俺が台湾及び上海であれこれ食べまくった中で最も美味しいと思う一品はくしくも同じものだ。
それは買った翌朝に食べる排骨弁当である。
翌朝というのは、つまりはご飯が完全に冷えているということ。
これに夜市で買った香腸(台湾式ソーセージ)を一本付ければ極上の朝飯が楽しめる。
自助式の弁当は旅のガイドブックには登場しないものの、俺に言わせればこれを外しての台湾や中国の旅は極めてもったいない。
更に俺なりのこだわりを言えば、ご飯は別皿式ではなく同皿式が理想だ。
同皿式はご飯の上にメインの排骨なり何なりがドカンと乗っているやつ。
副菜である選べる野菜が三種類付きというのが一般的な自助弁当スタイルだが、どれもがまりに美味しそうに見えるのであれこれ指を指し過ぎると、追加料金は全くいいとして、ご飯が別皿になるので注意が必要だ。
副菜三種類の排骨弁当で200~300円くらい。
台湾や中国を旅していて、「これ、日本でやったら絶対当たるやろうな」と思う商売がいくつもあるが、自助式排骨弁当もその一つだ。
大阪にはないが、東京ならあるのだろうか。
だとしたら次回チェックしてよう。