ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

王妃様の誕生日

2011年08月12日 16時16分40秒 | タイ文化
 母の日 วันเฉลิมพระชนมพรรษา สมเด็จพระนางเจ้าฯ พระบรมราชินีนาถ 


今日、8月12日(金)は、タイでは母の日。
タイ語では 「ワンメー」。
タイにも母の日がある。
   


タイ人にとって大いなる母と言えば、王妃様。
日本と違う意味を持つのは、この母の日が、現シリキット王妃の誕生日だということ。
タイでは、王妃様の誕生日=母の日 なのだ。
   


もちろん、父の日もある。
現プーミポン国王の誕生日、12月5日がタイでは父の日。
王様をこよなく愛するタイの人たちはこぞってお祝いする。


さて、母の日には日本ではカーネーションを贈るのが一般的。
タイでは、母の日に贈る花はジャスミンの花。
この国でジャスミンは母親の愛の象徴とも言われている。
   
   

母の日が近づくと日本ではカーネーションの値段が急騰するが、
同じくタイでも、
ジャスミンの価格が倍に近い値段にまで急騰する。
どこも商売上手。


王妃様の誕生日=母の日 とはいえ、同時に母親に感謝の気持ちや愛を示す日でもあるため、
この日、母親から遠くはなれたところに住む人は、
お母さん、元気?会いたいよ、と 母親に電話する。
友達のタイ人は
「朝9時にお母さんに電話して、自分が一番乗りだと思ってたのに
 弟がその1時間前にすでに電話していた!」
と、くやしがる。



日本と違うびっくりな点は、当日一日アルコール類の販売が禁止であるというところ。
仏事や、国王様関係の祝日は、タイではアルコールは禁止となり、
販売されないのだ。
タイに来たばかりの時はそれを知らずにセブンイレブンで店員さんから注意され、
全く意味が分からなかった。


そして、王妃様の生まれた曜日の色である、水色、
そのシンボルカラーにあふれる。
みんなが水色を身につけてみんなで喜びを表現する。
街中に水色の服の人があふれ、
ちなみに、バスにも王妃様のマークが記されるなど、
この日はあちこちで特別仕様が見られ、
お祭りに近いさわぎになっていいる場所だってある。
   


この日は朝のタンブンも、水色の服を着ているタイ人たち。
この国王・王妃様を頂に掲げたタイ人の団結力、すごい。
    

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