「ず」と「た」の違いは大きい in 紀伊長島

今年の休みは長かった人も多いのではないだろうか。
私は、代休と休日出勤があって、26-27日休み、28日休日出勤、29-4日正月休みと変則であった。
７日連続の休みは、家の事や両実家に行ったりして、釣りはご法度。
28日出勤の代休6日を楽しみにしていた。
休みが長いのは嬉しいような、早く釣りに行きたいような、ホントに妙な感覚だったよ。

どこに行こうか迷う。
串本も長島も尾鷲も梶賀も良さそう。
二木島も捨てがたい…。
12月からグレ釣り始めて？、まだ40㌢釣ってない。
ぼちぼち釣らないとね。
悩んだ挙句、紀伊長島に決定。
50㌢を狙ッちゃる！！

６日深夜、長福丸の駐車場に到着、飲んで仮眠。
少ないだろうと思ったが、既に３台の車があった…（好きな人多いな）
６時前に７人を乗せて河岸払い。
船頭に最近の状況を聞きながら沖に出る。
昨日は黒島で51㌢が出たらしい。
水温16.5度で ちょっと下がり気味であるが、年末から尾長らしきバラシもかなりあるとのこと…（喜）

西穴、中村、黒島に下ろした後に八ノ瀬へ船を向けた。
希望としては、尾長が回っているという中村のハナレに降りたかったが、八ノ瀬３番に渡礁。
ベタ凪の若潮とはいえ、これから上げてくるのを思えば、ちょっとコソバイ程の低い磯。
（ＴＯＰの画像は、渡礁直後の潮が目一杯引いてるところです。）
でも、まぁ、デカイの釣りたいと言って此処に下ろされたのだから、船頭の考えもあるのでしょう！
八ノ瀬には、隣の４番（更に低い）やハナレ（更に更に低い）には降りた事があるが、３番は初めて。
渡礁後にマイクでレクチャーを受ける。
長福丸の船頭は、元グレ釣師なので、良いアドバイスをくれますよ。
ただし、太仕掛け推奨で細ハリス小針でばらすと相手にしてくれません。
ここの常連は、竿２号・道糸４号・ハリス５号・ハリ１０号です。
50㌢のグレをタモ網を使わずにハリスを持ってズリ上げます。
ホントですよ。

さて、タックルは1.7号竿に３号通しです。
船頭はハリス４号針10号以上を薦めますが、僕としては口太狙いなら最強タックルですわ。
針は速手の８号をくくり、ウキはグレセンサーFのG2です。
ウキ下３ヒロから始めます。
足元のサラシにボイルを入れながら準備したので、１投目から来るかもと期待しましたが、エサ取りも多いようです。
竿を置いて日の出に爆釣祈願…

したら、釣れました30㌢級。。。あははっ！
こら！ホントに爆釣かと思いましたが、続きはサシエが取られっぱなし。
偏光を掛けるとキタマクラが数匹います。
こんなもんやなぁと思います。
でも、こいつらがエサ取ってるのかと思うと、それにしてはハリスが無傷…（？？？）
ひょっとしてと思い、ハリスにアタリウキを入れて1.5ヒロにすると絵に描いたようなアタリで30㌢級が釣れました。
連発・連発・連発！
25㌢位も混じりますが、表層のキタマクラを交せばグレが釣れます。
ライブウェルに５枚入れた時点で嫌になりました。

あれこれ悩んで工夫した結果の良型含む３～５枚ってのが好きです。
今日は「型」を釣りに来てるのです。
「数」は求めてません。
それに、僕は食べない（食べきれない）魚は釣らない主義なので、これらの魚をどうするかを考えてしまいます。
よく近所に配る等と言いますが、あまり好きでは有りません。
近所に配るぐらいなら、資源を残せって思います。
まぁ魚を頼まれていたら、別ですが…。
キャッチ＆リリース、これまたピンと来ません。
でも、この調子で釣るとライブウェルは直ぐに溢れます。




で、ウキ下を３ヒロに戻しマキエの効いてる外側や沖、際々を狙いましたが、若干…ほんの若干だけ型は伸びましたが、大差なしに終わりました。
はぁ～

40㌢のグレは居るのだろうかと思いながら、船に乗り込みました…。

画像は納竿直後の八ノ瀬３番と２番です。
中央手前が３番の高場でその左隣の高いのが２番です。
若潮の満潮時ですので、大潮の満潮時は完璧に海の中ですだ。


でも、やはり釣る人は釣るのですね。
港に戻ると50㌢も出てたし、より数釣りもあったようです。
ふぃ～50㌢はおろか、40㌢も遠いなぁ～



◆タックル
竿：1.7号
リール：ＬＢＤリール3000番
ミチイト：ザイト・フラッシュ磯3号
ハリス：ザイト・磯フロロ3号
ハリ：オーナー・速手グレXの7～9号
ウキ：釣研・グレセンサーFのG2、全遊動X-VのB
エサ：ボイル６キロ

■釣果
口太：35㌢級までいっぱい（キープ１０枚）
キタマクラ、コモンフグ

～追伸～
当日に２枚を食した。
後は、３枚を味噌漬け、２枚をフライ等用冷凍、１枚を塩焼き用に冷凍。
明日は、ホイル焼きで２枚を食する予定。
家族は、50㌢よりこのサイズを喜びます。
食べる事を思えばね…（汗）