●世界各国のロケット打ち上げ実績
成功率順位 国名 打ち上げ回数 失敗数/成功率
1 ロシア 打ち上げ‥1507回 失敗‥65/成功率‥95.7%
2 EU 174回 11/93.7%
3 アメリカ合衆国 535回 37/93.1%
4 中華人民共和国 93回 8/91.4%
5 日本 57回 5/91.2%
6 インド 22回 7/68.2%
7 イスラエル 6回 2/66.7%
(2007年6月JAXA調べ)
●ロケットの飛行機への応用
・飛行機への適用としては、第2次世界大戦末期に盛んな研究・開発がなされたが、その典型例がナチスドイツの迎撃戦闘機Me163といえる。Me163 は推力1,700kgのヴァルターロケット1基により亜音速飛行を実現した。この戦闘機を参考に日本でも類似した局地戦闘機「秋水」が試作されたが、試験飛行中に墜落して終わった。
●人工衛星
・人工衛星の自国による打ち上げ実績を持つ国は多くない。旧ソ連、米国、フランス、日本などの順に打上げた。
・世界の累計衛星打上げ個数は、2006年末時点で5736個で、米・CIS(旧ソ連時代含む)だけで約88%を占める。
・日本は119個で世界第3位に付ける。
●アマチュア衛星
・政府機関や商業衛星サービス企業による一般的な人工衛星に対し、個人的な趣味の団体や、大学の研究室などが自ら製作する人工衛星で、アマチュア無線用周波数帯を用いて通信を行うものをいう。
・1961年という宇宙開発の黎明期に打ち上げられたオスカー1号以来、約70機もの軌道投入の実績がある。
・用途はアマチュア無線用の通信衛星が多いが、地球観測・天体観測などの科学衛星もある。
●宇宙移民/宇宙植民
・地球外に恒久的で自給自足可能な人類の居住地(コロニー)を作成すること。SF作品の主要なテーマでもある。宇宙移民の候補としては月や火星、その他に軌道上が考えられている。科学的には現在の技術でも実現可能であるが、その場合、莫大な費用がかかると予想されている。
●日本の宇宙探査機
・さきがけ、すいせい: ハレー彗星の探査
さきがけ‥日本の宇宙科学研究所が初めて打ち上げた惑星間空間探査機である。1985年1月8日に鹿児島宇宙空間観測所からM-3S-IIロケット1号機で打ち上げられた。
すいせい‥日本の宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構 (JAXA))が打ち上げた2機目の宇宙探査機である。1985年8月19日に鹿児島宇宙空間観測所からM-3S-IIロケット2号機で打ち上げられた。
・ひてん: 月周回 1990年1月24日打ち上げ
・のぞみ: 火星周回(失敗)
1998年7月4日打ち上げ。火星へ約1,000kmまで接近したものの、最終的には火星周回軌道への投入を断念した。
・はやぶさ: 小惑星「イトカワ」の探査、サンプルリターン
2003年5月9日打ち上げ。小惑星イトカワに2005年夏に到達し、サンプルを採集して2010年に地球に持ち帰ることを目的としている。
・LUNAR-A: 月探査(2007年1月15日、計画中止)
・かぐや: 月周回 2007年9月14日打ち上げ
・PLANET-C(仮称): 金星探査
・ベピ・コロンボ計画: 水星探査、欧州宇宙機関との共同計画
・はやぶさ2(仮称): 小惑星探査、サンプルリターン
●国別累計人工衛星打上げ個数 国際機関・多国籍企業も含む
(2006年12月末 括弧内は05年12月末)
順位 打上げ国 個数
1 旧ソ連(CIS) 3228 (3212)
2 米国 1815 (1781)
3 日本 119 (111)
4 中国 99 (92)
〇 インテルサット 70 (69)
〇 ESRO/ESA 64 (63)
5 フランス 54 (52) 他に独と共同保有2
6 ドイツ 38 (37) 他に仏との共同保有2
7 インド 38
8 英国 35
9 カナダ 27 (26)
10 イタリア 20 (19)
*共同保有は含めず。
ただし、2006年の米国の34機の内6機は台湾と、1機はフランスとの共同開発。
*インテルサット(Intelsat)‥アメリカのワシントンDCに本拠地を置く通信事業企業
*ESRO/ESA‥欧州宇宙研究機構 現在は15カ国が参加している 本部はフランス
参考にしたHP
ウィキペディア(Wikipedia)
