。
 
 
 @う迷帖
  前回のヒキから、千矢と時江のコンビで夜のレッスンをするお話(意味深)
  
  マジレスしておくと、千矢は昼に受けた授業で水晶占いに手ごたえを感じたとのこと。
  くろう占いが安定しないので、代替として水晶占いを押さえておきたいという考えがあるようだ。
  ……あれ、アホの子が少し賢くなってきてる?(暴言)
  
  そんな千矢の想いに時江さんが積極指導で応えるという展開は地味に胸熱。
  でも、課題が「紺が水晶占いを嫌いになった理由を視て欲しい」という至極アレな奴だからなー(笑)
  ちなみに、紺の過去を水晶占いで視ることで課題は無事にクリア。やったね千矢ちゃん!(おいやめろ)
  ……何気にお弟子さん寝取られてません?>ニナ先生。
  
  そういえば前回・今回と臣があんまし関わって来なかったなーと思ったら、最後の最後で回収。
  一応、巽屋のお弟子さんなのは臣だけだからね(他はどっちかというと紺つながりだし)
  物語の本題以外のトコロも忘れずにフォローしておくのは大事だよなーとか思ってみたり。
 
 
 @mono
  春乃の創作活動に付き合うため、みんなで展望台まで写真を撮りに行くお話。
  ちなみに、展望台までの道はペーパードライバーである春乃の運転で行くんだと。
  ……死亡フラグですね。分かります(笑)
  
  こーゆー撮影旅行的な内容は写真モノらしくて割と好き。
  今回は近場の展望台だったけど、そのうち山に登ったり湖に行ったりするんだろうか。
  舞台が山梨県だし、ダイヤモンド富士を撮りに行く回とかがあっても良いかもしんないね。
  
  ちなみに今回撮ったのは、日没のタイムラプスと街の夜景。
  カメラで撮った写真をスマホで見るとか、ホント、テクノロジーの進歩ってスゴいよね。
  露光写真を撮るときに息を止めるのは、カメラ好きあるあるだったりするんだろうか。
  
  キレイな写真を撮れて喜んでいるけど、帰りは春乃の運転……というオチもまた良し。
  夜道+山道(下り)って条件をペーパーで行こうとする春乃がチャレンジャーすぎる(笑)
  なお、9月号は休載とのこと:ゆるキャンのアニメ化もあるし、この辺はしゃーないね。
 
 
 @ホウキ星
  今回はヴェリの実家から。
  里帰りしたヴェリの日常話もあるけど、メインとなるのは中盤以降のクエストの方。
  ピラミッドでクエストか……マ○オ64を思い出したのはココだけの秘密な(ぁ
  
  夜のピラミッドに侵入したところ、いかにも古代エジプト風なカッコをした女性と遭遇。
  ヴェリの電撃によって見えるようになったあたり、少なくとも普通の人間ではないっぽいね。
  それにしても、ロボットとかピクシーとか、このパーティは人外と妙に縁があるような……(笑)
  
  閑話休題、クエストの内容は「幻の影絵・明け方の夢を写し取る」というもの。
  いかにもファンタジックな課題だけど、出現日が年一回に限られているとか、地味に鬼畜な課題だなぁ。
  実際、リンたちが来る10日前ぐらいに「明け方の夢」は出現してしまったとのこと。
  
  この問題の解決方法が前半の占いパートに隠されている……という構成が個人的なツボかな。
  古典的ではあるんだけど、やっぱ王道のパターンってのは美しいと思うんだよね。
  クエストも無事に解決できたし、終盤の流れも秀逸の二文字。
  夏休みはもう少し続くだろうから、あと1つぐらいは別のクエストが有るんじゃないかと予想してみる。



☆アテンション!
 ・また教室で(吉北ぽぷり)
 
 今月のアテンションは、また教室で@吉北ぽぷり。
 程よく力の抜けた内容になっていて、いわゆる「きらら系」らしさが出てきた印象。
 安定感の高さも相変わらずで、来月号からの連載化もさもありなんといったデキだったと思う。
 
 次点は、となり暮らしのねこめがね@まえじま。
 こちらも「教室」と同じく3話目で、次号から連載化とのこと。
 非常に雰囲気の良い作品ではあるものの、例によって例のごとく、説明不足な感が否めないんだよなぁ。
 ある意味ミラクらしい作品とも言えるんだけど、悪い伝統は引き継がなくても良いと思うワケで(ぁ
 
 
 @教室
  勉強が遅れがちなきさらに、ひなこが勉強を教えるという勉強回。
  友人曰く「ひなこは、こう見えて頭がいい」とのこと……ひなこさん、ソコ、怒るトコロですよ(笑)
  第1話でさり気なく気を使うシーンもあったし、ひなこが単なるホエホエ娘でないってのは割とナットクかな。
  
  学校では周囲の目もあって集中できないってコトで、ひなこがきさらをお持ち帰り。
  突然の展開にテンパっちゃうきさらが実に可愛くて微笑ましいね。
  コレでひなこが男だったら、週刊誌の格好のネタになっているんだろうなぁ……(ぁ
  
