心の調律

大切にしたいこと、大切なものをご紹介します

オペラ見物

2008年09月23日 14時16分37秒 | 趣味
先週末、オペラ見物に行ってきました。見物というのは、意味があり「大江戸版好色男のファルスタッフ」だったからです。
歌舞伎や芝居のように見物するような気軽な気持ちで来てくださいという意味もあるのだそうです

ファルスタッフはヴェルディが80歳の時に作曲した喜劇。
「世の中すべてが冗談だ。人間みんな道化師で、人間全部がいかさま師。誰もが人を笑うけど、最後に笑うものだけが、ほんとうに笑える人なのだ」

主人公のファルスタッフは落ちぶれた武士で金はないが、プライドだけは高い、うぬぼれ屋。飲む金欲しさに、金持ちの美しい女房に二人に同じ文面のラブレターを送り、ひっかかった方からこづかい銭をせびろうととする。しかし賢い女房たちは、その魂胆を見抜き、仕返しを考えつく。さんざんな目にあっても、もう一度誘われれば、鼻の下を長くして、ふらふらとついて行ってしまう、お人よしのファルスタッフ。しかも、すごいメタボ。

 最高の喜劇だけあって、随所で笑え、そして、歌の素晴らしさに酔えました

 自分が少しだけ声楽を学び始めているので、声の出かたとか、身体とか、顔つきなど、とても勉強になりました。

 やっぱり、プロはすごい

芸術の秋・・・みなさんも楽しいイベントを見つけてはいかがでしょう?

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