庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

日本の将来ビジョン

2007-06-09 05:18:37 | Weblog
小泉政権から安部政権のこの6年間で「日本」はどのように変わったのだろうか?小泉政権では「改革だ!改革だ!」と大騒ぎし、安部政権では「美しい国、日本」と叫んでいるが、この6年間でメリットを受けた人たちは、「政治家」「高級官僚」「一部の経営者」たちだけである。
両政権ともに、明確な、日本の将来ビジョンが示されていないように思える。アメリカ型の社会にするのか?ヨーロッパ型の社会にするのか?独自の日本型社会にするのか?まったく見えてこない・・・
両政権では、アメリカ型を目指しているように思えるが、完全な自由社会・競争社会ではない。政治家と官僚の利権の温床である「規制」については、以前よりも強化されている。
小泉政権時代、改革、改革と叫んで「特殊法人」などを解体したが、結果は「独立法人」などと変貌して生き残っている。
独自の日本型社会の実現は可能か?世界でも類をみない「年金制度」は、デタラメな運営により5000万件+1430万件にも及ぶ宙に浮いた年金。国民の納めた年金をグリーピアなど無駄な施設を作り、二束三文で売却している。
一日でも早く、新しい「政党」「リーダー」の下で「日本の再生」を図ってほしいものである・・・・・