医療業界用語‥あれこれしてみました。
【あ】
・アウス(ドイツ語のAuskratzung、掻爬術、あるいはAusräumung、子宮内容除去術。人工妊娠中絶のこと)
・アポる(脳卒中や脳梗塞で血管が詰まって倒れてしまうこと。「apoplexy(脳卒中, 脳出血)」に由来)
・アッペ(盲腸炎/虫垂炎 英語: appendicitis)
・入り/明け(ナースが深夜勤務に入ること・深夜勤務が終了すること)
・う蝕(「うしょく」と読む。虫歯のこと。「カリエス」とも)
・疑い病名(○○の疑い、とカルテの保険病名欄に記入する事によってレセプト審査で検査料を認めさせる)
・ウロ(泌尿器科のこと。ドイツ語のUrologie(泌尿器科)から
泌尿器科の先生の話をするとき、「ウロの○○先生は、この春定年退職ですね」)
・エキスト(extraction、抜歯)
・エッセン(essen、食事 ドイツ語の「essen(食べる)」に由来する)
・エント(entlassen、退院)
・ 縁下(「えんか」と読む。葉ぐきの境目より下のこと)
・オーベン(上司、指導医。ドイツ語のobenからきているが、本来は単語ではないため日本独自の隠語)
・オペ(Operation、手術)
【か】
・カルテ病名(医師が投薬した薬剤に対して、レセプトの便宜上カルテにつけられる病名。医学的に矛盾した病名が羅列される事もあるが、これがないと医学的に正当な医療行為であっても診療報酬が支払われない)
・カルチ(癌:癌腫のこと「carcinoma(癌腫)」に由来する。ちなみに癌が移転することは「カルチがメタ(移転)った」となる)
・カリエス(虫歯のこと)
・関注(関節注射の略)
・局麻(局所麻酔の略)
・ギネ(婦人科、ドイツ語のGynäkologieから)
・クランケ(Kranke、患者)
・コントラクトMR(製薬企業に雇用され、就業する医薬情報担当者をMRと称する一方、派遣会社に雇用され、契約先の製薬企業のMRとして就業する医薬情報担当者をコントラクト:契約MRと言います。派遣MRと思われがちですが、派遣会社に正社員として雇用されます。
製薬企業のMRと働き方に違いはなく、むしろ企業のやり方に縛られず、クライアントを外から見て良い部分を取り入れ、自分のやり方で仕事ができるというメリットがあります。
MR求人は、経験者・認定資格所持者を求めているケースが多いので、未経験者は不利である事は否めません。一般的に、認定資格のない方の場合、応募年齢に制限を設けているケースが多いようです。しかしコントラクトMRであれば未経験応募可能な求人もあり、入社後の社内研修を受け、MR認定資格を所持することで、充分に活躍可能です)
【さ】
・ステル(sterben、患者が死ぬ)
・全麻(全身麻酔の略)
・ゾロ(ジェネリック医薬品の事、「後からゾロゾロ出る」から)
【た】
・通る/通らない(診療報酬請求書(レセプト)の審査で保険者から医療費支払いを認められる・認められない)
・治験/治療試験(「ちけん」と読みます。一般的には「治療試験」という言い方をせずに「治験」と言われています。製薬メーカーが新薬を開発し、医薬品として販売するためには、事前に厚生労働省に承認・許可してもらうことが法律で義務づけられています。そのためには、承認前の薬剤:医薬品候補を患者や健康な人に投与して、安全性や有効性:効果を確かめる必要があります。この「新薬開発」のための「臨床試験:治療を兼ねた試験」を治験といいます)
・ツアーナース(旅行に付き添うナースの事。但し、添乗員も同行する修学旅行や熟年旅行に付き添い、緊急の際に対応します)
・詰め所(病棟の中枢部ともなる、ナースステーションの俗称)
・トンボ(点滴を打つ時に腕に刺す、翼状針のことを別名。形状がトンボに似ていることからこう呼ばれるように。ナースによっては「ちょうちょ針」「バタフライ」などともいう)
【な】
・ニーナナ(老人医療の保険の種類。27から始まる保険者番号。治療費の計算の際、「この患者さんはニーナナですから」)
・ネーベン(研修医。オーベン同様、nebenに由来する日本独自の隠語)
【は】
・ヒート(錠剤を包むパック)
・プロパー(医薬情報担当者 MRの1.の古い言い方。宣伝者propagandistが語源らしい)
・分包(一括分包の略。数種類の薬剤を服用時ごとにまとめて包装する事)
・パンペリ(panperitonitis、汎発性腹膜炎。腹部全体に拡がった腹膜炎で、当然最重症)
・返戻(レセプトが保険者から返って来る事。つまり、疑義があって診療報酬が払えないレセプトの事)
・ヘモ(Hämorrhoiden、痔のこと)
【ま】
・マルク(骨髄穿刺のこと。ドイツ語のKnochenmark骨髄から)
・ムンテラ(医師が患者の家族に病状説明をすること。ドイツ語のmund(口)とtherapie(治療)からきた言葉。申し送りなどで、「A医師より16時30分からB様のムンテラを予定しています」)
