食べ物の好みは十人十色
今日は、臭い食べ物あれこれについて集めてみました。
●世界一臭い食べ物
・「臭い食べ物ランキング」の抜粋 小泉武夫教授（東京農業大学）「納豆の快楽」から
・臭みの強さを測定するアラバスター(臭気測定器)という器機を使用し臭みを数値化し、（数値：Au=アラバスター単位)が高いもの程臭いということです。
１位：開缶直後のシュールストレミング**8070Au
２位：ホンオ・フエ(韓国のエイ料理)**6230Au
３位：エピキュアーチーズ(缶詰チーズ)**1870Au
４位：キャビック(海ツバメの醗酵食品)**1370Au
５位：焼きたてのクサヤ**1267Au
６位：鮒鮓**486Au
７位：納豆**452Au
８位：焼く前のクサヤ**447Au
９位：たくあんの古漬け**430Au
10位：中国の臭豆腐**420Au
11位：ニョクマム(魚醤)**390Au
参考1：著者である小泉教授の脱ぎたての靴下**179Au
参考2：脱ぎたての野球部の学生のストッキング**274Au
●シュールストレミング (Surströmming)
・スウェーデン発祥の缶詰で、ニシンを塩漬けにして、缶の中で発酵させた漬物の一種。
・スウェーデン語でシュル (Sur) は「酸っぱい」を、ストロミン (strömming) はバルト海のニシンを意味する。
・発酵が半年から一年続くと、生じたガスによって円筒形だった金属缶は丸く膨らむほどになってしまう。こうした状態の缶はスウェーデン各地のスーパーマーケットでよく見られる。
・多くの航空会社では、飛行中の気圧低下により内圧の高いシュールストレミングの缶が爆発する恐れがあるとして、航空機内への持ち込みを禁じている。
・こうした発酵・保存方法の起源については、遠い昔、塩の値段が高かったため塩漬け食品も高く、その代用だったという説がある。
・臭いはきついですが、塩味がきいていてお酒にはよく合います。つけ合わせのポテトサラダやトマトと食べたり、堅いパンの上にスライスタマネギとバターなどをのせて食べたりするのがスウェーデン流。
・毎年春につけ込んだものが夏に解禁になりますが、その頃になると、新聞紙上で「今年はこのメーカーのシュールストレミングがうまい！」といった記事が載るほどです。夏場の気温が高くなりすぎると、ニシンが発酵しすぎて溶けてなくなる事があり、なかなかお目にかかれない年もあります。
・缶詰には２タイプあり、アタマと腸の入ったより臭い物と、アタマと腸の入っていない臭いの控えめな物があります。
・いずれにせよ、屋内で缶を開けると、その部屋は 1ヶ月ほど臭さで使えなくなります。スウェーデンを旅行される時には、ホテルの部屋では食べないようお気をつけ下さい。
・単価：3,780円（輸入食品の川口貿易さんの場合）
☆シュールストレミング一時販売見合わせ～Posted at 2006.04.04
・シュールストレミングがヨーロッパ主要航空会社から空輸禁止の措置をとられました。どうやら、靴爆弾や火気のような扱いをされてしまうようなのです。
・今、スウェーデンの誇る、伝統的な珍味がグルメ界から外に追いやられようとしています。チーズやシャンペンを棚に上げスウェーデンの誇る発酵食品へ一方的に攻撃するのは愚と言えるでしょう。シュールストレミングが航空機内で爆発した例は一度もありませんし、缶ごと真空パックにするなどの対策はとられているのですから。
参考にしたHP
http://www.maemuki.com/x/archives/2004/07/14_1208.php
http://kuraha5.ti-da.net/d2006-04-14.html
http://www.ssksports.com/fjallraven/column/fr/column030401.html
http://www.kawabo.com/item/rodaulven.html
http://homepage3.nifty.com/JunOk/alcohl/kusa/kusa1801.htm
http://amor1029.exblog.jp/1631599/
http://blog.duva-lulea.com/?eid=43263
ウィキペディア（Wikipedia）ほか
