しつらい教室「食和家」

歳時記を楽しむ
年中行事の由来を知り
季節に添う暮らしを彩る

「雛祭り」みんなあつまれ

2013-03-12 14:27:10 | しつらい教室「食和家」
今日は楽しいひなまつり」
雛とは「ひいな」小さくてかわいいと言う意味です。
参加された方も楽しみながら流し雛のしつらいをされていました

あられで川の見立てをし、人形で穢れを祓います。皆様の流し雛が出来ました。

元気で育っている子も、お星様になってしまった子も「みんなあつまれ」
炒り米を道しるべにこっちにおいで、散華をいっぱいまきました。百合根は和合、母子草、小さな柑橘も添えました。

直会の薬膳ご飯はなんたって蛤のお吸い物そばの実いり、干しえび入りターメリックごはん、お豆腐を巻いたきゃべつ白味噌あんが絶妙、わかめとセロリの和え物、蓮の実餡の桃饅頭です。これらの食材はこの時期、身体に必要な力を与えてくれるんですよ。

私も子供の頃、お雛様を箱から出す時、紙なのか布なのか何ともいえない香りを今でも覚えています。
次回は「花祭り」お釈迦様のお誕生日のしつらいを行います。筍を使い稽古をし、薬膳会では筍を食し、楽しく美味しい会になると思います。ご参加お待ちします。