・メディカル・アドバイザー(医療機器メーカーにて看護師資格と臨床経験を活かして、主に病院向けの自社製品及びサービスの企画・提案、導入時にインストラクターとして活躍します)
【や・ら・わ】
・ラパ胆/ラパコレ(腹腔鏡laparoscopeを用いた胆嚢摘出術cholecystectomy )
ブロック(神経ブロック療法)
・レセ(レセプトの略。また、月初めにレセプト作成・点検・発送作業をする事)
【アルファベット】
・C(英語のcriesから。虫歯のことです。程度の応じてC1からC4まで分類されます)
・CRC(治験コーディネーターと呼ばれ、SMOに所属し、担当医師をサポートするほか患者に対する治験の説明、治験のスケジュール管理、各種データの収集・管理など行います。患者の側に立って、治験がGCP(臨床試験の実施基準)を遵守し、人権を尊重して実施されるよう支援する仕事となっています)
・CRF/Case Report Form(症例報告書)
・CRO/Constract Reserch Organizationの略
(受託臨床試験実施機関のことを指します。「製薬企業側を支援する企業」のこと。
CROの主な業務は‥
1 試験実施計画書(プロトコル)の作成:サンプルサイズの設定・解析方法・調査表の設計等に関するコンサルティング業務を行い、臨床試験を実施できるようにする。
2 症例登録業務
3 モニタリング業務:臨床試験に参加する医療機関を訪問し、担当医師へ内容説明、進捗状況の確認、調査表の記入依頼・回収を行う。
この業務はCRA(臨床開発モニター)とよばれる職種としてとても注目を浴びています。
4 DM(データマネジメント)・統計解析業務:CRAにより回収された調査表データの入力・精査・固定・集計・解析等を行います)
・CRA(臨床開発モニターと呼ばれ、CROに所属し、主に治験に際しての主な業務、治験契約、モニタリング業務、CRFチェック・回収、治験終了の諸手続き等を行います。医療機関での治験が、立てられた治験計画の下に適正にが行われるよう監視し、決められた期間内に正確に治験を実施することは臨床開発の要となっていることから、非常に重要性の高い仕事となっています)
・CT/Clinical Trial(臨床試験)
・CTD/Common Technical Document(承認申請データ項目の配列表及びデータ概要)
・DOA(dead on arrival、病院到着時死亡)
・DIV(点滴のこと)
・DM(糖尿病 diabetes mellitus)
・do.(ラテン語のdittoの略 「同じ」の意。日本ではドゥと読むが外国ではディトーと読まないと馬鹿にされるらしい。
do処方:前回と同じものを処方すること。前回と同じ薬を出すとき、調剤薬局の調剤歴(病院でいうカルテみたいなもの)に、処方内容を「do」と書いて省略する)
・ER/Emergency Room(救急救命室)
・ED/erectile dysfunction(勃起不全)
・GP/General Practitioner (physician) 診療所
・GCP/Good Clinical Practice(医薬品の臨床試験の実施に関する基準)
・GLP/Good Laboratory Practice(医薬品の安全性試験の実施に関する基準)
・GPMSP/Good Post Marketing Surveillance Practice(医薬品の市販後調査の実施に関する基準)
・GMP/Good Manufacturing Practice(医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準)
・IV(静脈注射のこと)
・IC/Informed Consent(インフォームド・コンセント 「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。近年SDM (shared decision making) という概念が提唱されている。これはICよりも患者の自己決定権をより強化するという考え方である)
・ICD/International Classification of Disease(国際疾病コード)
・ICH/International Conference on Harmonization(ヒト用医薬品の承認審査の為の調和を図る国際会議)
・K、Ca、○(癌。ドイツ語のKrebs、英語のcancerから。肺癌であればカルテに「肺K、肺Ca、肺○」と書かれる)
・MR(1. 英語のmedical representative、医薬情報担当者。要するに製薬会社の営業担当者なのだが医薬品情報の提供を名目に医局内に立ち入る特権を持つ。2. 英語のmitral regurgitation、僧帽弁閉鎖不全、心臓弁膜症の一種。3. 英語のmental retardation、精神遅滞、法律用語では知的障害という)
