フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

料理等の「こうでないとイヤ」を囁き中。まぁ、作ったり、眺めてニヤニヤしたりしている記録帳です。北欧業界の?な事項も発信。

北欧女 vol.21 疾走!"今日だけ"倫敦女(6/5)

2005-07-24 20:39:05 | 北欧女の足跡
東京を発ってからあらゆる場所を走りまくっている我々の旅だが、この日ほど忙しい一日はなかったはず。何しろ、コペンハーゲン発日帰りロンドンツアーなんですから。まぁ、以前の仕事で日帰り香港とか当たり前だったので往復2時間程度のコペンハーゲン~ロンドンは珍しくもなんともないけど、忙しいのは事実。でも、ひとっ飛びしてきた甲斐がありました!今回の目的は前の会社の同僚に赤ちゃんが産まれたので拝顔詣でをしようかと。2年前、Grange-over-sandsという湖水地方(ウィンダミア)で行われた結婚式に出席して以来。彼らは美男美女なので、さぞかし赤ちゃんも美形だろうとわくわくしながらヒースロー空港へ降り立つ。・・・と、なんだか全然immigration審査が進みません。それもこれも厳戒体制で超厳しい審査のせいです。ヒースローでは、immigrationがEC諸国からの入国者と、それ以外の入国者にレーンが分かれています。早い話が、「全然怪しくない人達」と「かな~り怪しい人達」ですね。全く失礼千万な区分け。もちろん我々は、見た目は大して怪しくもないのに「怪しい人達ゾーン」に並ばされます。ECゾーンに比べて5倍は長いと思われる審査も時間とともにじりじり進み、私の番。担当のお姉さん係官が昼ごはんが早く食べたいのか全くやる気なし!2秒で終わりました。しかーし!3列隣のブースで異様に厳しく詰問されているヒトがいます。そう、我がだんな氏。どうも運悪くimmigrationのOJTブースに当ってしまったようだ・・・。年上のにいさんとまだ学校出たてホヤホヤみたいなお姉さんが二人組で彼に質問を浴びせかけている模様。只でも緊張するimmigrationで観光客相手に"練習"なんかしないで欲しいよ、全く。おや?手のひらをくいくいさせて「こっち来て」サインを出しているので、レスキュー隊出動。ふむふむ、日帰りで宿泊場所がないのが疑われたらしい。「お疑いはご尤もですが、我々ちぃとも怪しくないっすよ。なんならこの友達の携帯にでもかけて確かめてくださいっ。」と二人で押し返して、無事通過。はぁ~前回のヒースロー通過は厳戒態勢下で大変だったけど、今回は更に厳しくなっている模様。長らく待たせていた友人にもarrivalロビーで無事再会し、チェルシー地区にある彼の家へ。おおおっ、着いた先は、さすが東京オフィスでもキレ者でデキる男と誉高い彼だけあって、その若さでそんないい家買っちゃいますか!?というほどの豪邸だった。イングリッシュローズ咲き乱れる庭もついてるし・・素晴らしい。奥さんのサラ・ジェーンとも再会を果たすと・・あっ、いた!赤ちゃんだ~。・・・うーむ、予想を上回るかわいさ。生まれる前から父親が「オレ、親バカだからよろしく。」とプレ宣言していただけあって、モデルみたいな可愛さ。名前もオリビア・グレースって・・・女優並みな優雅さ。彼の期待の大きさがうかがわれるな。私も名字が「吉永」だったら、自分の娘には「小百合」と命名し、ジャパニーズ・モースト・ユーガ・ネームと自慢できたのに残念。(・・となると日英親バカ命名対決か?)
ひとしきり近況報告をした後は、赤ちゃんをそばに置きながらお手製料理が待っていました。赤ちゃんが時々泣くので、これは正に「オリビアを聴きながら」ランチタイム。まぁ~みんな話す話す、すごいスピードで。旅路も忙しければ、話も忙しい。江戸っ子(一部詐称)VSロンドンっ子(これも一部詐称)なので、今度は日英早口&早とちり対決とでもいうんでしょうか。4人とも普通にしゃべっているのに、はたから見ればたぶん2倍速ビデオ並みだよ、きっと。凝縮トークの後に近所を散策したら、もう飛行機の時間です。「また9月に東京でね~」とあっさり別れ(いつもそんな感じ)、地下鉄でヒースローまで戻ります。あっという間にコペンハーゲンに舞戻るとすでにPM11:00。他称「止まると具合が悪くなる人(寝ながら泳ぐマグロじゃないんだから・・)」の私も流石に疲れました。うーん、こんな「ほっこり」や「ゆったり」と無縁な私がなぜ北欧に興味を持つかと云えば・・やはり「無いものねだり」ですかね。いやいやいや、やはり私は陸のマグロ(ほんとにパッキングが忙しくて今夜は目を開けたまま寝たいくらい)。まだまだ爆走するぞ。オーデンセにマルメが私を呼んでいる!

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