2012年7月5日深夜0時40分ごろ、湖南省長沙市内の道路が突然陥没し、通りかかったBMWが穴に落下。死者1人、ケガ人3人の事故となった。南方都市報が報じた。
記者が5日昼に事故現場を訪れたとろこ、陥没した場所は繁華街の湘江路の中ほどで、湘江大堤防の風光明媚な一帯と隣接している。
事故が起きた路面は広い二車線道路のセンター部分で、現場には巨大な円形の穴が見えた。直径約6~7m、穴の面積は30㎡近くあり、深さは約8m。事故発生後、現場は隔離され、作業車両が緊急の修復工事を行っていた。
事故を目撃した女性・李(リー)さんは、「BMWが落下するのをはっきり見た。助手席の女性は血まみれだった」と話す。
彼女は昨日深夜、ちょうど事故発生現場を通りがかり、目の前でBMWが落下するという衝撃の一幕を目撃した。李さんと数名の目撃者の説明によると、突然の突然地面が陥没した時、1台の湖南省EナンバーのBMW730セダンが回避できず穴の中に転落し、クルマには男性3人、女性1人が乗っていたという。事情を知る人物は「事故の前、数人は湘江のほとりでお茶を飲み、湘府路の友人宅へ向かっているところだった」の述べている。
「BMWのすぐ後ろに広汽ホンダのセダンがいたが、突然、前のBMWが見えなくなり、急ハンドルを切って難を逃れた」、事故発生当時、現場の付近にいたという労働者は「ホンダのクルマは前輪もパンクした」と記者に話した。もう1人の目撃者は、後ろにいた広汽ホンダのクルマは前輪が穴のふちまで近づいていたが、急ハンドルを切って危険を回避したという。
昨日の当局の回答では、専門家の初歩的な分析により、事故は古くなった排汚管が破損し、長期にわたり流水で土が流されたことで陥没を引き起こしたと判断した。具体的な原因は現場を掘り起こして状況を調査するという。
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