・PMS/Post Marketing Surveillanceの略
(市販後:新薬発売後に医薬品メーカーが行う調査で、日常診察下での医薬品の有効性、安全性の確認とともに、市販前:治験では得られなかった医薬品の適性使用についての情報収集、提供を目的として行われます。市販後調査の実施はGMPSP:医薬品の市販後調査の基準によって医薬品メーカーに対して義務付けられています)
・QC/Quality Control(治験の品質管理)
・SMO/Site Management Organizationの略
(治験実施施設管理機関のこと。CROが治験関連業務について製薬企業を支援するのに対して、SMOは治験を実施する「医療機関を支援する企業」として医療機関が携わる治験の各種事務手続きや、治験を実施する医師の業務を支援しています。多くの場合、治験コーディネーター:CRCを医療機関に派遣して、治験業務の支援を行っています。
SMOの主な業務は‥
1 医療機関での治験を開始するための補助
2 医療機関での治験を実施するための補助
3 IRB:治験審査委員会の設立・運営の補助)
・SOP/Standard Operating Procedure(標準業務手順書)
・SDV/Sourse Data Verification(原資料との照合・検証)
*ドイツが医学先進国であったため、ドイツ語起源のものが多くなっています。
参考にさせていただいたHP
http://www.medicalplanet.jp/other/word09.php
http://www.qpi.co.jp/yougo.htm
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/news/gyokai_w/gyokai_w_01.html
http://dogatch.jp/ungler/special/kentei/08_00.html
http://hattatsu.jugem.jp/?eid=401
http://www.med.nihon-u.ac.jp/home/furuichi/ber_medicalterm.html
http://www.honda.or.jp/tikashitu.index.html
ウィキペディア(Wikipedia)
【あ】
・アウス(ドイツ語のAuskratzung、掻爬術、あるいはAusräumung、子宮内容除去術。人工妊娠中絶のこと)
・アポる(脳卒中や脳梗塞で血管が詰まって倒れてしまうこと。「apoplexy(脳卒中, 脳出血)」に由来)
・アッペ(盲腸炎/虫垂炎 英語: appendicitis)
・入り/明け(ナースが深夜勤務に入ること・深夜勤務が終了すること)
・う蝕(「うしょく」と読む。虫歯のこと。「カリエス」とも)
・疑い病名(○○の疑い、とカルテの保険病名欄に記入する事によってレセプト審査で検査料を認めさせる)
・ウロ(泌尿器科のこと。ドイツ語のUrologie(泌尿器科)から
泌尿器科の先生の話をするとき、「ウロの○○先生は、この春定年退職ですね」)
・エキスト(extraction、抜歯)
・エッセン(essen、食事 ドイツ語の「essen(食べる)」に由来する)
・エント(entlassen、退院)
・ 縁下(「えんか」と読む。葉ぐきの境目より下のこと)
・オーベン(上司、指導医。ドイツ語のobenからきているが、本来は単語ではないため日本独自の隠語)
・オペ(Operation、手術)
【か】
・カルテ病名(医師が投薬した薬剤に対して、レセプトの便宜上カルテにつけられる病名。医学的に矛盾した病名が羅列される事もあるが、これがないと医学的に正当な医療行為であっても診療報酬が支払われない)
・カルチ(癌:癌腫のこと「carcinoma(癌腫)」に由来する。ちなみに癌が移転することは「カルチがメタ(移転)った」となる)
・カリエス(虫歯のこと)
・関注(関節注射の略)
・局麻(局所麻酔の略)
・ギネ(婦人科、ドイツ語のGynäkologieから)
・クランケ(Kranke、患者)
・コントラクトMR(製薬企業に雇用され、就業する医薬情報担当者をMRと称する一方、派遣会社に雇用され、契約先の製薬企業のMRとして就業する医薬情報担当者をコントラクト:契約MRと言います。派遣MRと思われがちですが、派遣会社に正社員として雇用されます。
製薬企業のMRと働き方に違いはなく、むしろ企業のやり方に縛られず、クライアントを外から見て良い部分を取り入れ、自分のやり方で仕事ができるというメリットがあります。