今日は、臭い食べ物あれこれについて集めてみました。
●世界一臭い食べ物
・「臭い食べ物ランキング」の抜粋 小泉武夫教授（東京農業大学）「納豆の快楽」から
・臭みの強さを測定するアラバスター(臭気測定器)という器機を使用し臭みを数値化し、（数値：Au=アラバスター単位)が高いもの程臭いということです。
１位：開缶直後のシュールストレミング**8070Au
２位：ホンオ・フエ(韓国のエイ料理)**6230Au
３位：エピキュアーチーズ(缶詰チーズ)**1870Au
４位：キャビック(海ツバメの醗酵食品)**1370Au
５位：焼きたてのクサヤ**1267Au
６位：鮒鮓**486Au
７位：納豆**452Au
８位：焼く前のクサヤ**447Au
９位：たくあんの古漬け**430Au
10位：中国の臭豆腐**420Au
11位：ニョクマム(魚醤)**390Au
参考1：著者である小泉教授の脱ぎたての靴下**179Au
参考2：脱ぎたての野球部の学生のストッキング**274Au
●シュールストレミング (Surströmming)
・スウェーデン発祥の缶詰で、ニシンを塩漬けにして、缶の中で発酵させた漬物の一種。
・スウェーデン語でシュル (Sur) は「酸っぱい」を、ストロミン (strömming) はバルト海のニシンを意味する。
・発酵が半年から一年続くと、生じたガスによって円筒形だった金属缶は丸く膨らむほどになってしまう。こうした状態の缶はスウェーデン各地のスーパーマーケットでよく見られる。
・多くの航空会社では、飛行中の気圧低下により内圧の高いシュールストレミングの缶が爆発する恐れがあるとして、航空機内への持ち込みを禁じている。
・こうした発酵・保存方法の起源については、遠い昔、塩の値段が高かったため塩漬け食品も高く、その代用だったという説がある。
・臭いはきついですが、塩味がきいていてお酒にはよく合います。つけ合わせのポテトサラダやトマトと食べたり、堅いパンの上にスライスタマネギとバターなどをのせて食べたりするのがスウェーデン流。
・毎年春につけ込んだものが夏に解禁になりますが、その頃になると、新聞紙上で「今年はこのメーカーのシュールストレミングがうまい！」といった記事が載るほどです。夏場の気温が高くなりすぎると、ニシンが発酵しすぎて溶けてなくなる事があり、なかなかお目にかかれない年もあります。
・缶詰には２タイプあり、アタマと腸の入ったより臭い物と、アタマと腸の入っていない臭いの控えめな物があります。
・いずれにせよ、屋内で缶を開けると、その部屋は 1ヶ月ほど臭さで使えなくなります。スウェーデンを旅行される時には、ホテルの部屋では食べないようお気をつけ下さい。
・単価：3,780円（輸入食品の川口貿易さんの場合）
☆シュールストレミング一時販売見合わせ～Posted at 2006.04.04
・シュールストレミングがヨーロッパ主要航空会社から空輸禁止の措置をとられました。どうやら、靴爆弾や火気のような扱いをされてしまうようなのです。
・今、スウェーデンの誇る、伝統的な珍味がグルメ界から外に追いやられようとしています。チーズやシャンペンを棚に上げスウェーデンの誇る発酵食品へ一方的に攻撃するのは愚と言えるでしょう。シュールストレミングが航空機内で爆発した例は一度もありませんし、缶ごと真空パックにするなどの対策はとられているのですから。
参考にしたHP
http://www.maemuki.com/x/archives/2004/07/14_1208.php
http://kuraha5.ti-da.net/d2006-04-14.html
http://www.ssksports.com/fjallraven/column/fr/column030401.html
http://www.kawabo.com/item/rodaulven.html
http://homepage3.nifty.com/JunOk/alcohl/kusa/kusa1801.htm
http://amor1029.exblog.jp/1631599/
http://blog.duva-lulea.com/?eid=43263
ウィキペディア（Wikipedia）ほか