介護福祉士国家試験の監督

ちょっとした関係で介護福祉士国家試験の試験監督をしました。

国家試験なのでいつもとは違う雰囲気。やや緊張します。
とにかくマニュアルが細かい。
・問題冊子の包みを開封するときは受験者に見えるように…
・途中でトイレに行く場合は受験票を預かって受験番号と氏名を特記事項に記入する。
・携帯電話を持ってて鳴ったらOUT…などなど

センター試験の漏洩が問題になったけど、あれは本当に内部の人間か印刷した人でしょうね。試験監督者でさえも試験が始まるまで、問題を見ることはできませんし、本部の人も同様でしょう。非常にがんじがらめな感じです。試験の運営自体はシナリオが決まってて、それ通りやれば問題無いのですが、台詞が結構長かったりします。あとは1時間35分と1時間55分の間、立ったまま何もすることが無いのが非常に辛いです。時給に直すと割の良い仕事なのですが…

介護福祉士の資格ってどんなものか、実は知らないのですが受けに来た人のほとんどが30代～40代のお姉さま。まあ、おばちゃんが多かったです。すでに介護関係で働いてる方で資格があると給与とかの面で有利になるのかな？あまり試験に慣れてない方が多かったので、会場で迷子になってる方が結構いました。
ともかく、こういった試験の緊張感はなんとも言えません。試験を行う方もなんか一生懸命になってしまいます。

とはいえ、あまりにも試験時間が長いので問題見たり顔写真の照合したり…。女性の顔写真の照合はムズカシイ！男性の受験者はすぐに判るんですが、女性の受験者は髪が伸びていたり、眉を剃っていたり…あと、女性は写真を撮る際、綺麗に撮りすぎてしまうため、実物と比べるは至難の業です。(嫌味ではなく、ほんと合成写真とは言わないまでも、全然違うんですよ！)。そういえば前に試験監督したときにあまりにも顔が違う方がいました。マニュアル通りに隣の部屋の試験監督も読んで比べてもらうと「別人？」。本部の人も読んで比べてもらうと「あやしいね～」。結局最後の手段で運転免許証を見せてもらいました。結局、受験者本人だったのですが、顔写真は6年前の写真だそうです。色んな人がいます。

他に、介護福祉士のネタで記事書いた人いるかな？