MR求人は、経験者・認定資格所持者を求めているケースが多いので、未経験者は不利である事は否めません。一般的に、認定資格のない方の場合、応募年齢に制限を設けているケースが多いようです。しかしコントラクトMRであれば未経験応募可能な求人もあり、入社後の社内研修を受け、MR認定資格を所持することで、充分に活躍可能です)
【さ】
・ステル(sterben、患者が死ぬ)
・全麻(全身麻酔の略)
・ゾロ(ジェネリック医薬品の事、「後からゾロゾロ出る」から)
【た】
・通る/通らない(診療報酬請求書(レセプト)の審査で保険者から医療費支払いを認められる・認められない)
・治験/治療試験(「ちけん」と読みます。一般的には「治療試験」という言い方をせずに「治験」と言われています。製薬メーカーが新薬を開発し、医薬品として販売するためには、事前に厚生労働省に承認・許可してもらうことが法律で義務づけられています。そのためには、承認前の薬剤:医薬品候補を患者や健康な人に投与して、安全性や有効性:効果を確かめる必要があります。この「新薬開発」のための「臨床試験:治療を兼ねた試験」を治験といいます)
・ツアーナース(旅行に付き添うナースの事。但し、添乗員も同行する修学旅行や熟年旅行に付き添い、緊急の際に対応します)
・詰め所(病棟の中枢部ともなる、ナースステーションの俗称)
・トンボ(点滴を打つ時に腕に刺す、翼状針のことを別名。形状がトンボに似ていることからこう呼ばれるように。ナースによっては「ちょうちょ針」「バタフライ」などともいう)
【な】
・ニーナナ(老人医療の保険の種類。27から始まる保険者番号。治療費の計算の際、「この患者さんはニーナナですから」)
・ネーベン(研修医。オーベン同様、nebenに由来する日本独自の隠語)
【は】
・ヒート(錠剤を包むパック)
・プロパー(医薬情報担当者 MRの1.の古い言い方。宣伝者propagandistが語源らしい)
・分包(一括分包の略。数種類の薬剤を服用時ごとにまとめて包装する事)
・パンペリ(panperitonitis、汎発性腹膜炎。腹部全体に拡がった腹膜炎で、当然最重症)
・返戻(レセプトが保険者から返って来る事。つまり、疑義があって診療報酬が払えないレセプトの事)
・ヘモ(Hämorrhoiden、痔のこと)
【ま】
・マルク(骨髄穿刺のこと。ドイツ語のKnochenmark骨髄から)
・ムンテラ(医師が患者の家族に病状説明をすること。ドイツ語のmund(口)とtherapie(治療)からきた言葉。申し送りなどで、「A医師より16時30分からB様のムンテラを予定しています」)
・メディカル・アドバイザー(医療機器メーカーにて看護師資格と臨床経験を活かして、主に病院向けの自社製品及びサービスの企画・提案、導入時にインストラクターとして活躍します)
【や・ら・わ】
・ラパ胆/ラパコレ(腹腔鏡laparoscopeを用いた胆嚢摘出術cholecystectomy )
ブロック(神経ブロック療法)
・レセ(レセプトの略。また、月初めにレセプト作成・点検・発送作業をする事)
【アルファベット】
・C(英語のcriesから。虫歯のことです。程度の応じてC1からC4まで分類されます)
・CRC(治験コーディネーターと呼ばれ、SMOに所属し、担当医師をサポートするほか患者に対する治験の説明、治験のスケジュール管理、各種データの収集・管理など行います。患者の側に立って、治験がGCP(臨床試験の実施基準)を遵守し、人権を尊重して実施されるよう支援する仕事となっています)
・CRF/Case Report Form(症例報告書)
・CRO/Constract Reserch Organizationの略
(受託臨床試験実施機関のことを指します。「製薬企業側を支援する企業」のこと。
CROの主な業務は‥
1 試験実施計画書(プロトコル)の作成:サンプルサイズの設定・解析方法・調査表の設計等に関するコンサルティング業務を行い、臨床試験を実施できるようにする。
2 症例登録業務
3 モニタリング業務:臨床試験に参加する医療機関を訪問し、担当医師へ内容説明、進捗状況の確認、調査表の記入依頼・回収を行う。
この業務はCRA(臨床開発モニター)とよばれる職種としてとても注目を浴びています。
4 DM(データマネジメント)・統計解析業務:CRAにより回収された調査表データの入力・精査・固定・集計・解析等を行います)
・CRA(臨床開発モニターと呼ばれ、CROに所属し、主に治験に際しての主な業務、治験契約、モニタリング業務、CRFチェック・回収、治験終了の諸手続き等を行います。医療機関での治験が、立てられた治験計画の下に適正にが行われるよう監視し、決められた期間内に正確に治験を実施することは臨床開発の要となっていることから、非常に重要性の高い仕事となっています)
・CT/Clinical Trial(臨床試験)
・CTD/Common Technical Document(承認申請データ項目の配列表及びデータ概要)
