それはトウゾクカモメです。
お気に入りの一枚。
こっち見てます。
脇や下尾筒に横斑が多いので若い個体でしょう。
底引きトロール網を引いて、それのおこぼれを狙ってミズナギドリ類やカモメ類が集まってくると彼らもやってきます。
トウゾクカモメが遠くから一直線に飛んでくる姿はカッコイイ!!
彼らは名前の通り、カモメやミズナギドリの餌をしつこく追い回して獲物を横取りしたり、食べた物を吐き出させたりするらしいです。
【ミツユビカモメ(左)を追うトウゾクカモメ(右)】
実際にこのように、カモメ類を追い回すシーンは頻繁に見ましたし、
以前にも、こういうシーンは何度も見た事がありますが、
カモメが餌を吐き出すシーン、つまりトウゾクカモメの狩りが成功したシーンは見たことがありません。
今回も注意深く観察したのですが、一度だけカモメを追い回した後に海面に降りて何かを啄ばむ姿を見たに過ぎません・・・
彼らの狩りの成功率はどの程度なんでしょうか・・・
心配になります(笑)
文献では普通に自ら餌をとることもあるようですが、そんなシーンにはでくわしませんでした。
そんな心配はさておき、海で見る彼らは「海鳥のギャング」、「海の猛禽類」。
カッコイイです。
それに加えて、羽衣も色々なバリエーションがあり見てて飽きません。
以前にも書きましたが、
おそらく、淡色型から暗色型にかけてグラデーション的に様々な個体がいて、
なおかつ完全な生殖羽になるまでに、カモメ類のように数年をようするのでしょう。
今回はかなりの個体数を、それも鮮明に撮ることができました。
全ては紹介できないですが、一部を載せます。
上の3個体はいわゆる淡色型だと思います。
一番下の個体は換羽で中央尾羽がない「非生殖羽」だと思われます。
どの個体も似ているようで、お腹の白色部の大きさや胸の黒いバンドの太さに個体差があります。
これはほぼ完璧な暗色型。
初列風切の白色部(フラッシュ)以外に淡色部位はありません。
このような個体は成幼の判別がつきにくいです。
これらの個体のように、脇からお腹にかけてや下尾筒、上尾筒に横斑が見られる個体はおそらく若い個体なのではと勝手に思ってます。
そしてこの横斑は年をおうごとに減っていくのではないと・・・
こうやって色々な個体を見ていると興味がつきません。
こんなに多くの個体を一度にかつ近くで見れる機会はそうはないと思います。
定期航路からの観察では不可能に近いでしょう。
そういった意味でも今回の航海はとても貴重な経験になりました。
また乗りたい!!
お気に入りの一枚。
こっち見てます。
脇や下尾筒に横斑が多いので若い個体でしょう。
底引きトロール網を引いて、それのおこぼれを狙ってミズナギドリ類やカモメ類が集まってくると彼らもやってきます。
トウゾクカモメが遠くから一直線に飛んでくる姿はカッコイイ!!
彼らは名前の通り、カモメやミズナギドリの餌をしつこく追い回して獲物を横取りしたり、食べた物を吐き出させたりするらしいです。
【ミツユビカモメ(左)を追うトウゾクカモメ(右)】
実際にこのように、カモメ類を追い回すシーンは頻繁に見ましたし、
以前にも、こういうシーンは何度も見た事がありますが、
カモメが餌を吐き出すシーン、つまりトウゾクカモメの狩りが成功したシーンは見たことがありません。
今回も注意深く観察したのですが、一度だけカモメを追い回した後に海面に降りて何かを啄ばむ姿を見たに過ぎません・・・
彼らの狩りの成功率はどの程度なんでしょうか・・・
心配になります(笑)
文献では普通に自ら餌をとることもあるようですが、そんなシーンにはでくわしませんでした。
そんな心配はさておき、海で見る彼らは「海鳥のギャング」、「海の猛禽類」。
カッコイイです。
それに加えて、羽衣も色々なバリエーションがあり見てて飽きません。
以前にも書きましたが、
おそらく、淡色型から暗色型にかけてグラデーション的に様々な個体がいて、
なおかつ完全な生殖羽になるまでに、カモメ類のように数年をようするのでしょう。
今回はかなりの個体数を、それも鮮明に撮ることができました。
全ては紹介できないですが、一部を載せます。
上の3個体はいわゆる淡色型だと思います。
一番下の個体は換羽で中央尾羽がない「非生殖羽」だと思われます。
どの個体も似ているようで、お腹の白色部の大きさや胸の黒いバンドの太さに個体差があります。
これはほぼ完璧な暗色型。
初列風切の白色部(フラッシュ)以外に淡色部位はありません。
このような個体は成幼の判別がつきにくいです。
これらの個体のように、脇からお腹にかけてや下尾筒、上尾筒に横斑が見られる個体はおそらく若い個体なのではと勝手に思ってます。
そしてこの横斑は年をおうごとに減っていくのではないと・・・
こうやって色々な個体を見ていると興味がつきません。
こんなに多くの個体を一度にかつ近くで見れる機会はそうはないと思います。
定期航路からの観察では不可能に近いでしょう。
そういった意味でも今回の航海はとても貴重な経験になりました。
また乗りたい!!