  なお、今回はひなこの母と妹が初登場。
  お母さんはひなこと似て浮世離れしてる感があるけど、妹ちゃんは割と現代っ子っぽいカンジだね。
  ただ、一つ屋根の下に暮らしている状況下でこの差異が出るのはちょっと不自然な気がしないでもなく。
  理由づけのためか、それっぽい描写が最終ページ(食事風景)にはあるんだけどねー。
  
  ちなみに、上にも書いたように、ゲストは今回までで来月号から連載になるとのこと。
  さくらいす時代から換算すると通算3作目(4作目だっけ?)なんで、ようやくといった感はあるかな。
  来月号からの連載も頑張って欲しいね。



☆CO-HYO!
 これぞまさしく玉石混合。
 
 う迷帖や桜といったメジャーどころが好調だった半面、その他の作品が完全にロシアンルーレット状態。
 弾倉6つのうち2か所に実弾、1か所に空砲が入っていると表現するのが妥当なラインだろうか。
 来月号では一気に4本の新連載がスタートするので、雑誌全体での巻き返しに期待したいトコロだ。
 
 さて、それじゃ次号予告……の前に最終回レビュー!(汗)
 
 あじさい*プラネット@知梨は、13ページに及ぶ力の入った最終回だった。
 それでも駆け足展開になってしまったのは、ココで一気に伏線を回収しようとしたからだろうね。
 ぶっちゃけ、1話に収める内容じゃないわな……雨音のエピソードとか、明らかに尺が足りてないし。
 とりあえずハッピーエンドには落ち着いたものの、良い最終回だったかどうかと問われるとビミョーかも。
 何はともあれ、連載お疲れ様でした。
 
 ではでは、改めて次号予告ッ!
 ……既に最新号は発売されているんだけど、新連載・最終回が多いのでコメントしておきたいのよ。
 
 表紙&巻頭カラーは、うらら迷路帖@はりかも。
 カラーはう迷帖、ビビモン、ホウキ星、新連載(×2)の計5作品が予告されているゾ。
 
 新連載はなんと4本。
 確かに「連載を増やせ」とは書いたけど、いくらなんでもヤケクソ過ぎやしませんかね。
 
 1本目は、がんくつ荘の不夜城さん@鴻巣覚。
 まんが家の日常を描いた作品で、きらら系では割と定番の題材を持って来たかなーって印象。
 鴻巣さんのカムバック自体は嬉しいんだけど、本格ファンタジーで勝負して欲しかったよ……(血涙)
 ありきたりな題材を、どう調理して差別化していくか:作者の力量が問われそうだ。
 
 2本目は、まちとびカルテット@市倉とかげ……タイトルの書き間違いに気を付けよう(ぁ
 江戸時代っぽい世界観+火消しというテーマは良いものの、3話にして早くも脱線気味。
 まずは火消しモノという点に注力した方が良いと思うんだけどねぇ……総花的になるのはイクナイ。
 また、名前付きのキャラクターが多く、誰だお前状態になりやすい点もネックだろうか。
 読者が設定に集中できる工夫をすること。まずはそれからだろうね。
 
 3本目は、また教室で@吉北ぽぷり。
 真田さんイチオシのゲストが連載化というコトで、この4作の中では1番期待している作品だったりする。
 ただ、この作品もフォーマットは「女子高生モノ+α」という、きらら系では定番の題材なんだよね。
 きさらの仕事に関するネタをどれだけストーリーに盛り込めるかが差別化のカギだろうか。
 
 ラストは、となり暮らしのねこめがね@まえじま。
 ひと言で言い表すのが難しいんだけど、コレは……えっと……同居モノ?(困惑)
 上でも書いた通り、まえじまさんの作品は説明不足なトコロがあるので分かりづらいという欠点がある。
 スルメのように「噛めば噛むほどおいしい」路線なんだろうけど、序盤は割と苦戦するんじゃないだろうか。
 特集ページを組むなど、編集部からの援護射撃を敢行した方がベターだと思うんだけどねぇ。
 
 新連載4本に対し、最終回も1作品……ホント、ヤケクソだな!(※褒めてません)
 
 最終回は、小学生もゆるくない。@村上メイシ。
 7月号で急にファンタジックな流れに入ったと思ったら、アレは終了へのフラグだったんだーね。
 いかんせん超展開な感は否めないものの、ストーリーの整合性は取れているのでアリっちゃアリな気もする。
 どんなラストを迎えるのか、破滅の未来を回避できるのかが最終回の焦点だろうか。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行

きらら No.164

2017-07-07 03:27:21 | きらら
※最新号の発売日を1日勘違いしてたので、作品別感想をカットした短縮版でお送りします(申し訳ない)



台風一過で気温上昇。いよいよ夏らしくなってきたねぇ(しみじみ)