・DOA(dead on arrival、病院到着時死亡)
・DIV(点滴のこと)
・DM(糖尿病 diabetes mellitus)
・do.(ラテン語のdittoの略 「同じ」の意。日本ではドゥと読むが外国ではディトーと読まないと馬鹿にされるらしい。
do処方:前回と同じものを処方すること。前回と同じ薬を出すとき、調剤薬局の調剤歴(病院でいうカルテみたいなもの)に、処方内容を「do」と書いて省略する)
・ER/Emergency Room(救急救命室)
・ED/erectile dysfunction(勃起不全)
・GP/General Practitioner (physician) 診療所
・GCP/Good Clinical Practice(医薬品の臨床試験の実施に関する基準)
・GLP/Good Laboratory Practice(医薬品の安全性試験の実施に関する基準)
・GPMSP/Good Post Marketing Surveillance Practice(医薬品の市販後調査の実施に関する基準)
・GMP/Good Manufacturing Practice(医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準)
・IV(静脈注射のこと)
・IC/Informed Consent(インフォームド・コンセント 「正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。近年SDM (shared decision making) という概念が提唱されている。これはICよりも患者の自己決定権をより強化するという考え方である)
・ICD/International Classification of Disease(国際疾病コード)
・ICH/International Conference on Harmonization(ヒト用医薬品の承認審査の為の調和を図る国際会議)
・K、Ca、○(癌。ドイツ語のKrebs、英語のcancerから。肺癌であればカルテに「肺K、肺Ca、肺○」と書かれる)
・MR(1. 英語のmedical representative、医薬情報担当者。要するに製薬会社の営業担当者なのだが医薬品情報の提供を名目に医局内に立ち入る特権を持つ。2. 英語のmitral regurgitation、僧帽弁閉鎖不全、心臓弁膜症の一種。3. 英語のmental retardation、精神遅滞、法律用語では知的障害という)
・PMS/Post Marketing Surveillanceの略
(市販後:新薬発売後に医薬品メーカーが行う調査で、日常診察下での医薬品の有効性、安全性の確認とともに、市販前:治験では得られなかった医薬品の適性使用についての情報収集、提供を目的として行われます。市販後調査の実施はGMPSP:医薬品の市販後調査の基準によって医薬品メーカーに対して義務付けられています)
・QC/Quality Control(治験の品質管理)
・SMO/Site Management Organizationの略
(治験実施施設管理機関のこと。CROが治験関連業務について製薬企業を支援するのに対して、SMOは治験を実施する「医療機関を支援する企業」として医療機関が携わる治験の各種事務手続きや、治験を実施する医師の業務を支援しています。多くの場合、治験コーディネーター:CRCを医療機関に派遣して、治験業務の支援を行っています。
SMOの主な業務は‥
1 医療機関での治験を開始するための補助
2 医療機関での治験を実施するための補助
3 IRB:治験審査委員会の設立・運営の補助)
・SOP/Standard Operating Procedure(標準業務手順書)
・SDV/Sourse Data Verification(原資料との照合・検証)
*ドイツが医学先進国であったため、ドイツ語起源のものが多くなっています。
参考にさせていただいたHP
http://www.medicalplanet.jp/other/word09.php
http://www.qpi.co.jp/yougo.htm
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/news/gyokai_w/gyokai_w_01.html
http://dogatch.jp/ungler/special/kentei/08_00.html
http://hattatsu.jugem.jp/?eid=401
http://www.med.nihon-u.ac.jp/home/furuichi/ber_medicalterm.html
http://www.honda.or.jp/tikashitu.index.html
ウィキペディア(Wikipedia)