すたばさ行った
仕事終わりの 明け番
すぐに帰宅ができずに 職場に ぐずぐず残っていたから
そのぐずぐずの いやあな 感じを 振り払おうと
寝ぼけ眼で 車を運転して じゃすこのすたばへ
すたばでコーヒー頼むと
食べものも一緒にいかがですか?とかわいいおねいはんが
私に訴えかけてきた
小鹿のように かわいい ぴちぴち おねいはん
いつものわたしなら
何言ってるんじゃ うるせえな おれはコーヒーを頼んでいるんだ
食いたいものは 山ほどあるけど 我慢しとるんじゃ ぼげえ
なあんて 思いながら 右手を左右に振る
いらねえよ コーヒーだけだよというサインを送るはず
だけどお その時は 明け番のまぬけな あたまで
おねいはんと対峙したので
かわいいおねいはんに 従ってみようかなあと思ってしまった
えむだね
おねいはん いろいろ なんか説明していたが
私の意識は 朦朧としているので もはや聞いていない
老眼で 商品の名前もよく見えない
なんとか ようやく よめる商品があり それを頼む
あー私らしくない行動だったなあと振り返る
私らしいってなんだろう そんなもんは 無かったはずだよなあと思い出す
コーヒーと なんだかわかんない バター何とかというお菓子を受け取り
その場を立ち去ろうとすると
そこにある はちみつをかけると おいしいですよおと
背後から小鹿の鳴き声のようなかわいい声がかかったが
もう そんな言葉に対応する 力は 残っておらず
小鹿ってこんな声で鳴くんだとかばかくさいことをかんがえるも
無視して 着席
とかいのすたばとちがって 席は 十分あいておる がらがらあ
いただきまあす
あーおいしいのか おいしくないのかわからん
老人なので 味覚も ヤバくなってきたのかなあ
塩辛いものへの反応が鈍くなるって聞いているけどお
これは 甘いのになあ…なんて
おねいはんに従い はちみつとやらをかけたらよかったのかなあ
あれえ あそこにあったのは はちみつだったかなあ
メイプルシロップでなかったっけ
まあ なんでもいいや どっちも きらいだしいなんてなことをぼんやり考え
ちんたら 食った
食いながらも職場のことを 思い出す
職場と距離を置き 考えないようにしても
おもいだしちゃうよお
アレとアレをアレしなきゃあ
ああああ
今日は 休みなのにい
アレをやらなきゃ
くそおおおおお
わしのきゃぱを超えておる
さくさくできない
しょんぼり
今日も すたばで散財 しようかな…
他の食べ物は いらないよ
おなかすいてないし お金ないし
なあんて
からんでみた
そんなはんしゃかいてきなことはことは しません
妄想です
からむもうそう