フード、コーでねぇと4~北欧女、まだまだ旅立つ

料理等の「こうでないとイヤ」を囁き中。まぁ、作ったり、眺めてニヤニヤしたりしている記録帳です。北欧業界の?な事項も発信。

北欧女 vol.14"2番札所"巡礼 (6/1)

2005-07-15 11:17:04 | 北欧女の足跡
ストックホルムで初の朝食。昨日ホテルに着いてカフェを見た瞬間から、「いい時間が過ごせそうだなぁ」と期待していましたが、予想通り。お隣に居合わせたNorwayからのゲストと談笑しながらふんだんなお食事をいただきました(メニュー:数種の生ハム・ソーセージ、サラダ、焼きたてのクロワッサン、卵料理、ヨーグルト、ベリーなどのフルーツ)。ただ、大男のレナートにサーブされるのは、海賊船でもてなしを受けてるみたいでどうも落ち着かない・・・(レナート、すまん。ついに本音を世に公開してしまった)。小1時間かけてゆっくり朝の空気を楽しんだ後は、ガラっと気分を変えてスウェーデンの"巡礼地"Gustavsberg博物館へいざ出陣。ここに足を運べば、スウェーデンでも有数の名窯Gustavsbergの歴代の作品が見られるとあって、北欧に出かける日本人の多くが訪れるそうで。でも陶器メーカーなので、小物だけではなくTOTOやINAのようにバストイレタリー製品も作っています。(ちなみにコペンハーゲンのIllumsのお手洗いはGustavsberg製。以上、余計な豆知識コーナーでした。)。ガムラスタンの南にあるセーデルマルム島のSlussen駅からバスで35分、揺られて到着しました。ちょっとのんびり、神奈川中央バスの旅って感じですかね。バス停からてくてくと港に向かって10分ほど歩くと見えてきました、Museumが!博物館・ホテルなどの施設はGustavsberg港の脇に固まっていて、ちょっとしたリゾート気分です。1粒で2度美味しい(1粒で2度不味いフィンランドのサルミアッキとは大違い)。一歩ごとに期待は高まり、手に持つビデオのぶれも激しく・・・ってそれは、玉砂利のせいですね。いや緊張が高まったことは事実。
アポロ11号から月に降り立つような足運びで博物館に第一歩を踏み込む、おっ、いきなりですか?受付の前に復刻版のBersaとSpisa Ribシリーズが販売されています。でもここは気持を抑えて、まずは2Fにある博物館へ。ストックホルム2度目の感涙。ありますねぇ、この眼で見たかった品々の嵐。もちろんLindberg、Lisa Larsonの作品群もあり、訪れる予定のある方は時間をとってゆっくりみるべし。さて1Fに降りてみると、工房と絵付けのデモンストレーションブースがあります。絵付け師のおじさんが一通り説明してくれたので、私も挑戦するか!と8割方思ったのですが、その時私の目に飛び込んできたのは、壁に陳列されている旅行者の誰かが作ったとおぼしきお皿・・。お皿に手書きで「あけましておめでとうございますwith 松」って一体??・・・。なんとなくそのシュールさに負けて、やる気を失ってしまいました。負けた・・・。でも、負けてる場合じゃありません!気を取り直して、博物館の隣にあるビンテージショップへ行かなくては。こちらはある意味博物館以上に感動&脱力しました。東京でコレクションしていたビンテージ品が恐ろしいほどの量が並べられていると同時に恐ろしいほどの破格で・・・。これがホントの「カタログハウス」!

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