
ひそやかに春への準備を始めるようです。
このギャラリー「夢たまご」は、元「国鉄 妻駅」だった所のすぐ近くにあります。
今週から3週間の会期で、これらにまつわる展示会が始まりました

~妻線廃線30周年記念事業~
思い出の妻線 メモリアル展 (絵画・写真ほか)
展示期間 : 11月11日(火)~11月30日(日) 3週間ですので、間の月曜日も開館致します。
開館時間 : 10時~17時 (最終日は16:00まで)



妻駅西地区商店街振興組合の主催となっています。
先だって行われた「散策ウオーキング」…この展示会…
そして11月30(日)のイベントへと企画は繋がっていきます。



~作者の言葉より~
ここは終点杉安駅のホームである。九州山脈の山がそこに迫ってきている。
ホームには誰もいない。雑草と赤さびた線路が強く印象に残る。
あと何日かで消えるこの路線も何となく淋しい。
秋も深まれば杉安峡も山々が紅葉し、日向嵐山としての多くのファンを観光客に呼んだ。
それがダムによる汚染・妻線の廃止という二重のパンチに、この杉安駅も消えていく。
この杉安駅では九州山地から筏で運ばれた木材が、ここから汽車に積み込まれ、県外に輸送された。



他には線路(実物)・駅員さん、乗務員さんグッズ・記念キップ・機関車ミニチュア・
さらに、廃線に伴う市民の俳句や短歌などを展示。





車掌さん(バスガールと言っていましたね)のこのカバンと紺の制服。女の子の憧れの職業だった時代もありました。
妻線が廃止になった後も、10年くらい国鉄バスは走っていたそうです。
この写真のご本人が、たくさんの思い出話をして下さいました。

佐土原駅~西佐土原~黒生野~妻~穂北~杉安 という20分くらいで終点に着くと言うこの路線

どれほどの人々の夢や希望を運んだことでしょう。
どうぞ、懐かしいふるさとを思い出し、味わいにお出かけ下さい。
鉄道マニアの方にも楽しい展示会です。
次回は、11月30日(日)に妻駅跡駐車場とその周辺で行われる、楽しいイベントについてお知らせ致します。































次回の展示会のお知らせ
展示会名 : 税田啓一郎 絵画作品展
展示期間 : 12月2日(火)~12月7日(日)
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