建設業許可申請等に係る制度改正

おはようございます。群馬県伊勢崎市の行政書士、安部 敏（あべ さとし）です。

今朝も晴天、そして日中は猛暑日の予想、暑くなりそうです。

昨日は群馬県行政書士会の「建設業実務研修会」でした。

建設業の制度改正があり、この１１月からの施行に当たり、県の建設企画課の
主任を講師に、改正点の主旨説明の研修でした。

建設業において、下請企業を中心に、雇用、医療、年金について、法定福利費を
適正に負担しない企業があって、そこで働く人の公的保証が確保できないことや、
同業者間の競争上での不公平、等の改善を理由に行われる制度改善で、研修の
概要は以下２点でした。

１．建設業の許可申請時の添付書類への保険加入状況の追加
　　平成２４年１１月以降、建設業の新規許可・更新・許可変え・業種追加
　　を行う建設業者が対象で、保険加入状況の確認資料を許可申請資料に
　　添付が必要。
　　保険未加入の場合、建設業者に対して指導書を発行、加入状況の報告を求め
　　従わない場合は営業停止等の監督処分もあり得る。

２．経営事項審査基準の改正
　　社会保険未加入の建設業者が経営事項審査を受ける場合には評価点が
　　大きな減点になる。

これから許可申請や更新等の時には保険加入が必須の条件になる方向の
制度改正がスタートします。


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