成功率順位 国名 打ち上げ回数 失敗数/成功率
1 ロシア 打ち上げ‥1507回 失敗‥65/成功率‥95.7%
2 EU 174回 11/93.7%
3 アメリカ合衆国 535回 37/93.1%
4 中華人民共和国 93回 8/91.4%
5 日本 57回 5/91.2%
6 インド 22回 7/68.2%
7 イスラエル 6回 2/66.7%
(2007年6月JAXA調べ)
●ロケットの飛行機への応用
・飛行機への適用としては、第2次世界大戦末期に盛んな研究・開発がなされたが、その典型例がナチスドイツの迎撃戦闘機Me163といえる。Me163 は推力1,700kgのヴァルターロケット1基により亜音速飛行を実現した。この戦闘機を参考に日本でも類似した局地戦闘機「秋水」が試作されたが、試験飛行中に墜落して終わった。
●人工衛星
・人工衛星の自国による打ち上げ実績を持つ国は多くない。旧ソ連、米国、フランス、日本などの順に打上げた。
・世界の累計衛星打上げ個数は、2006年末時点で5736個で、米・CIS(旧ソ連時代含む)だけで約88%を占める。
・日本は119個で世界第3位に付ける。
●アマチュア衛星
・政府機関や商業衛星サービス企業による一般的な人工衛星に対し、個人的な趣味の団体や、大学の研究室などが自ら製作する人工衛星で、アマチュア無線用周波数帯を用いて通信を行うものをいう。
・1961年という宇宙開発の黎明期に打ち上げられたオスカー1号以来、約70機もの軌道投入の実績がある。
・用途はアマチュア無線用の通信衛星が多いが、地球観測・天体観測などの科学衛星もある。
●宇宙移民/宇宙植民
・地球外に恒久的で自給自足可能な人類の居住地(コロニー)を作成すること。SF作品の主要なテーマでもある。宇宙移民の候補としては月や火星、その他に軌道上が考えられている。科学的には現在の技術でも実現可能であるが、その場合、莫大な費用がかかると予想されている。
●日本の宇宙探査機
・さきがけ、すいせい: ハレー彗星の探査
さきがけ‥日本の宇宙科学研究所が初めて打ち上げた惑星間空間探査機である。1985年1月8日に鹿児島宇宙空間観測所からM-3S-IIロケット1号機で打ち上げられた。
すいせい‥日本の宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構 (JAXA))が打ち上げた2機目の宇宙探査機である。1985年8月19日に鹿児島宇宙空間観測所からM-3S-IIロケット2号機で打ち上げられた。
・ひてん: 月周回 1990年1月24日打ち上げ
・のぞみ: 火星周回(失敗)
1998年7月4日打ち上げ。火星へ約1,000kmまで接近したものの、最終的には火星周回軌道への投入を断念した。
・はやぶさ: 小惑星「イトカワ」の探査、サンプルリターン
2003年5月9日打ち上げ。小惑星イトカワに2005年夏に到達し、サンプルを採集して2010年に地球に持ち帰ることを目的としている。
・LUNAR-A: 月探査(2007年1月15日、計画中止)
・かぐや: 月周回 2007年9月14日打ち上げ
・PLANET-C(仮称): 金星探査
・ベピ・コロンボ計画: 水星探査、欧州宇宙機関との共同計画
・はやぶさ2(仮称): 小惑星探査、サンプルリターン
●国別累計人工衛星打上げ個数 国際機関・多国籍企業も含む
(2006年12月末 括弧内は05年12月末)
順位 打上げ国 個数
1 旧ソ連(CIS) 3228 (3212)
2 米国 1815 (1781)
3 日本 119 (111)
4 中国 99 (92)
〇 インテルサット 70 (69)
〇 ESRO/ESA 64 (63)
5 フランス 54 (52) 他に独と共同保有2
6 ドイツ 38 (37) 他に仏との共同保有2
7 インド 38
8 英国 35
9 カナダ 27 (26)
10 イタリア 20 (19)
*共同保有は含めず。
ただし、2006年の米国の34機の内6機は台湾と、1機はフランスとの共同開発。
*インテルサット(Intelsat)‥アメリカのワシントンDCに本拠地を置く通信事業企業
*ESRO/ESA‥欧州宇宙研究機構 現在は15カ国が参加している 本部はフランス
参考にしたHP
ウィキペディア(Wikipedia)