きらら164号(2017 年 7 月号)の表紙は、スロウスタート@篤見唯子。
今月は花名+たまて。なんとなーく「姉妹っぽい」雰囲気を感じさせるテイストの1枚だ。
てゆーか、まんま姉妹ですな……大人しい姉とネジの抜けた妹、みたいな(笑)



☆今月のビッグ・スリー!
 ・甘えたい日はそばにいて。(川井マコト)
 ・ゆゆ式(三上小又)
 ・ボディーガードのいる生活(スミ)
 
 今月号のビッグ・スリーは上記の3作品。
 次点はオリーブ:ツインテールの金髪ロリが新キャラとして登場! あざとい! でも、大好き!(ぁ
 泣きストは唐突な水着回。目の保養にはバッチリなんだけど、内容面でもうひと押し足りない印象があるかなー。



☆アテンション!
 ・びりーびん!(杏飴)
 
 今月のアテンションは、初登場ゲスト・びりーびん!@杏飴。
 女神様を主人公に据えたファンタジー日常モノで、ミラクっぽい設定とMAXっぽい雰囲気を兼ね備えた作品だ。
 デフォルメ絵こそ不安定気味なものの、基本的に画力は高く、内容面でもそつなく纏めてきている印象がある。
 初登場ゲストでこのデキならば文句ナシ。今後への期待も込めてアテンションに選出してみたゾ。
 
 そのほか、今月のゲスト勢は割かしハイレベルだった気がする。
 
 学オケの完成度の高さは相変わらずだし、ママの手堅い面白さも健在。
 初登場ゲストのごくらくも、キャラは可愛くて良いカンジだ(設定を持て余しそうな気もするけど)
 ……ゲストの駒が不足しているキャラットに1~2作品ぐらい移籍させちゃってもイイんじゃね?(ぁ



☆CO-HYO!
 今月のきららは、先月に引き続き「悪くは無い」といったトコロ。
 大ハズレな作品は少なかったものの、じゃあ、大当たりな作品が多かったかというと疑問符が付くんだよね。
 差し引きゼロ、トータルイーブンパーで無難にまとめてきたな……というのが率直な感想かな。
 
 たらればは禁物なんだけど、クロとにーにのどちらか一方でも載っていればまた違っていたんじゃないかと。
 
 そんな誌面の中、新連載・ボディーガードのいる生活@スミは、上々の滑り出しを見せてくれた格好だ。
 海月と仁の距離感がイイよね……さり気なくノロケやボディタッチが入るのが、実にイイ!(ぁ
 あと、仁が思いの外ポンコツなのも、作品に親しみが持てるポイントになってるんじゃないかなーと分析してみる。
 何はともあれ、視界が良好なのは間違いあるまい。今後の展開に是非とも期待したいね。
 
 最終回だった2作品にも触れておこう。
 
 まずは、表紙を担当したこともある人気作・箱入りドロップス@津留崎優。
 この作品にしては無難すぎる最終回で、かつ、カラーがナシというのが個人的に残念でならない。
 
 単行本(最終巻)での説明によると、津留崎さんがオメデタで体調があまりよろしくなかったとのこと。
 いちファンとしては「おめでとう!」と言いたいトコロなんだけど、いかんせん、タイミングがねぇ……。
 赤さんも、あと2~3か月ぐらい待ってくれりゃ良かったのに(無茶を言いなさんな)
 出産後のカムバックに期待しつつ、長期連載お疲れ様でしたという言葉をお贈りしたい。
 
 また、サクランボッチ@悠理なゆたも今月で最終回だった。
 真田の予想が珍しく当たり、桜が花陽を引き留めてのハッピーエンド:安全志向と呼ぶべきか、冒険不足と呼ぶべきか(悩)
 終盤からラストにかけて百合色が強くなってしまったのが(掲載誌的に仕方ないとはいえ)個人的には残念だったかなー。
 きららでの次回作は厳しい気もするけど、頑張って欲しいね:連載お疲れ様でした。
 
 ではでは、次号予告ッ。
 
 表紙&巻頭カラーは、三者三葉@荒井チェリー。
 カラーは三者、ふたひと、おとサ、新連載、ゲストの計5作品が予告されているぞ。
 
 新連載は、みゃーこせんせぇ@阿部かなり。
 単発ゲストの時点で「たぶん連載化するんだろうなー」とは思ってたけど、まあ、まさに案の定って奴だよね(笑)
 現状の4キャラ(※骨含む)だと話の幅が出ないので、連載化の際にレギュラーキャラを1キャラ追加すると予想してみる。
 なお、真田の予想は(以下略)
 
 一方、最終回を迎えるのは、〆切ごはん@湖西晶。
 ゆかりが実家と和解してからこっち、正直、あんまり波に乗れていなかったからねぇ。
 一時期は「アニメ化もあるかも?」と期待していたんだけど、期待のまま終わってしまったのは残念だわ。
 ゆかりが少女まんがにトライするという伏線を、どう回収するのかという点に注目したい。



ではでは、また次回の更新で。



真田紀行