大人の遠足Ｐａｒ．６

「息吹・萌の会」恒例の大人の遠足、大人10名が車2台で出かけました。大人の遠足も回を重ねること
6回、平均年齢65歳を超えるご一行さまの1泊旅行の必須は温泉です。今年は岡山県は湯原温泉へと出かけました。1台の車にちょっと太めの大人が5人ギュウギュウづめになりながらワイワイガヤガヤの珍道中、いくつになっても遠足は楽しいものです。
●11月29日　千里中央10時集合　中国自動車道をひた走り備中松山城に

備中松山城は標高４３０ｍと、現存する城郭としては最も高いところにある山城です。シャトルバスは８合目までしか行かず、最後の２合(？)は自力歩行です。老体にムチうち登りついたさきに臥牛山にそびえる山城に感動。先人たちの英知と汗の結晶の城をあとに山を下りました。


今宵の宿は湯原温泉米屋です。お料理も温泉も大満足の宿でした。

●11月30日　湯原温泉から神庭の滝に車を走らせます。

　

神庭の滝は日本の滝100選に指定された名瀑です。カツラ・ケヤキ・イタヤカエデなどの落葉樹の遊歩道を歩くと、突然目の前に高さ110ｍの断崖絶壁を落下する豪快な滝が現れます。


神庭の滝の後は谷崎潤一郎が愛した町、勝山です。
創業200年を超える蔵元で利き酒を楽しみ、酒蔵レストランで勝山牛をいただきました。

旅の最後は懐かしい時代にタイムスリップ。明治40年に建てられた旧遷喬尋常小学校です。
「ALWAYS三丁目の夕日」「火垂の墓」など映画やドラマの名シーンに登場した学校です。
講堂の天井の優美な曲線とピアノに私たちもしばしそれぞれの時代にタイムスリップ。
かくして楽しかった大人の遠足は終了しました。