ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

大使館からのお知らせ  インラック首相声明

2011年10月25日 04時18分38秒 | JICA事務所
深夜、大使館からの緊急一斉メールが届く。





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タイ在留邦人の皆様へ
                    【大使館からのお知らせ】
                                                緊急一斉メール

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        バンコク都における降雨・洪水被害に関するインラック首相の声明
                  (2011年10月25日現在)

25日、20時半より、インラック首相は、バンコク都における洪水被害に関して、テレビで声明を発表しました。
(以下は、当館館員がインラック首相の声明を聞き取ったものの骨子です。声明の正確な内容につきましては、
タイ政府から正式な声明文が公表され次第、改めて確認いたします。)

1.タイの北部から中央部を通って大きな水の固まりが流れてきている。水の流れのエネルギーは受け止められる
  能力より大きいため、水はバンコクの内部と外部に侵入する可能性あり。

2.洪水による水位は、水をどれだけコントロールできるかによって違ってくる。また、土地の高低により一定ではない。

3.(バンコク)西部では北から流れてきた水は、ノンタブリー、バンプラットに影響を与えている。バンコク都は堤防
  を強化しているが、水は受け止められる能力を超えており、トンブリ及び周辺地域で平均して50センチの洪水と
  なっている。

4.(バンコク)北部では、流れ込む水は運河の戸を閉めホックワー運河から排出し、バンコクの中心を流れないよう
  対処しており、うまくいけば洪水による水位は50センチメートルを越えない。

5.(バンコク)東部では、ラピーパット運河やクロンセープ運河を使って海に流すが、当初の計画通り進んでも、
  この地域は他地域より低いことから、洪水の水位は1~1.5メートルが見込まれる。

6.最悪のケースとして、堤防が崩れる、又は、水位が予想を超えるような場合、バンコクは場所によって高低が異なる
  ことから、洪水の水位は10センチメートル~1.5メートルとなると見込まれる。政府は影響が最小限となるように
  努力するが、本日より国民も万一に備えて財産を高い場所に移して欲しい。

7.水位が上昇する27~31日を臨時の休日とした。他方、洪水対策従事者は引き続き協力して欲しい。
  政府は食料品や生活必需品の確保、水や電気の質の確保に最大限取り組む。

8.国民はパニックになってはならないが、同時に万一に備えて欲しい。この危機を乗り越えられると確信している。


  ○日本大使館ホーム・ページ
    「タイ洪水被害関連情報」http://www.th.emb-japan.go.jp/



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